【お別れと転職のお話】
学校事務のMrs. Bが退職されることになりました。このMrs. B、いつも笑顔で物腰が柔らかく、どんなときも安心感を与えてくださる、とても素敵な方です。
そして、今の学校を初めて訪問したときに最初に応対してくださったのがMrs. Bです。緊張して英会話もままならず、何度も聞き返す私たちを、温かく受け止めてくださり、ああ、この学校から許可が下りれば、間違えなく素敵な学校生活になるに違いないと確信しました。子どもたちの英語力不足についても、私たちは英語が話せない子どもたちの対応に慣れていますからと言ってくださり、どれだけ安堵したかわかりません。
そのことを伝えに事務室に向かい、片付けや引き継ぎの忙しい中、少しだけ時間をいただきました。別件もあったので。
最初よりは少し上達した英語で、上の気持ちを伝えると、とても喜んでくださり、私も嬉しくなりました。新しい職場に行かれるのですか?と尋ねると、隣町のWelwynの中学校に転職されるとのこと。Mrs. Bは学校設立からずっといらしたので、この学校を作り上げてくださったのですよね、と伝えると、ちょっと感極まりながらも、ずっといると古くなっちゃうから(古参になっちゃうからということでしょうか)、新しい環境に身を置こうと思って転職します、とおっしゃっていました。なるほど、そういう気持ちで転職をされていくのですね。その心構えがとても新鮮でした。
1月からMrs. Bの笑顔を見られないのはとても寂しいですが、優しく受け入れてくださったことに感謝していつまでも忘れずに、残りの3ヶ月の学校生活を楽しめたらと思っています。