簿記3級に役立った漫画2選~デザイナーだけど約1ヶ月で合格できた話~
みなさん、漫画好きですか?わたしは大好きです。
こんにちは。楽楽精算のデザイナーをしているimamuです。
今年9月にラクスに入社し、OJTの一環として簿記3級を勉強したら、約1ヶ月の学習期間で合格できちゃいました。
経理でもない、家計簿もつけられない、ド文系のデザイナーなのに、なんでスムーズに勉強を進められたのかを振り返ると、ハードルになりそうなところを今まで読んだ漫画がことごとく助けてくれたのが大きかったです。
というわけで、簿記の勉強をしていて役に立ったな~!読んでてよかったな~!と思った漫画をご紹介します。
みんなも読んでね!!!
1. 簿記の世界観は異世界の設定と同じ ~『女騎士、経理になる。』~
何かをゼロから始める時、その対象の世界観や用語を理解するまでが結構大変ですよね。いざ参考書を開いても知らない言葉だらけ、そもそも何を説明されているのかもよくわからなくて置いてけぼりになってしまう。
簿記に関しても、経理の方が勉強する場合はともかく、私のような他職種だと、特に高いハードルになりがち。
これに関して、入社するよりず~っと前に読んでいた漫画に救われました。
それがこちら。
数年前にTwitterでバズっていたので、以下のくだりをご存じの方も多いのではないでしょうか。
2024年1月現在、3話まで無料で読めるようなので、このシーン、ぜひ漫画で読んでみてください。原作は小説なので活字派の方は原作をどうぞ。
さて、この漫画ですが、経理の設定は冒頭だけで終わり、ではありません。
本編でも経理や会計の知識を武器にストーリーが進んでいきます。
なので、経理や簿記、会計の基本的な用語を漫画の世界観設定と同じ感覚で覚えられます。
まず漫画としてのキャラとストーリーがあって、そのキャラが使うツールとして会計知識があるので、『漫画でわかる!』系の参考書よりもさらに頭に入りやすいです。
『Dr. STONE』でいろんなモノの性質や作り方が覚えられたりするのにも近いかも。
そんなわけで、個人的に特に「漫画で読んでおいてよかった~」と思った内容を2つご紹介します。
1つ目は、借方と貸方の話。
もし参考書から入ってたら借方と貸方を意味で覚えようとして絶対沼ってました。
「借方と貸方の金額を一致させない=死ぬ」。
わかりやすい。そういうルールのゲームなんだなって一発で覚えられます。
2つ目は、小切手の仕訳の話。
小切手を現金で仕訳する場合と、当座預金で仕訳する場合があるの、参考書が初見だったら意味わかんなくて頭抱えてました。
こういう「は?なんで???」って理不尽に感じやすい点を、「なんか知らんけどそういうルールの世界なんだな~」と受け入れやすい形で知っておけたのは、かなりよかったです。
2. できないからって心折れなくていい ~『ハイキュー!!』~
そして、そんな前提知識を持った状態で、参考書に取り掛かりました。
しかし、まあわからない。
シンプルな仕訳は勘定科目を覚えたらなんとかなるかもと思えたものの、訂正仕訳や損益勘定、決算整理などは複雑すぎてちんぷんかんぷん。
わかるようになるビジョンがさっぱり浮かびません。
もしやムリゲーでは?と思った時に頭に浮かんだのがこのシーン。
たしかに~!!!!
ということで、苦手でよくわからない問題はひたすら繰り返し解くようにしました。
とりあえず慣れるまで。
最初は正直つまんなかったです。そりゃもう。
でも、繰り返して慣れてくると、ちょっとずつできるようになってきます。
そうなると、ちょっと楽しくなってくる。
まさにこんな気持ち。
こうなったらこっちのものです。
さらに繰り返し問題を解いていきました。
繰り返すうちに参考書の問題は覚えてきちゃったので、予想問題集を買ってきました。
いっぱい繰り返せるように、とにかく問題の収録数が多いやつ。
紙の試験が9回分、ネット試験が5回分収録されています。
とりあえず第1回を時間を測りつつも自分のペースで解いてみたところ、8分オーバーで78点でした。
70点以上が合格ラインなので、思ってたよりいい感じ。
ありがとう研磨、ありがとう日向。
あとは時間内に解けるようになるのが最重要課題だとわかりました。
では、どうしたら時間内に解けるようになるか?
そこで脳裏をよぎったのがこのシーン。
そうだね!!!!
ということで、愚直に予想問題を解いていくと、第4回くらいから時間が少し余るようになりました。やったね!
で、そのまま問題集を全部解いて本試験に臨んだところ、98点で余裕の合格!やったぜ!
まとめ
簿記を勉強するにあたって、漫画が越えさせてくれたハードルは次の通り。
逆に、漫画では越えられない以下のハードルは、周りの環境に助けられました。
これはどれも先輩が組んでくださったOJTカリキュラムのおかげです!
業務時間を使って学習を進められるし、なぜ簿記の知識が必要なのかが明確なので、目的意識を持ってあきらめずに学習できました。
この素晴らしいカリキュラムについては先輩方のnoteを参照ください!
最後に
ラクスではまだまだ新しい仲間を募集中です!
ちょっとでも興味を持った方は、是非まずはカジュアル面談にお申込みください。
一緒に楽しくデザインしましょ~!
では!
引用文献
三ツ矢 彰・Rootport『女騎士、経理になる。』バーズコミックス(Kindle版)
古舘春一『ハイキュー!!』集英社(ジャンプ+版)
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