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自分が見たメルボルン・ビクトリー
note第2弾!先月1人で行ってきたメルボルンを本拠地とするサッカーチーム、メルボルン・ビクトリーについて書いてみます。
なんでメルボルン?
元々はナポリに行くつもりでした。でも親の許可が降りん!(笑)
確かに未成年の初1人旅がナポリは親からしたら怖いやろし心配かけたくなかったので別のサッカー激アツな国を探すことに。
で見つけたのが本田の移籍で話題になったメルボルン。調べたところAリーグはちょうど終盤戦に差し掛かろうとしてる面白い時期。
さらに本田所属のメルボルン・ビクトリーは2位と好位置につけてて、旅行を予定してた時期に偶然ダービー戦があるというのでもうこれは見に行くしかねえなとメルボルン行きを決断!
前から自分の英語力がどんなもんか試したかったのもあったので自分にとって最高の計画が完成、ダービーを一週間後に控えた2月16日に出発したわけでございます。
そこからロストバゲージしたり色々あったんですが僕の話はどうでもいいと思うので早速サッカーの話へ!笑
・Aリーグの概要
2004年に創立された比較的歴史の浅いリーグ。
レギュラーシーズン:全10チームが3回総当たりするリーグ戦。
ファイナルシーズン:レギュラーシーズンの上位6チームが進出できるトーナメント戦。
開幕当初のJリーグと同じ形。
ちなみにメルボルン・ビクトリーは昨季のファイナルシーズン王者です。
・ビクトリーの練習 was 近すぎ
とにかく近くてオープン!
練習場はGosch's paddockと呼ばれるホームスタジアム(AAMIパーク)のすぐ隣にある公園みたいなグラウンド。ここが本当に凄い。
監督の指示から選手のfu○kまで、全部聞こえるんです。(笑) それくらいほんまに近い。しかも練習メニュー全部見れる。こんなに大っぴらに公開してていいんかなって心配になりましたほんまに。まあサッカーオタクの僕にとっては最高だったんですが(笑)
練習時間は朝10:00からの1時間半が基本らしい(スタッフに聞いた)。ちなみに僕が見に行ったダービー2日前の日は試合形式メインの調整でした。
最初の30分はボールをほとんど使わずウォーミングアップ。
ジョギング→チューブを使ったアジリティトレーニング→体幹(プランクなど)→二組に分かれてロンド→ラダートレーニング(ここで初めてスプリント) 大体こんな流れ。
一旦給水後、軽く監督がミーティングして15分ハーフのフルコートゲームが開始。メンバーは明らかにスタートとサブで分けられ、ダービー戦が復帰後三戦目になる本田はスタート組の右ハーフでした。
・15分ハーフゲームを見て
フォーメーションはスタート組が4-3-1-2。
サブ組はおそらくメルボルン・シティを想定した4-3-3の並び。
ゲーム開始前からピッチの上にドローンが。
サッカーの現場で使ってるとこ初めて見て興奮。こういうデータ関係の仕事も興味あるなー。どうやったらなれるんやろか。
新しいことに投資できるチームって良いよね!
ちなみにナーゲルスマンのホッフェンハイムも映像撮影のために練習中ドローン飛ばしたけど選手の気が散って止めたらしい。笑
どうでもいいこと言ってる間にゲーム開始!
まず選手のプレーより気になったのがマスカット監督の熱量!
