地元民も知らない超穴場のおしゃれカフェ
私は東京にいる時から「自分のお気に入りの場所」を見つけるのが好きです。
登山するくらい自然は私にとって欠かせないのだけど、建築やデザイン、アートや陶芸とか人の作る芸術もめちゃくちゃ好き。
多分、綺麗なものはみんな好き。
特に「空間」に関してはとても敏感で、住む場所も働く場所も
自分が身を置く場所はお気に入りにしたいタイプです。
仕事探しをしていたころ、時給が一千円に満たない求人ばかりで応募する気になれず、この際ずっとやりたかったピラティスのイベントをしてみようと思って場所を探していて、出会ったのがこのクールドナチュールというカフェです。
自然を感じられる素敵な空間
カフェとかでやれないかなぁと思って、
めちゃくちゃ探した結果、
びっくりする場所にありました。
それは、住宅や鉄工所が隣という場所に。
本当に調べて行かないと絶対に見つけられません。
背の高い看板も案内板もないので。
外から見た建築の素晴らしいこと！！！！
そして実際行ってみたら中も完璧なほど私好みの空間で、ここだって思いました。
しかも！
私がやりたい「心のための」ピラティスにピッタリな理由がありました。
このカフェは、精神科クリニックが運営している就労支援施設だったんです。
退院しても社会に出ると戻ってきてしまうことから、街中で自分らしく働ける社会の居場所をつくろうというところから、こんな素敵なカフェがうまれたそうです。
余談ですが、これはまさに私が東京にいる頃からずっとやりたいと願って掛け合ってきた分野。普通のピラティススタジオに就職しなかった理由は、ただの運動する場所じゃなくて、心を整える場所を提供したい思いがあったから、資格をとって起業しようと思っていました。メンタルクリニックやハローワークでピラティスセミナーができないか問い合わせたのですが、実績もない私は断られてしまいました。原宿にある東郷神社の場所を借りても集客できなかったことも。
話を戻しますが、このカフェでピラティスをやりたいので話を聞いて欲しいと連絡して会うことができましたが、就労支援施設であるため、スタッフが働くことや利益をかなり出さないと借りるのも難しそうで、東京で集客に成功したことがなかった私は、ここで一旦諦めてしまいました。
とはいえ、このカフェは本当に素敵なので、私にとって伊万里の自慢の一つにしています。
このカフェを建築した建築家夫婦は映画にもなったと知って観に行きました！
私と彼はこの建築家夫婦が将来の理想像です。
お料理はどれも丁寧で美味しかったです！
お値段は田舎よりも都会価格に近いですが、それがきっとこの空間を維持できる経営なんだと思います。
いつか、こういう好きな空間で自分の店舗をつくれたいいな、
夢は心の中に置いておく。