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この世でいちばんわかりやすいiPhoneアプリ開発のおはなし【関数を学ぶ】
変数について知っておくと、このページの理解が深まります。変数については、こちらのページで説明しています。
手続きに名前をつける
ここでは、友達に挨拶をするためのプログラムを考えます。
var myFriend = "Charlie"
print("Hello, \(myFriend).") // Prints Hello, Charlie.
上のコードは、「やぁ、チャーリー」という挨拶をコンソールに出力します。
プログラムの中でこの一連の手続きを何度も実行する場合、名前をつけておくと便利です。 Swiftプログラミングでは、funcキーワードを使って一連の手続きに名前をつけることができます。
func helloMyFriend() {
let myFriend = "Charlie"
print("Hello, \(myFriend).")
}
上のコードは、「友達に挨拶をするための手続き」をhelloMyFriend()という識別子で呼び出せることを宣言します。
このように、funcキーワードを使って手続きを呼び出せるようにする仕組みを 関数 といいます。 関数名の最後には常に括弧()があります。また、関数名もロワーキャメルケースに従う慣習があります。 そして、波括弧{}で囲まれた部分は、関数の ボディ です。 関数のボディは、波括弧{}で一括りなったコードのブロックです。
このようにして定義された関数は、識別子で呼び出します。
helloMyFriend() // Prints Hello, Charlie.
名前の最後に括弧()があることで、呼び出した識別子が「関数なのか、定数や変数なのか」を直感的に判断できます。