【コミュニティ設計の方法】30名規模のキャリアコミュニティを約1年間運用してみてわかった設計の秘訣
こんにちは。自分らしい納得感あるキャリア支援を行ういまてんです。
突然ですが、ここ数年オンラインのコミュニティをご自身で立ち上げる方が増えてきましたね。
私も昨年の7月に「キャリアってみんなでよりよくしたほうがいいんじゃないか」って思い立って全く経験なかったけどコミュニティを立ち上げました。
10ヶ月真面目に毎月運用してきて見えてきた秘訣を皆さんに公開して、いいコミュニティが生まれたら嬉しいなっと思い情報公開したいと思います。
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★立ち上げ編
初めに、コミュニティって人を集めてからも惹きつけ続けないといけないと思って立ち上げはかなり気をつけました。
具体的には以下の5項目をしっかり考え抜くこと。
今回のいまてんの場合、かなり純粋な気持ちでお金稼ぎよりも「みんなのキャリアがよりよくなるための実験」というスタンスが強かったのでその思いをそのまま皆さんに伝わるようにnoteで記事を書いていきました。
■立ち上げ時点で考えること
・日常で運営するときに、自分が負担に思わない量の工数か?
・回を重ねることで価値が生まれるのか?
・コミュニティの場自体は具体的にどんなイメージか?
⇨誰がどんなことをして、どんな価値を生み出すのか。
基本的にはビジネスモデル考えるのと同じフレームで考えていきました。
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★集客編
次に考えるのは、この内容をいかにして伝えるのか。=チャネル戦略
全体の流れはある程度のボリュームが必要なので、noteで記事を書きました。
そして、広報するためにTwitterで画像を使って「面白そう」という印象を演出。
結果として、広報して3日で5名の人が集まりコミュニティーがスタート!
私の場合は、コミュニティに入ってくれた人が広報してくれる仕組みを作ったので【入会⇨広報⇨他の人たちに情報が拡散される】という流れがスタート当初から構築できていました。
↓こんな感じでみんな記事書いてTwitterで拡散してくれた。
儲けることを目的としたとしても、コミュニティに入った人が満足して人を紹介してくれるシステムが最強だと思います。
※そうすれば運営だけが得する短期的なシステムにもならないですし。
ちなみに私はターゲットやペルソナは設計しませんでした。
キャリアって全世代、全職域で悩むことだし、絞らずにダイバーシティを担保したほうが予想外の価値が生まれそうだと思ったので。
これが結果として成功しました。
ただ、自分が提供するサービスや情報によっては、価値発揮が限定的になるケースもあると思いますので
その際は一定ペルソナを絞ってもいいのかもしれませんね。
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★運用編
ぶっちゃけコミュニティ運営の最大のポイントが運用だと思います。
運用の仕組みを考えるのは必ず立ち上げとセットでやったほうがいいというのが私の持論。
いざ始まってから運用の仕組みを考えようとしてもうまくいかないのです。
しかし、矛盾するようですが決めてから運用して改善点を見つけたらどんどん新しいことをやってみることが大事。
私の場合以下の注意点を考えながら運用プランを設計しました。
方法としてやって良かったのは、場でどんな話をするのか、その意図などをパワーポイントで資料化してPDF展開したこと。
自分が参加者だったら一回聞いたくらいじゃ理解できないし忘れちゃうから。
そして、いざ運営してみると見えてくるのは、自分が考えていた価値以上なものが見えてくること。
当初は【皆さん⇨いまてん⇨皆さん】という、いまてんがコミュニケーションの起点になってフィードバックすることが価値になると想定してたけど、実際やってみると【皆さん⇨皆さん】という横のつながりがすごい価値になることがわかりました。
あと、運用設計のタイミングで私の工数を極限まで削っているので、二回目以降はZoom発行とTwitterのDM送るくらいで終わるのがすごく良かった。
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★価値編
このコミュニティを運用して生まれる価値に関して、当初私が考えていたのが、以下の内容でした。
ま、結果としてその仮説がしっかりハマって皆さんのキャリアの納得感向上に繋がっていると思っております(えっへん!)
転職して自分のありたいキャリアに近づいた方もいらっしゃいますし、現職で地道な挑戦を続けて大きな成果を出された方もいらっしゃいます。
何より、雇用形態・年齢・性別・役職・働き方もバラバラな人たちが一人一人のキャリアというコンテンツを通して仲間になり、相互支援する世界観ができたことが世の中的な価値だと思うのです。
これは「あったほうがいいけど、みたことない」という最高のモデル。
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★最後に
ちゃんとコミュティの価値が生まれたとはいえ、まだまだ30名。
キャリアって地道な行動が最高の結果を生み出す領域なので、なかなか派手なことができないのですがもっとブラッシュアップして世の中のみんなが使えるサービスにしていきたいです!!
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あと、失敗したことも重要な気がするので以下記載しときます。
Slackでのクローズドコミュニケーション:みんなツールに慣れずに断念。笑
Twitterコミュニティでの会話促進:Twitterのメンション機能が弱く活性化せず。※ここは改善の余地あり
新規メンバーの急激増加:失敗ではないけど、だんだん人が増えると結構工数が爆発するので注意が必要
付随するセミナーの開催:結果として実施できたけど、広報を一律にやらないとみんなに周知徹底ができない
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今回は結構事前にコンセプトから運用まで考え抜いたので、大きな失敗はせずに1年弱運営できてます。
今後大きなスケールするにあたっては再設計が必要かもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
ぜひ自分でコミュニティ運営したいよ!って人がいたらTwitterでリプライいただければご相談に乗れるかもです!
現場からは以上になります!