この世でいちばんわかりやすいiPhoneアプリ開発のおはなし【Bool型の基本】
Swiftプログラミングでは、trueとfalseを使って「本当」と「ウソ」を示すことができます。
true
false
これらは真偽を示す値のリテラルです。
真偽値は「値同士の比較」を行なったときの返り値として利用されます。 値同士が「等しいかどうか」を比較するには、等価演算子==を使います。 反対に「等しくないかどうか」を比較するには、不等価演算子!=を使います。
10 == 10 // true
100 != 100 // false
「10は10と等しい」ことを比較した結果は、trueです。 「100は100と等しくない」ことを比較した結果は、falseを返です。
大小関係を比較することもできます。 大なり演算子>または小なり演算子<を使って、「どちらの値が大きいか」あるいは「小さいか」を比較します。
100 > 10 // true
100 < 100 // false
「100は10より大きい」ことを比較した結果は、trueです。 「100は100より小さい」ことを比較した結果は、falseです。
以上または未満を比較することもできます。
100 >= 100 // true
100 <= 100 // true
「100は100以上である」ことを比較した結果はtrueです。 「100は100未満である」ことを比較した結果もtrueです。
比較演算子は、文字列の演算も可能です。
"HELLO" == "hello"
上のコードは、同じアルファベットでも「大文字と小文字では大きさが異なる」ことを示しています。
大小関係を比較すると、文字列のサイズについて理解が深まります。
"A" < "Z" // true
"A" < "a" // true
"1" < "A" // true
"0" < "9" // true
上のコードを実行した結果は、「大文字より小文字が大きい」ことと「数字よりアルファベットが大きい」ことを示しています。
012...789 << ABC...XYZ << abc...xyz
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