自分の勝手なイメージで静かな監督だと思ってたのでかなりビックリ。常に大声で選手を鼓舞するスタイルで、気になったところがあればすぐ笛で止めて指摘・説明してました。
監督が特に声を張り上げて指示していたのは守備時のプレス。
相手CBからSBにパスが出た瞬間がプレスのスイッチ。CFのバルバルセスがCBのコースを切りながらSBへプレス、プレー方向が限定されたSBへトップ下のトロイージがプレスしてボール奪取をねらうはめ方。
右インサイドハーフの本田は前に出てプレスというよりハーフスペース辺りに立ってパスコースを切るような役割を担ってた(と思う)。
もちろん後ろが連動できないとき(ロングボールの後でラインが低い場合)なんかは無闇に行かずミドルプレスに変更してたけど基本的には前で取っちゃおうってスタイルが監督の好みやなと勝手に推測。
ただあくまで自分が見たのはメルボルン ・シティ戦に向けたトレーニングであってビクトリーが毎回このスタイルで準備してるのかってのはちょっと不明( ͡° ͜ʖ ͡°)
ちなみに対戦相手のメルボルン・シティは2014年に横浜Fマリノスが参入したことで話題になったあのシティフットボールグループの一員。ユニフォームなんかまんまマンチェスターシティのそれです。(笑)
(↑メルボルン・シティの右SB。知ってたらだいぶマニア、というかキモイ。プレミア優勝メンバーです)
シティグループには他にも僕のお気に入りFWストゥアーニが所属するリーガ1部のジローナや現神戸のFWビジャも所属したMLSのニューヨーク・シティ、さらには四川九牛という中国3部のクラブまで所属しています。
で このグループ、マンチェスター・シティを中心に戦術や選手のデータなど様々な情報を共有してるみたいで実際にシティグループのチームはどこもグアルディオラが好みそうなサッカーを志向しています。
要するにどのチームもまずショートパスを繋いで崩しにきます。ただやっぱり質は各チームによって異なってて、対戦相手のメルボルン・シティのビルドアップの安定感・精度は正直いまいち(ダービー見てから知った)
対戦相手が後ろから繋いでくるけど質はそれほどでもないチームなら狙うべきは一つ、前プレスからのショートカウンター!
マスカット監督の狙いはまさにこれ。(普通やんとか言うなッ!)
なので練習中から大声でひたすら前線の選手にプレスの指示出してました。まあ2日後のダービーでは全然違うサッカーすることになるんですが
・本田とトロイージの共存
ビクトリーの特徴でもありちょっとした難点かもと思った点
近年サッカー界からトップ下が消えつつあるのは皆さんご存知の通り。
しかしメルボルン・ビクトリーはその絶滅危惧種ポジションを2トップの下に置く4-3-1-2を基本布陣としています。
理由は以前からトップ下へのこだわりを口にしている本田圭佑、 ではなく背番号10番のMFジェームス・トロイージの存在かと。
セリエA好きの方なら覚えてるかも、12ー13シーズンにユベントスが獲得後にアタランタと共同保有したことでちょっとだけ話題になった元オーストラリア代表の選手です。
このトロイージ、他のオーストラリア人選手と比べても明らかにボールタッチが柔らかくて最高に上手いんです
https://m.youtube.com/watch?v=ml9R6o53xwc
ただ、見ててフルに活きてないなあって感じがしました。
理由は恐らく本田と似てるから。
・両者ともにレフティー
・得意なポジションがトップ下
・ボールを受けてから局面を打開するタイプで狭いスペースでもボールを保持できる。
・オフザボールで動ける選手を活かす側
もちろん上手い選手が沢山いるに越したことはないと思うし2人ともクラブの象徴的な選手だということは分かってます。が、僕の感想としては両者を同時に起用するメリットは戦術的にそんなにないんじゃないかと思いました。
本田圭佑2枚をトップ下と右のインサイドハーフに1人ずつ置いてるチームの攻撃をイメージしてみてください。なんか動き少なくないですか?
なのでその動きを出せる選手、いわゆるオフザボールに優れた選手は誰なのか注目して練習を見てみたところ目立った選手がFWとMFに1人ずついました。
まず1人はツートップの一角で今季リーグ戦すでに11得点を挙げているエース
ニュージーランド代表 FWコスタ・バルバルセス(29歳)
常に相手の背後を狙う動きで中盤からパスを引き出す身長171cmの俊足FW。本田やトロイージにスペースを作る(相手最終ラインを押し下げる)動きができてシュートの意識も高い。
ただ若干ボールコントロールに難あり!トラップでもたつく姿は練習・試合通して結構見た(笑) それでもオフザボールと積極性で違いを作る超重要人物。この人がいないとビクトリーの攻撃は間違いなく停滞する。
https://m.youtube.com/watch?v=-L_f4aULAoA
で2人目に紹介したいのがビクトリー期待の若手
オーストラリア MFエルビス・カンソバ(22歳)
こちらもバルバルセスと同じくかなり小柄で1番エネルギッシュなプレーヤー。基本ポジションは左インサイドハーフで小回りの効くドリブルがアクセントに。オフザボールでも積極的に味方のサポートに回る。伝わりづらい例えかもしらんがカーン時代のカンテみたいな選手。
彼らがImasonge勝手に選出の本田とトロイージの良さを引き出せるプレーヤー。10番タイプの2人が共存できてるのはこういった選手のおかげだと僕は感じました。オフザボールは超大事!
