リサーチはオワコン
ああ・・・驚くほどリサーチをしてない。 みんななんでそんなにすぐリサーチをしようとするん?しんどいやん。
リサーチがしんどいから続かへんのやろ?もう答え出てるやん。 僕だってイヤや。リサーチなんて13年前からずっとやってたけど、老眼も入ってきたしつらいねん。
クライアントの方々がZoomでの画面共有中に◯ー◯◯◯◯に手を伸ばそうものなら・・・。
あ、伏せ字にしてるけど、特定のサイトのことちゃうからな?
特別なアフィリエイト報酬を用意するのでお客様の声を書いてって依頼を受けて、 せっかく頑張って書いて顔写真まで晒したのに、急に約束を反故(ほご)にされた特定のサイトのことちゃうからな?
なにやってるんですかっ!リサーチは禁止ですよっ!
ってマイクゲージが真っ赤に振り切れるくらいの声量でガラにもなく標準語で叫びます。
うちはですね、リサーチ禁止なんですわ。せやな、二度漬け禁止みたいなもんやな。やったら出禁やで?
だって、考えてもみてや。リサーチで血眼になって探してるのって記念写真やで?記念写真っていうかスクリーンショット。
ある日、偶然にもヤフオクにふらっと訪れたお客様が買い物をされた時の記念写真であり、そこを切り取ったスクリーンショット。
その記念写真でもあるスクリーンショットに写ってる通りに仕入れて、写真の通りに売れまっか?
そういうの、守株っていうんやで?二匹目のドジョウを狙ってもそうなるという確証もないし。
せや。スクリーンショットやったら、ええもん見せたるわ。
この画像はリサーチせずに観察だけでeBayから仕入れてヤフオクで売って100万円の利益を出した正真正銘の売上管理画面のスクリーンショットや。
えっ?この画像見たことある?そうやで。この画像はウケがええからなんべんでも擦(こす)ってる定番のやつや。
僕のクライアントで𝕏のフォロワーでもある方から使っても良いと許可をいただいてるから、今後もなんべんでも使わせてもらうで。
一番言いたいことを言うわ。ここ、メモしといてや。
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メモの用意はいい?OK ほな行くで。
あのな、高級アンティークを仕入れてお客様に販売した後に直接コンタクトを取ることってあるやん?
え?ああ・・そう、取らへんの。そうなんや。
取った方が絶対にええで?
悪いこといわんさかいに、何らかの手段でお客様と直接コンタクト取ったほうがええで。これだけで収入上がったクライアント一杯おるからな。な?
何らかの手段を思いついたら、コメント欄に書いてな。
そういう時に意識してやってたことがあって、「私が出品した商品をどのように見つけられましたか?」 っていうちょっとしたアンケート。
てっきり、『ああ、◯ー◯◯◯◯で入札数の多い順番に並べて見つけたんですよー』とか返って来ると、思うやん?
また伏せ字やけど、あんたのところのツールじゃないっていうねん!これは個人の感想やし営業妨害でもないやろ?思ったたことも言えん独裁国家かここは!
ごめん、話がそれたわ。
で、そういう返事が返って来ると思って身構えてたのにやで、うちらのお客様、だーれも◯ー◯◯◯◯見てへんねん。びっくりしたやろ?
正確にはな、存在はご存知らしいねん。でもな、使ったこともないし、そもそもあっこ有料じゃないとちゃんとしたデータ見られへんやん。
なんでアンティーク蒐集(収集のことな。コレクションって意味)が趣味の方がな、売る側しか使わん有料ツールをわざわざ使う必要あんのん?
『いやいや、お客様だってアンティークを少しでも安く買いたいって思うでしょ?』
あのな?自分(キミ)、アンティーク仕入れ販売エアプか?
アンティークが価格で買われることもあるけど、マニアにとっては価格よりも欲しいか欲しくないかなの!
素敵なアンティークとは一期一会やし、その場を逃したら一生再会できひんっていう気持ちが募ったら、高くでも買ってくださるの!
なんなら、値上げしても今欲しいという気持ちが買ったら買ってくださるの!
お客様の気持ちなんて何も考えてへんのやな、自分ら。自分だけ気持ちよくなってへんか?
僕が一番言いたいことは、お客様が参考にもしていない売り手側に向けて作られたサイトで売値を決めるなってこと。
もっぺん言うで?
売値はうちら用のサイトで決めたらアカンってこと。
10年も前の情報なんて、為替も違うし、そもそも有料じゃないと見られへん情報やん。
買う側がお金払ってまで自分の欲しいアンティークが売れた価格を見に行くと本気で思ってるのん?
ほな、どうしたらええねん・・・。
観察をするんや。観察。か・ん・さ・つ。
観察は文字通り、よく観て察することや。
観察は仏教のことばで、カンザツとも読むんやけど、お釈迦様も自らを観察して悟りを開いたとも言われている。
あ、うちの実家はじいちゃんの代までお寺やったから、仏教エアプちゃうからな。どうでもええか、この情報は・・・。
(今すぐできるカンタンな観察方法)
✅ヤフオクの過去180日観察
・パソコン版なら、何かを検索してから一番右に出る「商品名」の 落札相場を調べる をクリックする。
・アプリ版なら検索後に▢落札相場にチェックを入れる。
・これで過去180日間の売れた新鮮なスクリーンショットが無料で見られる。
無料はキミが無料になるというよりも、もっと重要な意味合いがあって、お客様も無料で見られるっちゅうこっちゃ。わかるか?この言葉が持つダイナミズム。
お客様も見ている情報やから、信頼度★★★★☆くらいの情報や!役物落下・金セリフ・群・金文字字幕・矛盾発生くらいアツい。あ、矛盾は確定か。
✅メルカリでの過去に売れたもの観察
・何か検索して新しいもの順にソートする
・「販売状況」を「売り切れ」に絞る
アプリ版もほぼ同じで、新しい順のタブをタップして、絞り込み→販売状況→売り切れにチェックを入れる。
ヤフオクの新鮮なスクリーンショットと同じで、この情報もお客様が無料でご覧になってるから、信頼度MAXの情報やねん。
これら信頼度の高いスクリーンショットであれば、キミが出品する時の価格として参考にしてもええかなって思えるレベルやわ。
価格を参考にするだけじゃのうて、『この出品者は1枚目の写真がうますぎるわ。思わず買ってしまいそうになったわ、さすがやな・・・』とか
『なんでこんなに長い商品説明文書くんや!お客様の7割以上がスマホで見ているということ知らんのちゃうか、この出品者は・・・』とか
先人の踏んでいった雪の足跡をじっくりと観察して、良いものは取り入れて、悪いものは捨てていくねん。
これこそが、リサーチに疲れ果てた多くの実践者を救った観察のやり方やねん。
『観察もリサーチじゃん、バ◯じゃねえの!』 とかいう意見もあると思う。
おう、思う存分語り合おうやないか!言いたいことあるんやったらかかってこんかい!おう?いつでも相手になんぞ?
ほんで、なんでこんなことができるかっていうと、没入するくらいの勢いで買い手の気持ちになることやねん。わかるかな?
もうね、乗り移って買い手の視点でヤフオクやメルカリの画面を見ている。この没入感よ。
『商売では買う人の気持ちになりましょう!』みたいなものは聞いたことがあると思うんやけど、
お客様に乗り移って、お客様の視座で物事を見られるようになったら、もうアンティーク販売では何も困らなくなるわ。免許皆伝やな。
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