動画制作の裏側【箕輪家ブランディング動画編】
ラーメン、好きですか?僕は好きです。
こんにちは、フリーランスで動画制作をしているイマトミユウキです。
僕はよく仕事でラーメンの動画を作ってます。
お店の名前は、”ラーメン箕輪家”。中野駅から徒歩5分くらいの場所にある家系ラーメンのお店です。店の雰囲気やラーメンの味など、めちゃくちゃ好きなお店です。
まじで最高なので、ぜひ一度行ってください。絶対。
先日、ラーメン箕輪家のブランディング動画を作らせていただきました。これです。
で、今回のnoteでは企画部分。どういう意図で企画を作ったのか、なんでこのストーリーなのか、カット別の意図などを全部書いちゃいます。
オープン祝いで
箕輪家の店主、まるちゃんから「オープン祝いでなにか動画を作ってほしい」と依頼を受けました。
当時の箕輪家のWebサイトには、終了したイベントの動画が載ってました。終わったイベントの動画をいつまでも載せとくのも変。じゃあ、長く使えそうで箕輪家を知らない人でもどんな店なのかわかるものがいいな。そう思い、箕輪家のブランディング動画を作ろうと考えました。
まず決めたのは、企画の方向性です。共感重視か、ビジュアル重視か。
個人的にも①がお気に入りでした。箕輪家の既存動画とは違う見せ方ができると思ったから。
一番大変だったとこ
シナリオ作成に一番時間かかりました。
シナリオが面白くないと動画にしても面白くない。しかも共感できるようにしなきゃいけない。いきなりそんなシナリオ書けません。無理。なので、とにかくブランディング動画、短編映画などを見まくりました。
で1週間後、最初にできたシナリオがこれ。
動画の最初は、「面白そう」って思ってもらわなきゃ見てもらえません。だから、ラーメン屋の動画なのに「こんな事なら食わなきゃよかった」から始めました。フックの効いた感じ。
主人公はまだ箕輪家に行った事ない人物で、普通とは違う様子に惹かれて店に入ります。店内の変なものに違和感を感じてるところにラーメン到着。食べてみたらめちゃくちゃうまい。だんだん店の雰囲気やラーメンの味にハマっていく。
店を出る頃には、この独特のクセが好きになってる。もう戻れない。っていうシナリオです。
で、これを元に絵コンテを切って、ビデオコンテにしたのがこれ。アテレコは僕です。自分の声聞くのしんどい。
作ったら、一旦1週間ほど放置しました。作った直後だとどうしても客観的に見れないんです。面倒臭いからではないです、より良くするための放置です。そんなこんなのうちに、僕がコロナにかかり、気が付いたら新年迎えてました。
で時間をおき、改めて見るとかなり冗長な感じ。「そこでクセにならんやろ」「うまい言いすぎ」みたいな。猛烈にブラッシュアップしたくなった。で、できたのがこれ。
まず、主人公を変えました。既に箕輪家にハマってる人の方がいいなと。店に行ったことない人よりも店にハマってる人の方が説得力あるし。
あと主人公の登場の仕方も変えました。修正前はウケ狙い感が強かった。それよりもお店の場所、店に急ぐ様子を伝える方が合ってた。
で、「うまい」「ハマる」みたいな言葉を無しにした。言葉にせずに伝わるのが一番いいなと。
なんだかんだで、シナリオとビデオコンテで3週間くらいかかりました。コロナと年末年始をまたいだのもあって、結構時間かかってしまった。
カット別に込めた意味
いろんな映像作品を見て、伝える内容やカメラワークの表現を考えました。前置きはともかく、カット別に考えてたこと書きます。
ざっくりですが、こんなことを考えてカット作って撮影しました。寄ったり、引いたり、主人公視点にしたりで、見た目が単調にならないようにしてます。撮影や編集は、原則ビデオコンテ通りに撮って編集するだけなので説明は端折ります。
そんなこんながありまして、箕輪家のブランディング動画はできあがったんです。「オープン祝い(無償)で作るクオリティじゃないな」と思いつつ、「できること全部詰め込んだ自信作」ができたので満足してます。
ここまで読んでくださった方はぜひ箕輪家に行ってください。まじでうまいんで。
この機会をくれた箕輪家まるちゃん、撮影に協力してくれたかずやさん、箕輪家メンバーの皆さん、ありがとうございました。
また最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
良ければWebサイトも見てください。
https://imatomi-7.com/
イマトミユウキ
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