・ビクトリーのボール保持時
ビルドアップはGKのローレンスから短いパスで繋いでいくのを理想としつつ、難しいとなったら前線に長いボールを蹴り込むのもあまり躊躇しないスタイル。
蹴っても前線が小柄だと跳ね返せるだけじゃと思ったそこのあなた!メルボルン・ビクトリーは他にもすごい選手を抱えてるんです!
元スウェーデン代表 FWオラ・トイヴォネン(32歳)
知る人ぞ知る、ロシアW杯ドイツ戦でも点を決めた身長190cmのCF。彼は僕が小5の頃から知ってるめっちゃ好きな選手でして
なんで知ったかというとその頃からメルテンスが大好きでPSVの試合を毎回見てたんですよね。当時メルテンスは左ウイング。でその隣のトップ下にいたのがトイヴォネンでした。
(ちなみに右には現リバポのワイナルダム、ベンチにはまだ10代のデパイがおった)
めっちゃデカくてヘディングが強い上に足元めっちゃ巧かったんです。ドリブルもできてミドルも打てて、当時小5のサッカー全然分かってない自分にデカくて巧い選手の魅力を教えてくれ人。(笑)
https://m.youtube.com/watch?v=Rkmh-dLjL_w
そんなトイヴォネン、年齢も重ねて少しボックスストライカー色が強めに。
既にリーグで二桁とってる得点力はもちろん大柄な選手の多いAリーグでも屈指のエアバトラーとして活躍中。
空中戦勝率は自分が見た練習・試合では驚異の100%!これはマジ!
つまり前線に彼がいる限り後ろからのロングボールは超有効な攻め手となるわけです。
・GK事情
トップチームで練習していたのはオーストラリア国籍の2人。
第1GKは身長191cm右利きのローレンス・トーマス。
第2GKは身長184cm同じく右利きのマット・アクトン。
この2人、26歳で同い年なんですがGK練習見てて実力差はかなりあるように思いました。別に僕GKやってた訳じゃないんですが最近気になってるポジションの1つでちょっと勉強中。
第1GKのローレンスはセービングも良くて足元の技術(キック)にも自信持ってる現代的なGKって印象。ミニゲームでもほぼミスなし。
対して第2GKのアクトンはボールへの反応がローレンスと比べてかなり遅い。キックもマスカット監督が指示した場所へなかなか蹴れずビルドアップでもたつく場面も目立ってた。コンディションが悪かっただけか実力なのかは。
GKのポジショニングは高過ぎず低過ぎず。積極的にビルドアップに関わるよう監督から求められてました。
もう何度も言われてきてるように今の時代GKは間違いなく技術とトライする強い気持ちが求められる。そう再認識した所存でございます。。
・前日練習は短い時間で調整
1時間程度の最後の調整は攻撃陣はシュート練習、守備陣はヘディングやクリアなど軽くしてセットプレー練習へ。
というかなんで前日練習見れんねんって感じだと思いますがこれがビクトリー流みたいです。 笑
流石にコーナーキックは見れませんでした。
最後に本田とトイヴォネンが並んで交互に直接FKを蹴るも両者ほとんど決めれず練習終了。
・いざメルボルンダービーへ
ここまで読んで下さった方(そんな神みたいな人多分いてない)ならもう勝てる気しかしてないと思います。自分もそう、勝てるイメージしか湧かんかった!テンションMAXでスタジアム入り!
50000人収容可能なMarvel studium。なかなかデカくて迫力のあるスタジアム。
座席はちょうどゴール裏応援団の真上の二階席。サポーターの応援見たさにちょっと奮発。
キックオフの時間が近づきスタメンが発表。
・スタメン発表のトリが本田
スタメン発表って普通は後ろのGKから順にどんどん前の選手が呼ばれていって最後にCFで終わると思うんですけど、ビクトリーは違いました。インサイドハーフの本田が最後なんです。
サポーター達は大声で選手の名前を順に叫んで行き最後の「Kesuke Honda」が巨大画面に映し出された瞬間、もう死ぬほどザワつく。そっからスタジアムDJの声でさらに騒がしくなってみんなで叫ぶ時が段違いで盛り上がる!!!
