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【流体力学】ストークス近似の意味
Landau Lifshiz 流体力学I
p.68参照:
定常流を仮定したのち、
次元解析から、粘性項と慣性項の比が
レイノルズ数となり、
これが十分に小さい場合の近似を行なっているが、
この議論だと、
定常流を仮定しなくても、
Dv/Dtの項は落ちることになってしまうだろう。
→
定常流(速度が一定で流れる)も、
対流項を無視する(速度が十分に小さい)
ことも、同じ物理的な意味で、
粒子間の衝突、摩擦が十分に大きいため、
すぐに流体を構成する粒子は、
終端速度(時間変化せず、一定の速度値)で動き出し、
流体は流れにくいために、速度は十分に小さくなる。
つまり、流体は動き出すと、すぐに、
終端速度で動き出すような状況を考えているのが、
Stokes近似の真の意味。