量子力学の基礎 ~第2回「新しい『世界観』に出会う」
第2回新しい世界観に出会う
シュレーディンガーの猫については第1回を見てください。
https://note.com/imherenow/n/n0b5be86be051
そして重ね合わせということがどういうことかは理解できたとしても、腑に落ちない感じもあると思いますので、もう一度別視点でお話できればと思います。
本当なのかというところについてもシュレーディンガー方程式というものがあることや、現実の世界でも使わていることを簡単に説明します。
また、量子力学でき100年経った今でも、正しい解釈というものはなく一長一短あります。ただ色々な解釈に触れることで、ものごとを見る新しい視野、視点、世界観に触れることができるので、わかりやすい解釈のものをピックアップしてお話します。
そして本でもスピリチュアルと量子力学が書かれた本があります。2つのポイントを注意してもらえたら、楽しんでもらえたらと思います。
最後に個人の考え、最後は自分という考え方をお伝えします。
第1回のときに「生きている状態」と「死んでいる状態」が重なり合っていることの説明をしました
疑問の2つ目として重なり合っているという考えでよいと思うかもしれませんが、改めて通常考えたら、青酸カリの瓶が割れたら猫が死ぬんだから、1シンプルに考えてもいいんじゃないかということを別の解釈を通して見ていこうと思います。
どう解釈したらいいか
改めてシンプルに考えてみましょう。
蓋を開ける前は「生きている」または「死んでいる」はずであり、
蓋を開ければ生きた猫もしくは死んだ猫に会うことになります
もしラジウムではなくて、サイコロを振って奇数だったら、瓶は割れず、偶数だったら瓶が割れる装置だったら、どうか。
この場合はもちろんサイコロを振って時点で運命は決まります。サイコロを投げて、例えば5だったら、奇数なので瓶は無傷であり、猫は何事もなくにゃーにゃ―と動いているだけで、もし4だったら、偶数なので瓶は割れてしまって猫は呼吸困難で死んでしまっていて、蓋を開けようと開けなかろうと、おじさんとは無関係に猫の人生は決まります。
では、量子の世界では何が起こっているかもう一度見てみましょう
ラジウムから放射能が出ているか出ていないかは第1回の野球場を飛び回る電子の話の通り、観測されるまでは電子の位置が明確に定まらず、あらゆる状態にあることになります。そのためラジウムから放射能が出ている状態でもあり出ていない状態でもあり、青酸カリの瓶もそれに伴って割れている状態でもあり、割れていない状態もあることになる。そして猫の生死も両方の状態があることになる。
そしておじさんが蓋を開けたときに、野球の話同様、ホームランだったのか三振だったのかがわかるように、猫の生死がわかります。
次を担う世代のために、リモート稽古のために空手着や道具作成やリアルな稽古出張のために使います。