残したい言葉を記録する
今年2月に企画したイベント「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」の記録を作ろうとしている。
当初は考えもしなかったことだ。
ヒントは受講したいと望みながら、予定があって参加できなかった人の声がきっかけとなった。
そして内容が質の高さを担保しながらのわかりやすさがあったからである。
プレゼンターである国重浩一(こう)さんと平木典子先生、お二人の理解も追い風となった。
録音を何度も聞き、記録を作る行程で、お二人が選んで放つ言葉の1つひとつに深い意味を感じながら、「そうだ、そうだ」と納得しながら進む。
時代の変化、ナラティブがとらえる問題の問題、アサーション・トレーニングが日本で紹介されて40年という節目に、ナラティブ・セラピーとアサーション・トレーニングの第一人者であるお二人の言葉を残せるよろこびを感じている。
そして、この記録をともに作ってくれているスタッフの尽力に感謝するとともに、これからこの記録がどのように活用されていくかを想像するだけでわくわくする。
期待をもって待っていてくれる人もいるはずだと信じて。
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