石破茂氏が自民党総裁、次期総理に。私の思ったこと。

政治の見ていると、信条を貫く、石破茂氏もやっぱり官僚構造の一部だろうなと感じてしまう。
やはり推薦人20人必要ということから、色々と条件のすり合わせが、裏であったのだろうなと感じてしまった。

結局は人が人を動かすので、話が通じ合う人たち同士を代表におくため、大体同じような人たちで固まってしまう。むしろ、人間らしさだろう。

前編後編ともに、この話は学ぶものが多かった。インタビュアーとしての中田氏がきちんと学んできているからこそ、的確な情報の引き出しがなされているのも実感した。

小泉元総理は天才?(お笑いとしての?)、言葉は他者に通じなきゃうまく機能しないんじゃ…

確かに聞いていて面白いけど、お笑い芸人じゃないんだから、なんだかな、
イラクへの自衛隊派遣で、自衛隊が行くところが非戦闘地域になる
って解釈は、さすがに人命も関わることなのに、ちょっと危機感が足りないのでは…
そんな印象を改めて感じてしまった。

二世三世が議員やることのリスクは、こういった危機感のなさにも表れている気がしてならない、現実とマンガの区別がついてないというか…

誤解があるのかもしれないが…

石破茂氏については、裏切りの歴史とか、メディアで悪いように書かれたりするが、自分の信条を優先するからこそ、そうなってるって言うのが垣間見えた。
言うことを聞くことばかりが優先され、自由な意見交換ができなくては、全体が腐ってくると言うのもしっくり来た。

危惧するのは、戦争。
ロシア機が領空侵犯したりと、かなり緊迫感を受ける。ロシアも、ウクライナNATO加入方針での、危機を感じて攻め入った可能性もあるわけで、
日本までこのタイミングでアジア版NATOなんかするのなら、今のうちにやるしかないと、攻め入ってくるのもありうる。

戦争にならないといいなと思います…

また、政治不信、政治とお金の問題、選挙制度や、意見の偏りや分断などにもきちんと目を向けた対策や、説明がどのように進むのかも気になるところです。
選挙制度、特に政党内での身内の中で決まることが多すぎませんかって言う印象もありますしね。
次期総理が決まるのに、ほとんどの国民(自民党員以外)は見てるだけで、意見や投票権が何もないわけで、起こることをただ眺めるだけ。
それは民主主義としてどうなのかみたいな感じも受けました。

今回見ていて、石破茂氏の答弁は聡明かつ的確で、きちんと質問などでも意図を読み取った上で、経験や知識を元に、このように私は考え、これを実行する、もしくはこう言う方向性で考えると説明していて、かなり好感はもてました。
わからないものはわからないとちゃんと言いい、それに対してどう取り組むかの現在の案もその場で語られるのは、誠実さも感じました。

また、国民、他者のためにという、
意識の高さ、熱意の強さ、さらには自身の至らなさへの謙虚さまでも、演説の場などで語られる姿は、はじめて、近年の政治家の演説の中で、感動するものがありました。

ただ、冷静な目を保ちつつ、見ておかねばなりませんね。

防災省などの具体的な政策をお持ちのようなので、どこまで実現されていくのか、目に見えた実感が良くも悪くもどう出てくるのか、未来が少し楽しみになっています。

私は特定の政党などを支持してるわけではないですし、政策に関わったりもしてません。ただの評論家みたいなものですが、これだけメディアで目に触れていると、これからの考察や感想が湧き出てきて、つい書いてしまいました。
政治について今一度考えるいい機会ですよね。
どんどん学んで行きましょう。

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