Cinestill800tと元町中華街
さて、今回は僕の好きなフィルムについて勝手に語っていこうかな〜(唐突)
「勝手に」を付けておけば何でも許される風潮、いいぞ〜
と言うわけで、
今回Cinestill800tで横浜元町中華街を撮り散らかしましたよ。
ご存知ですか、このフィルム。カメラ屋さんで、まるで有毒のカエルの様な赤と黒の箱に身を包んだ異様なオーラを放っているあのフィルムです。
Cinestill800Tはタングステンフィルムと呼ばれ、白熱電球(街灯など)を
基準とし色再現します。デジタルカメラに置き換えて説明すると、
ホワイトバランスの設定を【太陽光】にするか【電球】にするかの違いです。
なので元々青っぽく発色するように作られているフィルムと認識してください。
(カメラのナニワさんのCinestill800t使用レビューページより引用)
中々クセが強いフィルムなので、これを使って撮った写真は見ればなんとなくわかります。故に結構熱狂的に好きな人が多く、外国人がよく使っているイメージがありますね。
と、まあ。
文字を読むのもこのあたりにして、早速写真見ていきましょう。
うーん、この雑多な感じ。中望遠でブチ抜くには丁度良いですねえ〜
左右に赤いフレアの様なものが確認できますが、これは静電気が感光してしまった物らしいです。多分興奮して急いでフィルムを巻き上げてしまったからでしょう。
神龍ってシェンロンで変換できるのか。知らなかったけどコイツ年中いるわけでは無いらしい。シャドウが青みがかっているのがよく分かる。
屋内での色味は確かに少し映画っぽい様な。光源の周りに滲む様なフレア?みたいなのが出現するのも大きな特徴。どこか夢ごごちで叙情的なニュアンスが生まれるね。
台湾のナイトマーケットのあの匂いがフラッシュバックする感じ。臭豆腐とかね。
日が暮れた頃。ISO800なので日没後もこれくらい光源があればまあ撮れる。
神龍のカメラ目線頂きました。願いは叶えた。ではさらばだ。
B.C.(Before Covid)2年頃の写真なので皆マスクを着けていないのが妙に新鮮。
とりあえずネオンだ、ネオンを撮れ!と言う謎の声に導かれ無心でネオンを撮りまくる。コイツ、直接脳内に…!?
空腹時に通り抜けるのは至難の技だと思われる路地。
腹ごしらえを済ませた僕に死角無し。
いかがでしたでしょうか。
このフィルムはやはり夕方から夜にかけて実力を発揮するのだと思います。
ちなみに日中だとこんな感じです。
…これはこれでエエな。
FUJIや普通のKodakに飽きてきたら使ってみるのも手です。
ただ一つ、唯一にして最大の欠点があります。値段です。
確か2500円くらい。えぐい。
2500 ÷ 36 ≒ 72円/枚。
これにプラス現像代なのでもう少し高いわけで。やはりえぐい。
だからまあ、お金の魔力を逆手に取って良い写真を取らなければいけないと言う状況を作り出し、否が応でも考えて写真を撮る事により上達を図ることができる、初心者におすすめのフィルムと言えます。(どういう結論)
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