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責任のマインドフルネス

責任という言葉の意味はわかるが、実際の社会の中でどうじぶんと関わっているのか、となると腑に落ちにくい


責任というと、何かあったときの責めを負わされるというイメージがつよい。

上記のように、責任に対する英訳としてresponsibility, accountability, liability とそれぞれ 遂行責任、説明責任、賠償責任とある。

一人の人間が責任を取るとなったときに、抱えきれる責任と抱えきれない責任もあるだろう。

◯起点はどこにあるか
→自分が行ったことである
→自分がなにもしてなかったら、何も起こらない
→手を上げれば、空気が動く、声を発すれば空気を振動させる

◯次に起こることは何か

それこそ英語で言うresponsibilityであり、周りの反応である

→なにもしてなければ周りは反応しない
→手を上げたときに人にぶつかれば、人は痛がる
→声を突然出したら、人は驚く

人々の反応は様々である

◯人の反応に対して、適切な対応をどう取るかが責任なのかもしれない

→手を上げて人にぶつかって、痛がってたら
1. ごめんねという(responsibility)
2. ぶつかったことに対して、経緯を説明する(accountability)
3. ぶつけて怪我してたらお金を払って賠償する(liability)


ここまでだったら、責任についてだいぶ理解はできるが、ここから先にさらに
それじゃ納得いかないという、相手の反応に対して適切な責任は何かとなると、すごいふにゃふにゃした人間関係の渦に巻き込まれる。

結局は人間に対する反応の仕方である。


たとえ手を上げて、空気を動かしたとしても、空気や地球に対して、責任を取ろうとする人はいないだろう。

やっかいな妙な反応をする人間に対する反応の仕方が責任なのだろう

責任感、責任力を鍛える方法

責任感や責任力を鍛えるためには、意識的に自分の行動やその結果に対して責任を持つ姿勢を養うことが重要です。以下にいくつかの具体的な方法を挙げます:


1. 自己認識の向上

- 自己評価: 自分の行動や決定がどのような結果をもたらしたかを振り返り、自己評価を行う。

- フィードバックの受け入れ: 他者からのフィードバックを積極的に受け入れ、改善点を見つける。


2. 目標設定と計画

- 明確な目標設定: 短期的および長期的な目標を設定し、その達成に向けた計画を立てる。

- 優先順位の管理: 重要なタスクを優先し、効率的に時間を管理する。


3. コミュニケーション能力の向上

- 明確なコミュニケーション: 他者とのコミュニケーションを円滑に行い、期待される役割や責任を明確に理解する。

- アサーティブネス: 自分の意見を適切に表現し、他者の意見にも耳を傾ける。


4. 自律と自己管理

- プロアクティブな態度: 問題が発生する前に予防策を講じるなど、積極的に行動する姿勢を持つ。

- タイムマネジメント: 自分の時間を効果的に管理し、期限を守る。


5. 継続的な学習

- スキルアップ: 自分の職務に関連するスキルや知識を継続的に学び、向上させる。

- リーダーシップトレーニング: リーダーシップに関するトレーニングやセミナーに参加し、リーダーシップ能力を高める。


6. エシカルな判断

- 倫理的な行動: 倫理的な基準に基づいて行動し、誠実さと正直さを維持する。

- 社会的責任: 自分の行動が他者や社会に与える影響を考え、社会的責任を果たす。


7. ストレス管理

- ストレス対策: ストレスを適切に管理し、精神的な安定を保つ。

- リラクゼーション: 趣味やリラクゼーション活動を通じてリフレッシュする。


これらの方法を実践することで、責任感や責任力を高めることができます。重要なのは、日々の生活や仕事の中で一貫して責任を持った行動を心がけることです。

責任のマインドフルネス方法

仕事や日常業務と絡めたマインドフルネスの手順を具体的に紹介します。これらの手順は、職場でのパフォーマンス向上やストレス軽減に役立ちます。


1. 一日の始まりにマインドフルネス

- 朝の瞑想(5分間): 一日の始まりに5分間、静かな場所で座り、呼吸に集中します。これにより、心を落ち着かせ、一日のスタートを整えます。

  - 手順:目を閉じて、深呼吸を数回行い、その後、自然な呼吸に意識を向けます。思考が浮かんでも、それを手放して呼吸に戻ります。


2. デイリープランニング

- 意図を設定する(3分間): 今日のタスクや目標に対して意図を設定し、一つ一つの行動に集中することを意識します。

  - 手順:今日の最重要タスクを3つ書き出し、それに対する意図や期待を心の中で確認します。「今日はこのタスクに全力を尽くす」といった簡単なフレーズを繰り返します。


3. タスク開始前のマインドフルネス

- タスク間の短い瞑想(1~2分間): 各タスクを始める前に、1~2分間の短い瞑想を行い、心をリセットします。

  - 手順:次のタスクに取り掛かる前に、目を閉じて数回深呼吸し、意識を呼吸に集中させます。これにより、次のタスクに集中しやすくなります。


4. ミーティング中のマインドフルネス

- アテンティブリスニング: 会議やミーティング中、他者の発言に対して注意深く耳を傾け、先入観や評価を避けて聞くようにします。

  - 手順:相手の話を聞く際に、心の中で「今、この瞬間に集中する」と繰り返し、発言内容や非言語的なサインに意識を向けます。


5. マインドフルなランチタイム

- マインドフルイーティング(10~15分間): 昼食を取る際に、食べ物の味や食感、香りに集中します。これにより、食事の質が向上し、リフレッシュできます。

  - 手順:一口ごとに食べ物を噛みしめ、その味や食感を意識します。食事中は他のことを考えず、目の前の食べ物に集中します。


6. 午後のエネルギーチェック

- 午後のミニ瞑想(3~5分間): 午後のエネルギーレベルを保つために、短い瞑想を取り入れます。

  - 手順:午後のスランプを感じたときに、3~5分間の瞑想を行い、深呼吸を通じてエネルギーをリセットします。


7. 仕事の終わりにリフレクション

- 一日の振り返り(5分間): 一日の終わりに、今日の出来事や自分の反応を振り返り、学びを得る時間を設けます。

  - 手順:今日達成したこと、学んだこと、改善できる点をノートに書き出します。感謝の気持ちを持ち、ポジティブな点を見つけます。


8. 帰宅後のリラクゼーション

- 帰宅後のリラックス(10分間): 帰宅後、リラックスするための時間を確保し、ストレスを解消します。

  - 手順:静かな場所でリラックスし、深呼吸をしながら、今日のストレスを手放します。軽いストレッチやリラクゼーション音楽を聞くのも効果的です。


まとめ

1. 朝の瞑想で一日をスタート

2. デイリープランニングで意図を設定

3. タスク開始前に短い瞑想

4. ミーティング中のアテンティブリスニング

5. ランチタイムにマインドフルイーティング

6. 午後のエネルギーチェック

7. 一日の振り返り

8. 帰宅後のリラクゼーション


これらの手順を日常業務に取り入れることで、マインドフルネスを実践しながら適切な反応力や責任感を高めることができます。


マインドフル・コミュニケーション


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