ベーグルより厚いクリームチーズが恋しくて
[2019.1.4投稿記事]
ブルックリンのWilliamsburgにほど近い、Mercy Ave駅の近くのホステルに泊まっていた時。ほぼ毎朝朝食は近くのHave-a-bagelというベーグル屋さんで済ましてた。
ニューヨークに来るのは2回目。日本では最近になってやっとベーグルサンドが出回ってきているけど、ニューヨークのベーグルはクリームチーズの量が日本の5倍はあると行っても過言ではない気がする。
何十種類とあるベーグルとクリームチーズの種類からお気に入りを見つけて自分でカスタマイズするのがニューヨーカースタイル。もちろん具(サーモン、レタス、ベーコン、スクランブルエッグなどなど)を挟むこともできるから、その時の自分の気分次第で何万とおりものオリジナルベーグルを楽しむことができる。
1週間のステイの間で私の"my best original bagel"になったのは、トーストしたシナモンベーグルにアップルクリームチーズを挟んだもの。しかもそのクリームチーズの量が半端なくて、日本でいうkiriのクリームチーズ2箱分くらいの量を1つのベーグルにたっぷりとサンドされる。
こうともなると、もちろん、ベーグルを1つ食べ終わる頃には重度の胃もたれにより気持ち悪くなるのだけど、満腹感と満足感はたまらない。
もう一つ、このお店でベーグルと同じくらい楽しみなのは、注文した通りにベーグルサンドを作ってくれるラテン系お兄さんとのフランクな会話。
私が少し迷った様子でベーグルを眺めていると、「今日はどんな1日にしたい?アクティブな感じ?それともスローな感じ?」と声をかけてきた。その日予定が詰まっていた私は、アクティブに動く日かな、と答えた。すると、「じゃあセサミベーグルにペッパークリームチーズの組み合わせはどう?」とお兄さんの偏見アイデアとはいえ、提案をしてくれた。
こういう会話が生まれる時、私はいつも、アメリカっていいなとおもう。出会って1秒でその人と友達になれる。日本にはないこの感じ、だから私はアメリカが好き。