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11月第4週〜東京九州フェリー、山口〜
はじめに
今回は所属しているインカレの企画で京都から関東に行くことだけが確定していた。せっかく下るならとリニューアルで月末から長期間閉館することが確定していた水族館に行くことにした。そこで問題になるのはその水族館が山口県にあるということなのだが、そこは船が解決してくれるので問題ない。
1日目
東京九州フェリー
バイト終わりに家に帰らず直接旅行に行けるとできることが増えるのでその練習も兼ねて直接横須賀に向かう。横須賀中央駅から徒歩圏内のターミナルへとことこ歩くと大きな建物と船が突然現れるので驚いてしまう。船に乗るときは大概港に向かって開けてくるので遠くから見えてどきどきする暇もないというのは新鮮だった。
いつもなら寝ていてもおかしくない時間に船に乗り込むと恒例の御船印を買ってBBQの申し込みをする。乗船時間が長いので昼間に行うアクティビティが充実しているのがこの船の魅力だ。その最中にはアナウンスで船旅に自信の無いお客様宛に酔い止め購入を呼びかけていて笑ってしまった。船旅の敵は空腹と眠気という自論によりその日は寝ることに。カプセルホテルのような相部屋だったのでとても寝やすい。
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2日目
引き続き東京九州フェリーでぐだぐだと時間を浪費する。13時30分の最終BBQに当選していることが確認できたので先にお風呂に入ることにした。露天風呂もドライヤーもあるし船のお風呂の中では最高ランクに良い環境である。サウナは興味がないのでパスし、露天風呂で風を感じつつ遠くのタンカーを見るという至高の時間を過ごした。その後もう一度露天風呂に入ったのでその日は家庭の煮物くらいなら勝てる茹で時間であった。
暇つぶしに長距離姉妹船あるあるのすれ違いをカメラに収め、トレーニング室でバイクを漕ぎ、映画を見たらやっとBBQの時間となる。1,800円は高い出費だが船という環境と1人でしていても奇異の目を向けられないことを合わせると出せてしまう。天気がよかったのもありのんびり食べることができたのも良かった。
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一眠りしていると日が落ちて下船となる。今度は降りて無料の小倉駅までの送迎バスに乗った。バスが出るときにスタッフのお姉さんがとても丁寧に綺麗なお辞儀をし続けていたのが印象に残っている。
3日目
関門汽船
小倉駅からの移動だったので全て電車移動としても良いが船の楽しさを知ってしまっているので関門汽船に課金することにした。中学生以上しか行けないオープンデッキは面白いがとても揺れる。その条件から大人がキャッキャしている姿を見れるのも良い。
海響館
今回の目的である海響館に開館時間に合わせて向かう。中に入ると関門海峡が近いという立地を活かし借景がいたるところに取り入れられた展示となっていた。説明はふりがながしっかりあるが内容は大人向けのものを噛み砕いた印象だったので恐らく小5,6向きといったところだろう。展示されている魚は山口県にあるということでふぐがいっぱいいた。他にもサメの卵、キングペンギンのヒナが当たり前のようにいて成長が見られないのがとても残念に思った。
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アクアシアターのショーは会場が関門海峡の面し船とイルカを同時に見ることができる良い場所である。ショーも台詞ががっつりある演劇仕立てで可愛さが伝わりやすい珍しいものであった。イルカとアシカが状況に合わせて繰り出される合図に合わせて技を見せる。特にそれぞれがもう片方の動きに合わせて技をする姿は初めて見るのもあり技の成功を祈ってどきどきしてしまった。
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おわりに
目的も無事達成出来て後は京都に向かうだけとなった。船があることで気軽に遠くに行くことができるのはとても有難いことだと思いながらこれを書きながら更に船の切符を生やしていく。船は乗れば乗るほど乗りたくなる魔法の乗り物なのかもしれない。