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やり直し、取りかかり
ここ最近、いや、ずーっとやらなくちゃと考えていたことがあって。
それは、算数のやり直し。
学生時代から苦手だった算数。
思い起こせば小学4年の頃、分からないが増え出し、それから言わずもがな、5教科の最低点をキープ。
なんとかせねば…どこから手をつけてよいのやら。
はぁー悩んでいるのを見透かされてる⁈のか、検索エンジンのAIが次から次へと大人が間違えたやすい問題やら、暗算でできる19×19の計算なんかの記事をランダムにUPさせてくるもんだから、見ちゃうよねー。
で、とりあえずやってみる。
ちんぷんかんなら、解説を読み、その通りにやってみる。理解できたら、1人で何も見ずにやってみる。それでもわからなかったら、夫(理系)に聞いてみる。
といった具合で、いっとき必死に解くスタイル。
そうやってなんとかやってはみるものの、本質的には理解出来ていないし、不安しかない。
そこで、まずは本屋に行き算数のやり直し本を下調べしてきた。小学生算数やり直し、中学数学やり直し、文系の僕にも解る数学…あるはあるは。どれにすれば良いのか、分からなくなった。
一旦帰って、図書館へ。
サイエンスナビゲーターの桜井進さんの子どもに教えるための教本から始めることにした。
並行して数学の魅力を読んで深める本も読む。
時間がかかりそうだが、スキマ時間を作っては問題を解いている。
簡単だとたかを括っていても、凡ミス続き、回転しない頭をフル回転させている始末だ。
できないことを1つ1つ出来るようにする。
小学生当時の自分に教えてあげたい。これも算数の必要性だったのだ。やっつけで過ごしてきたツケは大きい。
今これが何の役に立つのか。
私も分からない。
だが、漠然とした不安を無くしたい。
無心になり、出来る喜びが学びだとすれば、いつからでも遅くない。
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きっかけはフジコ・ヘミング演奏の「ラ・カンパネラ」…その演奏に感銘を受けた佐賀の海苔漁師である彼は一音一音耳で聞き、目で指の位置を確認し、触れながらピアノを毎日8時間練習し、独学で5年余りで曲が弾けるように。
彼の日々弛まぬ努力を目の当たりにした家族の応援が奇跡を起こした。
応募したテレビ番組の企画で憧れのフジコさんご本人の前で演奏を果たしたのだ。
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奇跡は起こせるのか。
うーむ、まずは目の前の一問からだ。