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4回目 PLATEAUのobjファイルをTouchDesignerに入れて表面を綺麗にする。

この記事は国土交通省ProjectPLATEAUの2023年度開催、
PLATEAU Hands-onの資料をnote用にまとめたものになります。
全4回に分けてnote記事にします。
よろしければ、合わせて解説動画もご覧ください。

目次

  1. PLATEAUとは?

  2. PLATEAUのobjデータをTouchDesignerに入れた時の表面

  3. 表面処理を綺麗にする方法

  4. FBXファイルについて

1、PLATEAUとは?

国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータプロジェクト

全国沢山の都市データがあり、商業利用も無料でOK!
研究や開発で多く使われているけど、コンテンツ制作の分野でも使えるし、
個人的にはコンテンツでの使用事例がドンドン増えてほしいと考えてます。

2、PLATEAUのobjデータをTouchDesignerに入れた時の表面

PLATEAUのobjデータをTouchDesignerに入れると、表面がもわっとします。

もわっとした表現


憶測ですが、PLATEAUで配布されてるobjデータは頂点座標のみ存在していて、TouchDesignerが面を自動的に生成してくれていると思うのですが、その処理がうまくいかないのではないかと思います。

ちなみに、objデータをblenderに入れてそのまま、objデータで書き出す表面は綺麗になります。
しかし、PLATEAUのデータは大量にあるので、すべてを再書き出しするのは現実的ではありません。

3,表面処理を綺麗にする方法

TouchDesignerにはobjデータの表面の処理を調整できるFacet SOPと言うオペレーターがあります。

Facet SOP

Facet SOPを接続して
Unique Points と Compute Normals をONにすると、ビルの表面が綺麗になります。

Facet SOPの設定
処理の比較

4,FBXファイルについて

FBXをTouchDesignerに取り込む方法に関してはjoeさんの記事がもっともわかりやすいので、こちらがおすすめです。


以上です。
PLATEAUは通常使っているobjデータとは違うルールで動いているので、それを理解するまでは少し面倒ですが、一度理解すると、とても手軽に使えるようになっています。皆様もぜひ使ってみてください。

TouchDesigner × PLATEAU 全4回のリンク


本件に関するお問い合わせは
info@imgee.tokyoまでお気軽にご連絡ください




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