rakugaki_68「クリスマスローズの伝説」
ブログを書いていて美術鑑賞ものばかりで、あれ?最近新しいアクセサリー考えてないんじゃね?
マジ、考えてねーってなり、そういえばもう11月も末、クリスマスに向けて何かアクセサリーを考えようとなりました。
※2021年11月29日時点
ヒイラギとかポインセチアとか色々思い浮かべてみたのですが、いまいちピンとこない。
そうこう考えているうち、ピッタリの花を思いつきました。
「クリスマスローズ」
クリスマスローズはうつむき加減に咲く姿とシックな花色、冬の寂しい時期から早春にかけて庭を彩ってくれる花です。
日本では12〜1月頃咲くニゲルとの異種間交配種、2月〜4月頃咲く「ヘレボルス オリエンタリス」の交配種などヘレボルス属を総称してクリスマスローズという名で流通しています。
クリスマスローズにはキリスト教の国々で語り継がれている伝説があります。
キリストが誕生したときにマデロンという貧しい一人の少女が、聖母マリアのもとにお祝いに駆けつけました。
ところが祝う贈り物が無く嘆き悲しんでいるときに、少女の流した涙が落ちた場所からクリスマスローズが咲きみだれ、少女はそのクリスマスローズを摘み花束にして聖母マリアと幼子キリストに捧げたという物語が伝えられています。
この伝説を形にしようと思い、涙がクリスマスローズに落ちるイメージのイヤリング(ピアス)を考えました。
耳元で揺れるかわいいアクセサリーです。
実はこの伝説のクリスマスローズは純白の花とされているのですが「ブラックパール」や「ストロベリームーン」などのカラーも魅力的だと感じ、あえて白ではなく黒とピンクを制作しました。
ちなみにクリスマスローズの花言葉は、「いたわり」「慰め」「追憶」「私を忘れないで」。
中世のヨーロッパで騎士が戦場に行くとき、自分のことを忘れないでほしいとい願いをこめて恋人にクリスマスローズを贈っていたことに由来しているとも言われています。
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クリスマスローズの伝説を、是非耳元に彩っていただければ幸いです。