9段階昇級!
特別昇級リーグは優勝するとC1まで上がれるので、スタートラインのE3からだと8段階昇級です。
9段階昇級しようと思えば、事前の準備が欠かせません。
雀王戦最下層Fリーグの最下位です。
第4節と最終節で-363.2ポイントを叩き出しています。
栄えあるFリーグ初代最下位であり、22期の逆雀王です。
雀王仲林圭さんから逆雀王今田孝志の間に、リーグ戦に出場する全協会員が収まるわけです。
勢いで事前の準備と書きましたが、その前の22期前期のE3リーグからの降級が、本当の意味で9段階昇級の準備といえるでしょう。
1つ下がっておいたからこその9段階です。
昨年大塚翼さんがBIG1を獲ってD1からB1へ5段階特別昇級していますが、最高でB1までジャンプできるってことは、理論値は最大11段階昇級ってことですね。
普段いろいろとnoteを書いているので、せっかくこんな目立つことをやったんだから何か書くべきだろうと思ってここまで書きましたが、自分のことを書くのは難しいんですよね。
特昇リーグの記事としては、中島由矩さんに書いていただいたこちらを是非お読みください。こっちの方が面白いです。
私としてはちょっと感動したほど素晴らしい記事なのですが、感謝は感謝として、一部事実と違う部分があるのでそこは指摘しておきます。
ダウト!
私をfuzzカップの公式観戦記者に抜擢してくれたのは大浜岳さんでした。
そのことは中島さん自身がこちらで書いているので、わざとだと思われます。
次はこちら。
多分ダウト!
例として西園遥さん、柊みれいさん、速水あいりさん、与那城葵さんの記事がリンクされていますが、文体も内容もアルパカさんとは全然違います。
でも書いてありませんが、私、今田孝志が中島さんのnoteに憧れて書くようになったのは、事実です。
話は変わりますが、私が特昇リーグに出場できたのはチャンピオンロード・女流雀王シリーズに優勝したからなのですが、特昇リーグ期間中に何度か頭をよぎったのは同期の丹雄飛さんのこのポスト。
これを実現してやろうと思っていました。
丹さんもチャンピオンロードの優勝者でGC大会は決勝に進出しています。
同期のリーダー的存在です。いつもありがとうございます。
特昇リーグでも予選で戦いました。ドラが中の白中シャンポンダマテン12000もありがとうございました笑
さて、このnoteは実質ここまで。以下は読んでもらうことを前提にしない文章です。
チャンロー優勝後のnoteでも同じようなことを書きましたが、特昇リーグ優勝・9段階昇級なんて出来事、もう二度とないかもしれません(9段階昇級はさすがに絶対ない)。
以下は老後に振り返って楽しむ用の、100%自分のための日記です。
面白くないので、スルー推奨です。
3月16日第4回fuzzカップ決勝の日。予選1日目。
全4日間で一番ツイていたのがこの日。
一発ツモのハネマンが最初のアガリ。
リーチ後暗槓からの嶺上開花もあった。
20人中14人通過のところ連続トップスタートで、もう通過は固いところ。
3回戦。配牌いまいちで配牌降りのつもりで2、8あたりを捨てていき、3巡目くらいに「一応国士に向かっておくか」と遅ればせながら思う。
そこからバンバン入ってきて、13面待ちのリャンシャンテンになってしまう。「おいおい」と思っていたらさすがに1枚重なるが、それでも余りなしのイーシャンテン。必要な北と發は確か両方1枚切れで、まだいそう。
上家がチー。食い流れて下家がツモ切った牌が北。「張ってたよ」と思っていたら、次の下家のツモ切りが發。この国士は不発に終わるが、まあ出し所はここじゃない。
オーラスはかなり接戦の2着目。中をポンしてこんな形。ドラ1m
1m残してチャンタでアガるとトップ。ただ2着でほぼ通過確定で、放銃すればラス落ちまであるところだったので、1m切りで2着確保に向かう。
すぐに8s引きテンパイ。ここから2mを2枚、3mを3枚ツモ切ることに。「トップ狙いならアガってたな」を念入りに念押しされる。2p5pは引けずに終わるが、2着キープはなる。
3月20日。予選2日目
16人中9人通過。
この日はあまり覚えていない。
丹さんから12000アガったのが、この日の1回戦。
トップ・2着ときて、この時点でトータル2位。ボーダーまで80ポイントほどあり、3回戦2着でもほぼ安泰かという状況。
3回戦は超接戦になるが、2万点台トップを獲って盤石に。
3月30日。本戦1日目。