こんなにも人気なんかと感動して鳥肌立ちまくりました。笑
**・試合開始 **
ビクトリーのスタメンがこちら。
なんでいきなり荒れてるかって?試合終了後に反映されたスタメン表だからです。(笑)
結果から言うと1-1のドロー決着でした。
それもただのドローじゃありません。10人で追いつきました。
・試合開始早々にプラン崩壊
序盤に書いたようにマスカット監督は前からのプレスでシティのビルドアップを封じてショートカウンターからの得点を狙ってました。
ただ序盤はほとんどビクトリーがボールを握っていたため前線からのプレス!というシーンは皆無に等しく、元フライブルクのドイツ人CBニーダーマイアーとこの日中盤底に入った元U21スペイン代表MFバエナが中心になって右へ左へとシティを揺さぶっていく展開に。
対するメルボルン・シティはミドルプレスでカウンターを狙う形。何度か引っ掛けてシュートまで持っていってくものの守備側の枚数が足りてたのでそれほど怖さはなかった。
ビクトリーはこの日トイヴォネンがベンチスタートで代わりにカンソバが先発のためトップに高さが無い状態。
そこでボールの受け手になったのが右IHの本田。サイドに開いてニーダーマイアーからの対角のロングフィードを受けトロイージの足下やバルバルセスの裏へボールを捌いていく。トラップの置き所や自分の周りにスペースを作る身体の使い方は流石上手いなって感じでした。
ゴールは奪えずとも流れは良かった前半13分、中央でMFバエナが囲まれ被カウンター。それを潰しにいったCBニーダーマイアーに1枚目のイエローカード。
そのちょうど2分後、左SBのブラウンが不必要な縦パスでボールを奪われシティは準備が整う前にCBニーダーマイアーの裏にスルーパス、抜け出したFWマクラーレンを後ろから倒して2枚目のイエローカードで退場。
PKも謙譲するという最悪の事態に。ニーダーマイアーはビルドアップ能力凄い高いけどビックリするほど足が遅い。
正直このときはもう終わったと思った。
マクラーレンにPKを決められて0-1。残り75分
を数的不利で戦うビクトリー。
・ロシアW杯コロンビア戦の日本みたいなシティ
ラッキーなことにメルボルン・シティは数的優位になって逆に戸惑いだす。ピッチ上の選手に迷いが出たんやと思う。
恐らくシティのFWは全体で前からプレスをかけてトドメを刺しにいくつもりで実際プレスかけてた。ただ中盤が連動せず無駄走りになるシーンが目立つ。監督は11対11の時と同様にミドルプレスからのカウンター狙いを続けて欲しかったんだろうけどなかなか選手に届かず中途半端なまま前半終了。
ビクトリーはゴールこそ奪えなかったもののシティが中途半端に開けたスペースを利用しシュートまで何度か持っていった。
バルバルセスの裏にアバウトなロングボールを蹴り込む形も超シンプルながら惜しいところまで持っていけててちょっと笑った。
彼のスピードと積極性にはACLで戦う広島も手を焼くことになりそう。
・後半開始。
あまりボールに関与できてなかったトロイージに代えてトイヴォネンを後半頭から投入。バルバルセスの少し後ろに配置。
・理想の2トップ
大柄なパワータイプと小柄なスピードタイプが組む2トップはサッカーで最も補完性を分かりやすく表現するものだと思ってる。
オーウェンとへスキーの2トップは彼らの全盛期を知らない僕でも認知してるくらいインパクトの強いコンビ。自分も昔のイングランド代表の映像を見てその補完性の高さにビックリした。へスキーが競って落としたボールをオーウェンがすばやく拾う完全分業制。
ビクトリーのバルバルセスとトイヴォネンも彼らに似た補完性抜群の2トップでした。
トイヴォネンが競ってバルバルセスが走る。
前述したようにトイヴォネンは空中戦においてほぼ無敵。ビクトリーはどんどん中盤を省略して長いボールを前に送り込むように。
そうなると輝きが増すスピード自慢のバルバルセス。2ndボールをひたすら拾ってゴール方向へ一心不乱にアタック。ボールコントロールは若干雑でボールロストも多かったけど、ゴールに向かうパワーに魅せられた!
・バルバルセスの同点ゴール!
