89.小屋の布団修理(米川さんの絵本)
昔はね、汚れて臭いのはシーツを剥がして
破けているのは修理して
たくさんあるから忙しい
静かにしているんだよ
おやつあげるからね
そんな日々だった
解説
米川です。
昔は多くの家が綿布団で寝起きして、修繕しながら使っていたと思います。
山小屋も、昔は登山客は布団があるだけでもありがたかった時代。
沢山布団を用意して、啓子さんがほつれをいつも直していました。
けっこう手間のかかる仕事。息子は布団で飛び跳ねて飽きるとおやつと言っていました。大変だったと思いますが懐かしい思い出です。
Saitouです。
コロナが流行してから全国の山小屋さんたちも寝具に関しては大変な神経を使うようになりました。
大自然の山のなか、本当は多少の汚れ等も気にせず、昔のように眠る場所があるだけでも幸せという感覚は山のなかでは必要なのかもしれませんが
それが時代というものでしょうか。
追記
2023年4月25日現在、まだ登山道は雪が残っています。
黒百合ヒュッテから下りてきた登山者の方と登山口でお話しましたがアイゼンが必要な箇所があったと話されていました。
これからゴールデンウィークです。十分注意して登山をお楽しみください。
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