「副業」で初めて「せどり」を行う方へ―仕入れ―
ご覧いただきありがとうございます。
前回に続いて店舗での仕入れ方法を中心に自分の経験を交えて紹介していきます。
あくまで副業で行う方向けです。専業で行う際は利用するサイトや販売方法などが異なってきますのでご注意ください。
「副業」で初めて「せどり」を行う方へー準備ー、「副業」で初めて「せどり」を行う方へー仕入れ場所ーを読んでいただいた前提で話を進めますので良ければそちらからご覧ください。
仕入れをする際に使うアプリ
まず初めに、商品の値段を確認するためのアプリを用意します。
アプリをダウンロードしているのとしていないのとではかかる時間が全く異なりますので、なるべく時間をかけたくない副業では重要になってきます。
今回紹介するアプリは無料で使用できるものであくまで一例ですので自分に合ったものをダウンロードしましょう。
keepa
amazonの値段確認をするために必要なアプリです。
新品・中古の価格、値段の推移、評価、レビュー数などを確認できます。
新品・中古の価格、値段の推移をグラフで表示できるので直感的にいくらぐらいで販売できるかわかりやすいです。
amazonは多くのサイトの参考価格になっているので
最安値サーチ
yahoo、楽天、amazonなどを中古価格で値段順に表示することができます。
主要なサイトの値段比較を一度にできることで最安値だけでなくサイトごとの値段帯の違いを確認することができます。
シンプルに値段と販売サイト、店舗名が表示されるのですぐに確認したいときには重宝します。
最安値.com
楽天、amazon、yahoo、paypayモール等様々なサイトの新品・中古品の最安値を比較できます。
商品価格だけでなく、付与ポイントや実質的な価格まで表示できるので店舗での仕入れ時だけでなく、サイト内での仕入れにも活用できるのでダウンロードしておいて損はないです。
以上のサイトではメルカリの値段を確認できませんが私はメルカリアプリ内でバーコードをスキャンしておおよその相場価格を参考にしています。
これら以外にも似たようなアプリがピンからキリまで200種ほどあるようなので自分に合ったものを探しましょう。
店舗での仕入れでどこを確認すればよいか
次に店舗に入ってどこを探せばよいのかについてです。
私は中古ホビーを中心としているので基本的にはホビーを仕入れる時や陳列形式が似ているゲームソフト、ガジェット、雑貨、食器等の仕入れをする方には参考になるかと思います。
また、衣類やジュエリーなどの陳列形式が異なるものを仕入れる方にも通じることがるかと思います。
目玉商品
主要な通路の端部の棚に陳列されています。
目立ちやすく商品自体も多く陳列できないため、新しく出た商品やプレミア商品が多く陳列されている傾向にあります。
特に目線の高さぐらいの棚の商品は特にアピールしたい商品のため店舗の特徴を見るためにも確認しておく必要があります。
ただし、ここに並ぶ商品は新品の商品が多く、利益につながりにくいものが多いのでせどりを行う際に頼りにしすぎるのは注意しましょう。
セール品
多くの店舗でワゴンの中に積まれておりワゴンセールとも呼ばれています。
ワゴンの中にあるものは厚みが薄く重さが軽いものが多くあります。
具体的には、CD、書籍、ゲームソフト、キーホルダー、アクリルスタンド等が置かれています。
セール品なので基本的には仕入れても利益が出ないと思われがちですが、その店舗の客層と合わないためにワゴンに入っている場合があります。
時間があるときや自分の目当ての商品が棚に陳列されていなかった場合には必ず確認してください。
穴場(重要)
せどりはプレミアのついている中古品をなるべく安く仕入れる性質上、重要になってきます。
探す場所は、自分の腰より下の棚と自分の身長より上の棚です。
ただし最上段には目立たせたい商品や大きいく重量のあるものが陳列されていますので、そこはチラ見程度で大丈夫です。
特にかがんだり、しゃがんだりしないと見えない棚は必ず確認しましょう。
同じようにせどりをしている人が見逃していることが多く、販売が終了しているものがあったり、小さく目立たないプレミア品が眠っている可能性があります。
上の3つには書いてありませんがもちろん自分の目線の高さにある普通の棚も見なくてはいけません。
特に奥行きのある棚は商品に隠れてほかの商品が見えなかったりと普通の人が見逃してしまうところを探すことが重要です。
私は初めての店舗で商品を探す際には、
大きな通路の端部の棚 → 通常の棚の目線の高さ → しゃがんで下の棚 → 目線より上の棚 → セール品(ワゴン)
の順番に見ていくようにしていますので参考にしてみてください。
どんなものを仕入れればよいのか
最後にどんなものを仕入れればよいのかを複数の基準を順番に紹介します。準備編で決めた自分の好きなものの範囲で選択しましょう。
1.店舗での価格とネットショップ内の値段を比較
気になる商品を見つけたらまずは値段を確認します。
商品価格を確認することは普段から行っているでしょうから意識して行うことはないと思いますが、他店舗やネットショップの価格を比較している人は多くないと思います。
特にネットショップの値段は自分の出品価格に直結しますので仕入れをする際には必ず確認してください。
2.商品の大きさを確認
次に商品の大きさを確認します。
箱の大きさによって送料が大きく異なりますので、利益を少しでも残したい副業では重要になります。
ただし、店の中でメジャー等でいちいち測っていると店側に迷惑になって目を付けられるだけでなく、副業なので時間をかけずになるべく多くの商品を探して比較したい方にとってとても非効率です。
そこで自分の身近にあるスマホ・財布・手のサイズ等で比較して素早く判断できるようになりましょう。
3.おおよそ利益がいくら出るか想定(重要)
仕入れ価格と商品の大きさを確認したら、そこからどれくらいの利益が出るかを大まかに計算しましょう。
大まかにする理由は商品の相場を確認しても相場の変動があり値段通りに販売できるとは限らない上に、出品している間にリメイク品や上位品が販売されたり手数料や交通費の変動があったりと利益を確定できていないので細かく計算するよりは頭の中で百円単位の概算で大丈夫です。
私は以下の条件を満たせば仕入れるようにしていました。
販売価格 ー(仕入れ価格+手数料+送料+交通費)≧ 1000円~1500円
かつ、仕入れ価格 ≦ 4000円
あくまで参考ですので自分の商品に合ったものに改造してお使いください。
まとめ
今回は店舗での仕入れについて紹介してきました。
今回紹介したのは店舗での仕入れ方法の一例で基本的なことです。
自分の生活や店舗実態によって店舗の在庫状況が異なるので仕事の帰りなどにフラッと寄って簡単に見て回るなどしてみてください。
長文読んでいただきありがとうございました。