後半始まってからトイヴォネンを起点に攻め続けたビクトリーは50分に同点ゴールをゲット!
https://mobile.twitter.com/gomvfc/status/1099279344428449798
トイボネンがヘディングで右にそらしてバルバルセスが拾う
↓
バルバルセスがペナ右に流れて縦に仕掛ける
↓
シティの左SBがボール奪取。
が、サポート見つけられずクリア
↓
右SBブロックスハムが回収
中央のバエナに預ける
↓
本田が右大外から内のハーフスペースへ流れてバエナから縦パスを引き出す
↓
すぐ前を向いて右ペナ角のバルバルセスへスルーパス
↓
抜け出したバルバルセスがニアに突き刺してゴール!(クロスかも)
ゴール決まった時は今年1叫んだ。最高。バルバルセス最高!トイヴォネン最高!ホンダ最高!!!
トイヴォネンが入ったことで前に基準ができて、ひたすら裏に抜けて突破を図るバルバルセスが相手の最終ラインを押し下げて、間延びした空間に本田が入ってくる。まさに理想の形!
この得点後ビクトリーはまず失点しないことを第一に4-4-1でブロック形成。対してシティはひたすらクロスを上げまくる。
謎のイエローカードを貰った本田は恐らく退場のリスクを避けるため途中で交代。
両チームともにファールの数も増えてプレーが途切れる途切れる。
面白くないなーと思っていたそのとき下のfuckしか言ってなかったサポーター達が突然 ナポリのsarò con teを歌い出し一気にテンション回復!最高やった^_^
・試合終了
試合は結局ビクトリーがGKのローレンスを中心にシティのクロス攻撃に耐え続け1-1のまま終了。
数的不利のビクトリーにとっては上出来。シティの選手たちはピッチにうなだれてました。
確かにメルボルン・シティはハーフタイム後も修正しきれてなかったし数的優位にしては酷い試合内容やったかな。まあビクトリーが頑張った! we are victory!(贔屓)
・サッカーは一長一短あるから面白い
正直練習から見てただけに11対11が見たかったのはある。でもこれがサッカーかなと思った。
ニーダーマイアーを入れることでビルドアップのテンポは上がる。がそれと同時にカウンターにはめっぽう弱くなる。メルボルン・シティがビクトリーを前に出させてからカウンター狙ったのは賢い采配。ただその後の修正力には課題がありそう。
・オージーは肉弾戦がお好き。
試合中、サポーターが特に盛り上がるのが選手同士のぶつかり合い。ダービー戦ってのも関係してたのかもしらんがあまりにも接触プレーにばっか興奮してた感じがある。
この辺はやっぱりお国柄なのか、もともとオージーフットボールやラグビーの人気が強いってのも影響してそう。
・I'm proud of 日本
至る所にゴミ、ゴミ、ゴミ。
ちなみにこれは比較的値段の高い座席エリアの写真。他にもたっくさんあった。
ゴミ袋持っていけば良かったとちょっと後悔。
日本人サポが海外でゴミ拾いする気持ちが分かった。
日本は凄いよ。
・ケイスケホンダに会った
練習後にクラブハウスで出待ちしたお陰で写真撮ってもらってサインも貰えました。最高にカッコよかった。もう自分の文章力では表せん。とりあえずいつか彼と一緒に仕事します。
他にもトイヴォネンやバルバルセス、バエナにローレンス、マスカット監督まで写真を撮ってくれました。みんな優しすぎる。
・ACLで戦うサンフレッチェ広島へ
注意すべき選手は上で紹介した選手たちです。その中でも本田は特にキープレイヤー。ただ悪いように言えばビクトリーは本田に若干依存してます。彼にボールを持たせない・受けさせないような守備ができればペースは握れるはず。
そしてもしニーダーマイアーが先発なら、迷わず彼の背後を狙いましょう。(笑)
最後は勝手にスカウトマンのコーナー
MF ジョシュ・ホープ(21歳)
ポジションは中盤底orインサイドハーフ。
現在は準レギュラーの位置付けですがこの選手は間違いなく化ける。今出れてないのは恐らく守備の強度が問題。テクニック・視野の広さ、184センチの高さ、どれも最高です。
数年後に自慢したいなら覚えておこう!ちなみに俺は写真撮ってもらった!笑
・メルボルン最高!
今回の初1人旅で世界広がりました。良い経験できたぜ。ありがとうビクトリー。リーグもACLも応援してます。ありがとう本田圭佑。あなたのおかげでメルボルンに来れました!
少しでも読んでくださった方ありがとうございます!