点数計算。実戦で素早く点数申告するコツ。

はじめに

こんにちは。計算苦手な文系雀士です。

以前点数計算の覚え方noteを書きました。

自分でもびっくりするほどたくさんの方に読んでいただき感謝しています。

こちらの冒頭でも書きましたが、麻雀業界は本当に頭のいい人が多すぎです。
特に計算能力に関しては同じ人間とは思えないほどで、
こっちが「えーと、まずここがこうなって」と考え出したあたりで

「答は〇〇( ー`дー´)キリッ」

となるのが日常茶飯事です。
あれ、多分計算してないですよね。
見た瞬間に答がわかるんだと思います。

たとえば「12-4」という問題があるとします。
これくらいなら私でも、見た瞬間に8とわかります。

でも小学校低学年だとそうはいかず「10の位から10持ってきて、10から4を引いて6。6に2を足して8」と考えますよね。
ハイスペック雀士と私では、これと同じくらいの差があります。

たとえば
「12-4」なら私でも見た瞬間ですが、「126-73」だと結構がんばる必要があります。
ハイスペック雀士はきっとこれも見た瞬間で、

「1600×4」とか
「供託3本、4本場で1000-2000をツモった時の親・子それぞれとの縮まる差」とかも、

見た瞬間なんです。きっと。

私はそんなことできない文系雀士ですので、そんなことができない前提で、もっと簡単な方法で点数計算を覚えました。
計算能力には自信がありませんが、わかりやすく説明することには自信があります
計算や麻雀よりも、文章での説明の方が得意ですね、自慢ではありませんがw

そんなこともあって、多くの方に読んでいただけたのかなと思っています。
本当にありがとうございます。

点数計算自体を覚えたいという方は、ぜひこちらを読んでみてください。
副底を使わず、符は計算せずに数えるだけ。
これ以上、簡単な覚え方はないと自信があります。
もしわからないことがあればアフターサポートもします。

【再掲】


ところで点数計算をなんとか覚えたとして、次の課題は実戦でスムーズに申告できるか、ですよね。
「じっくり考えればわかるけど実戦ではなかなか」という方もいらっしゃるかと思います。

「それくらいできれば充分、充分。だんだん慣れてきてスムーズにできるようになるよ」

こんな風に言われることも多いと思います。
この意見、私としても基本的に賛成です。
「わかる」ようになっていれば、あとは慣れるしかないというのは、ある程度真実です。

でもどれくらいで「できる」ようになるかわからないまま、ただ慣れるために場数を踏み続ける、というのもなかなか大変です。
慣れるにしても、少しでも早く習得できるためのポイントみたいなものはないものか。
小技というか、コツみたいなものはないものか。

どうせ練習するなら少しでも効率よく、早くできるようになりたいですよね。

というわけで普段私もやっている方法や、ちょっとしたコツや、よくあるパターンなどを思いつく限りまとめてみました。
ツモかロンか、役の高め安めに符ハネの高め安め。一発や裏ドラが乗って翻数が急に増えるなど、スムーズな申告を妨げる要素はいろいろあります。

一瞬でできる人はいいんです。
私は苦手なので、今でもちょっとドキドキしながらいろいろ工夫しながらやっていますので、その方法をお知らせしたいと思います。

①卓の下で指折り

今でもやっています。
たとえばこんな手をテンパイしてリーチしたとします。

リーチ・赤1が確定。
高め4pだとタンヤオがつきますね。

1p出アガリだと2600点
4p出アガリは5200点。
1pツモは1000-2000
4pツモは2000-4000

一発や裏ドラがあると更に変動します。
書けばこれだけですが、慣れないうちはちょっとドキドキしますよね。
アガり方でアガリ点が全部違います。

こういう場合も、もっと複雑な場合も、指折り数えると数えやすくなります。

ところでツモった場合も、出アガリの場合も、動きは以下のようになります。
①ロンまたはツモと発声
②倒牌
③裏ドラをめくる
④点数申告

実際の場面で、この手をアガった時の私の動き(指折り含む)は以下のとおりです。

まず私は右利きですので、左手は卓の下にありますが、卓の下で指を2本出しています。

「リーチ・赤」の2翻の2本です。ここまでは確定してします。

他家が4pを捨てたとしましょう。その時の全体の動きと左手の指は以下のようになります。

元々指2本出しているところに、高め4pが出る。
①ロンと発声し、「3」と思いながら(高めタンヤオの1翻分)左手を卓の上に出して②倒牌。
左手を卓の下に戻しながら指を3本に。同時に右手を伸ばして③裏ドラをめくる。
(1枚乗っていた場合)左手の指を4本にしながら「8000」と申告。

こんな感じですw
これだけの文字数を費やして説明するほどのことでもないのですが、でももし左手の指を使っちゃダメと言われたらちゃんと申告する自信がありません。
それくらい常時使っている方法です。みんなもやってるのかなぁ?

頭の中だけで数えるよりもはるかに楽ですので、高め安めや一発や裏によって翻数が変わるのが苦手な人は、ぜひ試してみてください。

②8+2+2に注意。

頻出符ハネ。

「慣れる」というのは結局のところ、こういうのをパターンとして認識することなんだと思います。初めから意識しておけば慣れるまでの時間を短くできそうです。

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