20人中12人が2日目に行けるが、2日目はポイント持ち越しで9位以下が3回戦で敗退するので、12位のボーダーと8位のボーダーを意識。8位で4段階昇級なので、目標は8位。優勝とか9段階昇級とかは、もちろんわかってはいるが狙う気持ちは一切なかった。
予選のような楽な展開にはならず、1回戦3着、2回戦2着。
3回戦は上と下が離れた展開で、私はトップ目で2着まで5000点くらいの差。3着・4着も接戦。中盤に3着目のダマに放銃。「ロン」と言われた瞬間は焦ったが、2600点で初トップ。
4回戦オーラス。トップまで1400点差の2着目。3着目は8500点ほどの差。3着目にマンガンツモられて捲られるが、トップ目が親だったため親被りで2着にはなる。
最終5回戦も2着。+59.9の5位で通過。
3月31日。本戦2日目。
3回戦時点で敗退になる9位まで49.9ポイント。
ラス1回分の猶予があるつもりで1回戦に臨む。
1回戦4000オールからスタート。ここでトップが取れればかなり楽になると思ったが、菅沼立鶴さんが親で四暗刻をツモ。その後もアガリを重ねて70000点台トップ。私は2着で耐え。
2回戦も2着。オーラス、8000放銃すると3着落ちのところで5巡目くらいにトップ目にダマで「ロン」と言われる。一瞬焦ったが、1300で着ダウンは免れる。
3回戦。私としては気持ち的には最終戦。+68.2の5位。9位まで60.3ポイント差。9位の坂本孝之さんと同卓だったので、坂本さんとのポイント差に注意。連帯ならほぼ通過。3着でも通過の可能性の方が高いが、同卓の坂本さんに逆転されていると、別卓次第では危うくなる。
3回戦は手が入らなかったこともあり、ひたすら降り。とにかく長く感じた。3着に終わるが、並びは良く卓内2位。別卓の結果待ちだが、多分大丈夫ではないか、と思う。
この時別卓では、陽南まこさんの5巡目東ポンしただけの5s-8s待ち小四喜が出ていた。震える。
別卓の結果が出て、5位で通過決定。この時点で昇級決定。緊張の糸が切れるまでいかないが、ホッとする。1日目から通して32122-223。協会ルールで8戦トップ1回だけだが、+44.8でなんとか通過。
4回戦。普通に打とうと考える。普通に打って現実的な1つでも上の着順を目指そうと。ただ周りはそうではなく、現在の所属リーグにより、2位以内縛りや5位以内縛りなどが発生している。当然打ち方にも制約がかかることになり、既に昇級が確定している立場はかなり有利(とあとで思った)。
4回戦は序盤リードするが、緊張が抜けて無理な押しで失点し、オーラス3着目に。リーチに生牌の白で5200放銃したのは明らかに良くなかった。
トップまで6300点、2着まで1300点差。
ゴツゴツした配牌がこんな感じにすんなりまとまり、ドラ6m切りリーチ。前巡に4pを捨てている。
トップ目から一発で7pが出て、裏ドラが2s。
12000で逆転トップ。
(うわっ。トップ獲れちゃったよ)
アガった瞬間の感想。
4回戦を終えて+102.6の3位。
2位の菅沼さんは1.7ポイント差で同卓。
1位の同期の黒田遼河さんは9.4差で別卓。
4位の高田大騎さんは15.4差で別卓。
(自分がトップを獲って黒田さんがトップでなければ、9段階あるかも。高田さんが大トップだとダメなパターンもあるけど)
誰でもリーチする手をリーチしてツモり、誰でも降りる手を降りて当たり前の進行でトップ目で局が進む。最終盤になり親以外がアガってくれなそうな状況になり、自分で前に出て蹴りにいって逃げ切りトップ。
(ヤバい。トップ獲っちゃった)
そして別卓のトップは高田さんだったが、15.4ポイント差を捲るにはいたらず、特昇リーグ優勝、9段階昇級となる。
こんなことがあるものなのか、と呆然としたというのが実際のところ。
これを書いている時点でもまだ呆然としている。
特昇リーグ後に、鈴木麻美さん、高田大騎さん、黒田遼河さんと食事に行きました。
こういう経験、ほぼなかったのでとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
当然麻雀の話をたくさんして、いろいろなことを教えてもらいました。
話す前からわかっていたことですが、実際に話して嫌というほどはっきりわかったのは、3人とも間違いなく私より圧倒的に強いということ。
見えている範囲や引き出しの数など、かなりの隔たりがありました。
この3人がまだ辿り着いていないC1リーグに私は行かなきゃいけないんですが、大丈夫でしょうか。
ボコボコにされるイメージしかないですw