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「心の穴を塞ぐ」の意味

毎度の事ながらクマムシさんが非常に良い事を言ってたので、その事について記事を書こうと思った。

少なくとも自分や連れは十分な理解・洞察と良くしていく手がかりは書いてきた。それを愛情だと受け取れないなら、仮にその不健全囚われがある状態で誰か相手してくれたところで心が満たされる事は無いだろう。

よく言われてるけど、愛情を受け取る側が心に穴が空いてるといくら愛情を注がれてもそれが穴から抜けていくので一向に満たされる事が無い。

メンヘラ化してる人間をまともに相手すると相手してる方まで共倒れしてしまうのは、メンヘラの心に穴が開いてていくら愛情を与えてもキリが無いから。INFP気質には明確にそういった他人の足を引っ張って引きずり込むような蟻地獄指向がある。

例えどんな所以があろうといじけてる自分の方に問題があるから、それを治さない限り、いくら他人から愛情を与えて貰っても不満と怒りしか出てこない。依存的で他責指向の甘えた人間になる。
INFPに傾向として被害者意識が強くて、自身の加害性に無頓着なのは例のストーカーみたいになってたINFPが非常に分かりやすい。
向こうが理不尽過ぎる当たり屋を一方的にやってきたのに、まるで自分の方が被害者だと思ってる。

強引にこっちを悪者認定してきて、親切面して自分と仲良い人と関わってくる。けど本人はその心の癖に自覚が無いから悪い事をしてると思わない。
むしろ自分は良い事をやってて、あいつが悪い・おかしな奴なんだとすら思ってる。歪んだ精神状態になってる人に誰がどう愛情を注いでも無意味なのは分かるだろう。こっちがどうしようが不満を持って他者をコントロールしてくるだけ。自分が害悪働いてる事を自覚出来ない人間は、他者から愛情を与えられても自覚出来ないから良い方に向かえない。
本人が変わらないとどうしょもない。だから時に切り捨てる厳しい対応も必要。自分の力で立ち上がらないと自分がいかに依存してたか、いかに他者に親切にして貰ってたかという事が思い知れないから。
知的障害の方の子にも全く同じものを感じてた。

内なる支配欲
INFPは愚痴っぽい。とにかく愚痴っぽい。暇さえあれば自分の生き辛さを語り、日々の悩みや苦しみをネットで発信している。
一体なぜそんなことをするのかといえば、現代社会がINFPの価値観と正反対の仕組みで動いているため生き辛いのもあるし、純粋に自分の内面を表現するのが好きなのもある。
だがもう一つ無視できない理由があって、
それは「弱さを悪用して他人をコントロールしたい」という衝動である。

INFPは自らの内なる支配欲を自覚しているだろうか?
私達が生き辛さを発信する時、
「私が一番可哀想なんだ。誰もが私に同情し、手を差し伸べるべきなんだ」という歪んだ被害者意識が心の奥底で囁いている。

もう自分が何をするべきかわからない。世の中の決まり事なんて知ったこっちゃない。私がこんなに悲しんでるんだから助けてよ。私のために動いてよ!

彼はもう一度親に自分を見てもらいたい一心で、わざと身を持ち崩すような振る舞いを続けたとのことである。不良グループに入って問題行動を起こし続けたそうだが、
「叱られている間は父さんも母さんも自分を見てくれるから嬉しい」
という心境だったらしい。
彼の非行はあくまで親の気を引くためのアピールであり、盗みも暴力も気分が悪かったと打ち明けている。
このあたりからも悪事そのものではなく両親の感情をコントロールすることが目的だったのが伺える。

盗みや暴力も「悪いことをした」と反省してるのではなく「気分が悪かった」と被害者仕草。本人の中では「親が関心向けてくれないのが悪い。関心向けてくれないから仕方なくやってるだけ。」という意識。
けど、赤ん坊でも無い子供に親だろうといつまでも関心向けてなんて居られない。じゃあ、お前は自分がやってるのと同じ真似を他人からされても何も怒らないでストレスも感じないでいつまでも対応出来るのか?って話。
関心向けない親が悪いと悪者扱いして、思い通りに動いてくれないとすぐ怒ったり暴力・盗みみたいな悪い事する人間を相手出来る?

