疲れにくい!体力なしなしでも長時間VRする方法
やほほい。せぃが君です。
いわゆるVtuber活動をしています。
先日、公式VIVEアンバサダーに任命されました。
せっかくアンバサダーになったことだし、VRっぽい記事をということで、今回は体力なしなしでも長時間VRする方法を自分なりに書いてみようと思います。
VIVEさんの詳しい情報はこちら
www.vive.com
なお、公式情報ではなく、あくまで僕の経験則に基づいています。僕自身が体力なしなしフィジカルマンボウなので、そんな僕が配信などで長時間VRしなくてはならない時に使っているやり方を共有しようということです。
ではでは、いってみましょう。
先に結論: とにかく座ろう
フィジカルマンボウは立ち続けていると死んでしまうので、とにかく座りましょう。
幸い、主要なVRプラットフォームには、座ってプレイすることができるSeated playモードが備わっています。VRChatやcluster、あと明記されてはいなかったと思いますが、バーチャルキャストでもできます。
知ってるかたにとっては自明かもですが、これを知ってるのと知らないのとでは、体力消費が全然違います。
順にやり方を見ていきましょう。
VRChatの座り方
多分、一番簡単なのは、VRChatだと思います。
1) まず普通に3点トラッキングでログイン
2) ログイン後、椅子に座る
3) メニューを開き、Seated Playボタンをクリック
これで完了です。
座っている状態で、ちゃんと立ち姿勢が保たれていますね。プレイ中に立ちプレイに戻したくなったら、またメニューからモードを変えるだけです。キャリブレーションがいらないのがうれしいところですね。(そのせいか時々モードの切り替えが変になるけど、なんとかなる)
↑Seated Playはメニューの上から2番目、左から3番目
clusterの座り方
clusterの場合は、最初のキャリブレーション段階でSeated Playの案内がされているので、迷うことはないと思います。
↑座ってプレイのマーク
こちらも正常に立ち姿勢してくれてますね。
プレイ中に座りモードから立ちモードに変更することはできませんが、もともとclusterはアバターでできる表現が限られているので、それほど実害はないと思います。どうしてもモードを変えたい場合は、一度退席しての入り直しで対応できます。
バーチャルキャストの座り方
バーチャルキャストでは、特に案内はありませんが、キャリブレーション時に椅子に座った状態でトリガーを引くと、普通に座った状態でのプレイが可能になります。
↑この状態で、普通に座ってキャリブレーション
座った状態の場合は、通常よりも視界に映る物が全体的に小さく見えます。また、挙動上、床に落ちているものを拾いにくくなるので、SHOWROOMギフトやtwitterコメを降らせているかたは、床にギフトやコメが落ちないよう、先に台座を敷いておくとよいでしょう。
↑わかりにくいけど、周囲の物体などが小さく感じる
立ちプレイに戻りたい時は、立った状態でアバターを読み込み直せば、立ちプレイ状態に戻ります。座りプレイに戻りたい時も同様です。これはアバターを読み込み直すタイミングで、バーチャルキャストが毎回キャリブレーションをし直してくれているからです。
余談ですが、座りプレイ状態のまま立ち上がると、宙に浮くことができ、お手軽に飛翔ごっこができてオススメです。盛り上がること必至なので、一芸として忍ばせておくと、便利です。
↑飛んでいる
おわりに
というわけで、長時間VRするうえでの王道、座りモードの方法をまとめました。
「座った状態を立っていると認識させる」という仕組み上、しゃがみアクションは表現できなくなるのですが、そもそもHMD+コントローラの3点トラッキングだと、しゃがんだ時の挙動がおかしくなりやすい=滅多にしゃがまないので、そんなに損な対価ではないと思います。
メリットとしては、とにかく疲れにくいです。
ずっと立っている必要がないし、椅子次第ですが、もたれかかってヘッドマウントの重さを軽減すれば、肩こりもしにくくなります。あと、テーブルの飲み物に手が届きやすいし、寒かったらひざ掛けとかを掛けられるし、膝の上にキーボードを置いたり、とにかくくつろいだ状態でプレイできるのが利点です。
この方法に気付くまで、僕自身もVRモードは最長30分が限界だったのですが、座りプレイになってからは1~2時間くらいは平気になりました。まさにフィジカルマンボウの民にとっての救世主です。
僕のように体力なしなしすぎて、すぐにVRをギブしてしまった経験のある人は、ぜひぜひ試してみてください。
ではでは。よいVRライフを!
せぃが君でした。
PS:
これでも改善しない時用の、更に細かい体力なしなしTIPSもまだあるんですが、長くなりそうなので次回に譲ろうと思います。同じようなことでお悩みのかたは、ゆるっとお待ちください。
拡散とか協力してくれるとうれしいぞ。
記事を良き!と思った時に、BOOTHのブーストみたいに投げ銭できるみたい。いただいたサポートは、VTuber活動資金として大切に使わせていただきます。