PTA meeting

昨夜、PTA meetingというものに参加しました。全校保護者宛にmeeting開催のお知らせが来ていたので、どういう会合か、クラスであつまる保護者会なのか、何もわからず行ってみたところ・・・実は、小学校のPTAで言うところの役員会でした。11名の保護者と校長先生が、会議室のテーブルを囲んでいます。そこに私たち夫婦も一緒に座らせていただき、話を伺いました。校長先生がvery welcome! とおっしゃって部屋に迎え入れてくれたので安心して座っておりましたが、かなり内容の濃い話し合いだったようです。メンバーの中に二人ほど、息子たちのクラスのママさんがいらして、私たちのことを紹介してくださり、ほっとしました。校長先生も含め、11名全員が女性、ママさんです。

最初にagenda(レジメ)が配られました。今日の議題が書かれています。それまでの話の背景がわからない上に、マシンガントークのごとく早口で進むので、聞き取りに専念するのがやっとでした。

話し合いされていた内容は
・先月行われたイベントについて、担当者からの報告、および改善点の提案など。
・これから行われるSummer Fairの準備について、各担当者の確認と準備事項についての確認。
・学校の講堂(ステージと1学年の児童60名とその保護者が着席できる120名分の階段席を設ける講堂)整備のための資金集めの方法について
・最後に、今日のまとめと、誰がメール配信をするかの確認
実は、PTAが主催するイベントがたくさんあったのですね。

しかも、Gin Tastingという、日本で言えば日本酒の利き酒でしょうか?が夜に学校で行われていたそうです。(私は下戸なのでスルーしてしまいましたが・・・)
金沢の地元の小学校や幼稚園の保護者会でも思いましたが、様々なイベントを開催するに当たり、その準備を進めたり当日の運営をする人たちは、ものすごくいろいろなこと、細かいことを話し合って決めているんですよね。それが、ここイギリスでも同じで、学校のことを思って労を惜しまずにエネルギーを注いでくれる方々がいることがわかって、なんだか親しみを感じました。

講堂整備のための資金集めをどうするかでは、様々な意見が出て、寄付を募るにも、プラチナ・ゴールド・シルバーコースを設けて、それぞれ額に応じて特典(ロゴを壁に大きく入れるとか、音楽家のコンサートチケットを何枚つけるとから)をもうけるとか、保護者の寄付コースをもうけて、どこかに名前を記載するとか。あるいは、地元のスーパーやお店に協力を得て、買い物をしたらスタンプをもらえるようにして、10こスタンプが集まれば学校のバザーでいくらか割引になるとか、など、ママさんたちがたくさんのアイディアを出し合っています。

ママたちが楽しそうに話し合いを進めていたり、引き締め役となるママさんがいたり、人間模様が少し見えて、生の英語をたくさん聞けて、個人的にはとても興味深かったです。最後に、感想を聞かれて、とても面白かったですと伝えて、日本でPTAの仕事に関わっていたこと、あと、photoshopとIllustratorが少し使えることを伝えて、何かお手伝いできることがあれば、お知らせくださいと伝えてみました。もしお邪魔でなければまた今後も参加してみたいと思った次第です。

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