現実には既に2本足で立ってて、言葉も話せるようになってて
他人に盗みや暴力まで働けるくらいの余力がある。
赤ん坊じゃない。そんな真似が出来るのは親始め多くの人から支えられ、与えられてきたから。その事が分からないのは、幼少期への囚われ・不満が強いから。強い囚われ=ある種の凍りつき状態になってるから愛情が感じ取れない。

本人すら理解把握出来てないような問題を自分達は会った事も無い、ネット上の情報しか知らない状態でも本人より把握した。
しかもこっちは理不尽な真似までされてる。
それでも向こうにとっては「自分の思い通りになる・自分の要求が通る=肯定」の図式が出来上がってるから、いくら理解や深い汲み取りを受けても不満怒りと被害者意識ばかりが先行する。

それはまさに赤ん坊が自分の要求が通らないと泣き喚くのと同じ。
赤ん坊ならまだしも、幼児が自分のワガママ通す為に駄々こねたら、親はそれを肯定するのが愛情だとは限らない。
悪い事や無理な要求に対してはちゃんと否定するのも愛情だ。

歪んでおかしな真似してる奴には、はっきりとそれはおかしいと言う。
そうしないと本人も関わってる周囲も不幸になる。
理解が肯定ではなく、否定や問題点の指摘になる事もある。
理解したからでこそ問題が露わになるというパターンは多い。

そこでいつまでも相手側の言いなりになってたら、メンヘラの要求はどんどん増えていって、それでもいつまで経っても満たされないからキリが無くて相手がうんざりして疲弊する。それはもう立派な加害行為なんだよ。

はっきり言ってしまえば、「いつまでも甘ったれているんじゃねえよ、この馬鹿が」って話。だって、そういう奴は一度、そうやってはっきり言われて否定されて、切り捨てられて、依存出来ない状態になって自分の力で立たないといつまで経っても、他者の有り難みが分からない人間のままでしょ。
お前は赤ん坊じゃない。自分の力で色んな事が出来るのも、その歳まで生きてこれたのも、周りからの十分な愛情があった証拠だ・・ってね。

そうに思わなくちゃ、愛情が注がられる容器に空いた穴はいつまでも塞がれない。愛情をちゃんと受け取る事が出来ない。
せっかくの愛情も拗ねていじけてれば、穿った見方をしたり、歪んだ捉え方をするから相手の好意や寛容に対してすら被害者ぶって怒ってくる。
だから、にゃるさんはその歪んだ人格を破壊(蒸発)させようと言ってる。
それはクマムシさんが言ってる人格の破壊=アップデートの話。

被虐待児や親が精神疾患持ちの中育った子供は、その状況に対応する為の人格を作る。これがMBTIで言うところのペルソナ、あるいは多重人格・解離に相当する。まさに防衛機制の外殻が分厚いから愛情も感じ取れない。
その状態では誰が何をどうしようがどうしょもないって事。
例えどんな事由があろうと本人が自分の力でその殻を破壊しない事にはどうにもならない。だってその殻を壊せるのは自分だけだし、自分の意思で壊さないとまた同じような殻を張って、ひきこもる事になるだけ。

有名な岩戸伝説の話で言うと岩の中に閉じ籠もった状態=岩のように分厚い外殻に覆われてる(防衛機制が強固な状態)。
そこで現実には岩戸の外で他者が仲良さそう楽しそうにしてると羨んで嫉妬する。けど、その状態で相手を妬んで攻撃しようが、自分は不遇で恵まれてない被害者だと訴えて救済を要求しようが、岩の中に居て羨んでる状態では他者から何をどうこうされてもその全てが気に食わなくなる。
岩の中に居て世界が真っ暗な状態では盲目で何も見えず感じ取れないから、他者の光を羨むし、岩と暗闇に阻まれて他者からの愛情も感じ取れず、何なら穿った見方をして攻撃すらしてくる。

岩の中に居る状態ではいくら他者と関わっても孤独や妬みしか発生しない。
そして、現実にはその岩は誰かがどかしてくれるものではなく、自分でどかすしかない。なんせ他人がどかそうとしても怒ってくるし、その岩は自分自身が生み出しているものなのだから。