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爽風の重ね ~ダイアローグアートから得た閃きのお話~

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対話を通して出てきた気づき、自らの世界観を書き出していく記事を集めていきます。 「対話」を通してほんの少しでも自分の世界観や相手の世界観に「ゆれ」が起こり、ほんの小さいものでも…
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2020年7月の記事一覧

キャラクターは「セルフ」か?

芸大生と作品制作を通しての対話。考えさせられたのは「セルフと思う写真を撮ってください。ただし、自分の顔以外を写したとして。あなたは何をセルフとしますか?」という問い。そのやりとりの中から出てきた「キャラクター」とは何かについて、考えてみる。

◇キャラクターとは?
キャラを作る、という言葉が生まれたのはいつごろだろうか?少なくとも、私の子どものころには「キャラ」という言葉はあったように思う。ぶりっ

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ことばの先にあるもの

・いぬがあるく

・ぼうがある

さて?

もしかしたら、お読みの方は「あたったのかな?」と考えたのではないだろうか?

人は、なにか「文脈」を読み取ることができる。今回の場合は「犬も歩けば棒に当たる」ということわざを補助線にして、「いぬがあるく」と「ぼうがある」をつなげたことになる。

人の考えにも、「文脈」は存在する。そして、その「文脈」をうまくほかの人に伝えることができたとき、話し手の「伝え

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