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7月第3週〜海の日各種イベント〜

はじめに

 私の旅の中心となることが多いものに御船印がある。初めは長距離フェリーに乗ることが多いにも関わらずそこまでお金を落としていなかったのでせっかくなら記念になるものを、と思い買い始めるようになった。御船印のほとんどが通年販売しているものだが中にはイベント時のみの販売もあり今回はその御船印を手に入れるために東京に行った。本当は前日に東京にいる予定があったのだが無くなったので朝イチで移動することになった。

青雲丸

 まず最初に向かったのはJMETSという教育関連の団体が所有する船である青雲丸である。こちらがイベント時にだけ手に入れられる御船印を売っている船だ。
 中は船の学校と寮が一緒になっているという感じで大学みたいに傾斜のある教室があったり各階に冷蔵庫があったりした。フェリーに乗り慣れると特別大きくは感じないがその中に詰まっている感じにロマンを感じる。見学ということで船の内部には学生さんが各所に配置されていてなんでも気軽に質問ができるようになっていた。食堂近くの学生さんが食事についての質問を受けていて、服が白いから汚れやすい食べ物(つまりはカレー)は嫌だと仰っていて理由がとても可愛らしかった。御船印は最後に無事ゲットして暑い船内から脱出。
 ちなみに後日談としてこの乗船をきっかけにこの団体が主催している体験航海に応募することになった。帆船に乗って学生さんと一緒に学ぶというもので時間がある今だからこそだと思い応募したが結果はまだ返ってきていないのでドキドキの日々が続いている。

旗が豪華

宗谷

 暑さもあったので歩ける距離ではあるがバスを使って海の日プロジェクトの会場へ移動。以前乗った宗谷の近くだな、と思いながら歩いていると宗谷のスタッフが会場への道でお絵描きイベントを開き宗谷の缶バッジを餌に人を奪っていて思わず笑ってしまった。大人も良いとのことだったので私もお絵描きしてもらった。その日は推し艦であるしらせのグッズを持っていたのでスタッフさんに話しかけられて是非宗谷もご贔屓に、と言われた。こういう交流は好きのきっかけになるのでとても嬉しい。

もらった缶バッジは鞄に付けた

海の日プロジェクト

 会場はクーラーで冷えておりこの季節それだけでとても有難い。まずは元気なうちにということで各企業ブースをまわって記念品をいただく。大体条件がアンケート回答かSNSのフォローなのだが既にフォローしていることが多くてお互い笑顔になった。長距離フェリーでは1番乗っているさんふらわあの方とスモールトークとしていつもの感謝を伝えることができたのでとても嬉しかった。他にも海自の方に話の流れで好きなしらせに実はまだ乗れていないという話をしたら某SNSのDMがその方への直通だから連絡くれたら案内できるかもしれない、と言われるという有難いお言葉をいただいたのだ。ただ申し訳ないが勧誘の方はお断りさせていただいた。

主な記念品達

 せっかく遠くまで来たからステージも見ようということで手旗信号と海自の演奏を聞きに行った。手旗はヒントなしでも意外と分かるのが面白かった。クイズも沢山あり当てるとドリンクホルダーが貰えるのだがさすがにそこは子供に譲る。
 海上自衛隊の音楽隊はリハーサルの段階からアナウンスを入れてくださり見れるものとして出してくれたのがとても嬉しかった。本番もそもそも知っている曲も多いしマーチ等の海自定番曲まで全部分かるからうきうきで聞いてしまった。今回は最前列で聞いていたのだが音圧と観客の手拍子が合わさって最強の迫力を持っているところである。歌姫と呼ばれている方の生歌も聞くことができたので大満足で帰ることができた。

最前列中央のとても良い席

おわりに

 今回遠くまでイベント参加しに行って疲れたがそれでも次に繋がる出会いが多かったので後悔はない。船が好きでその世界に飛び込むからにはやはりどんなものが好きなのかを知る必要があり、そのためには多くのものを見るべきなのだ。ありきたりかもしれないが次も参加したいという感想で締める。

特筆事項がなかったので省かれた光洋

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