私も所詮OLだった話
個人的にOLという言葉はあまり好きではない。
常に他とは違う存在でいたい!というくだらない気持ちが少なくない私は、大体の働く女性を指す、OLという言葉に、正直苦手意識を持ってる。
そもそもOLとは、”Office Lady”の略。
実はこの単語は、海外ではあまり通じないことが多い。通じたとしても、なんか下心があるような、そんなニュアンスに聞こえると思う。
では海外では何て呼ばれているか。
一般的には”Office Worker”が多いと思う。性別を分けずに、「働く人」を表すシンプルな言葉。
てか、そもそも、Office Manがないのに、なんでOffice Ladyがあるのか。Salary womanはないのに、Salary manはあるのか。
オフィスにこもって事務処理をするのは女性、外に出てがっつりお金を稼ぐのは男性。の意識が植え付けられていた時代にできた言葉だとおもう。
それをまだ使っている日本って変だし、ましてやLGBT等含めて2つの性別に分けられない人たちがいる中で、なんか遅れているなと思った。
でも、日本という国では、OLという単語が消えることは当分ないと思う。
最近では、OLという単語は、”働く女性”というイメージ以外にも、
毎晩むくみケアをする、月1でネイルをする、週3でヨガをする、やたら骨盤や姿勢を気にする、無駄に半身浴が好き、脱毛必須、オーガニックカフェ好きが1つのステータス、等々、様々なレッテルが張られている(気がする)。
もし、この当分日本では消えることのなさそうなOLという単語を、臨時的に肯定して、上記イメージをまとめて、OLと呼ぶのであれば、私もがっつりOLだ。と思った。
でもOLという言葉に苦手意識があることには変わりない。でも今の日本では、傍から見たら私もOL。日本に住む限り、そのレッテルは変わらないと思い、せっかくならそのいわゆるOLを極めることにした。
だから自信を持って「私はOLです。」と言えるように、OLを極める日々を綴るくだらないマガジンを作ったというわけで。