やりたくない①

先日、仕事で代行に入った体育教室。
小学6〜3年のSクラス、
小学3〜1年のWクラス、
年長〜年少のEクラス。

Sクラスは女子が9人に男子が1人。
圧倒的な女子感でドヨーンとしていた。
体育の教室にきて、運動しにきているはずなのに、彼女らは口々に
｢えーやりたくな〜い」を連呼する。
えっ、そいじゃー何するの⁈
突っ込みどころ満載。
なかでもＡちゃんは、ダッシュもしないし、呼んでも来ないし、隅に隠れて休憩している。
どーする？

10歳も過ぎれば、人の眼が気になるようで。
レッスンに男子が1人でも居ようものなら、異性を猛烈に意識し『失敗してしまうかもしれない自分なんて恥ずかしくて見せられない』
と自意識が過剰に…。
おばさんの私からしたら、
やらずに逃げている姿のほうが残念に見えるし、損していると思うのだが。
このグダグダが他の女子に波及し《女3人集まれば姦しい》に変貌、やがてはレッスン全体がドヨーンとした雰囲気に。

あー、もったいない！
少女たちよ、男女差なく軽やかに動ける今を大切しておくれ。おばさんは切に願う。
人の眼・人と比べる、なんてつまらないよ！
思春期始まり特有の困りごと、さてどうしたものか。

声掛けにひたすら悩み、悶えながら、やる気のない女子たちにハッパを掛け続けた55分間だった。