仏法は聴聞に極まる 1 imamurakoichi 2022年6月26日 21:06 今日のお話は、「仏法は聴聞に極まる」https://youtu.be/ovDyyeZak2Iです。蓮如上人は御一代記聞書のなかに「仏法は聴聞に極まる」と仰言っています。「仏法」とは「仏教」のことです。「仏」とは「死人」のことではありません。数あるさとりの中でも最高のさとりの位を「仏」といいます。「仏のさとり」をひらかれた方は、今から2600年前インドで活躍された「お釈迦さま」のことです。お釈迦様は35才で仏のさとりをひらかれ、80才でお亡くなりになりました。この間45年間、仏として教えを説かれたのが「仏教」です。釈迦一代の教えは、一切経、七千余巻に書き残されています。ところが膨大なお経を読むことは大変です。漢字ばかりでかかれていますので、読んでも理解できませんし、1日1巻ずつ読んだとしても、20年ほどかかります。そこで、一切経を何度も読み破られ、私たちに分かるように教えて下されたのが、約800年前、日本にお生まれになられた「親鸞聖人」です。親鸞聖人は正信偈の中に、「如来所以興出世 唯説弥陀本願海」と仰言っています。「釈迦如来が、この世にお生まれになられたのは、 唯、弥陀の本願を説かれるためであった」ということです。お釈迦さまが仏法を説かれたのは、阿弥陀仏の本願一つを説かれるためであった。ということです。「阿弥陀仏」のことを「弥陀」といわれます。「弥陀の本願」とは「阿弥陀仏の本願」ということです。「本願」のことを「誓願」ともいわれます。歎異抄の冒頭には「弥陀の誓願」とあります。釈迦の教えといっても、弥陀の本願以外ありません。「『阿弥陀仏』といっても『お釈迦様』といっても、同じ仏さまなんでしょう?」という人があります。「阿弥陀仏」と「お釈迦様」は全く違う仏さまです。蓮如上人は御文章2帖目8通に「弥陀如来と申すは、三世十方の諸仏の本師本仏なれば」と言われています「阿弥陀仏」は「十方諸仏」の「本師本仏」ということは、十方とは大宇宙のことですから、大宇宙のすべての仏の、先生の仏が、「阿弥陀仏」です。大宇宙のすべての仏の先生が、阿弥陀仏ですから、お釈迦様も、大宇宙の仏の御一人ですからお釈迦様の先生が、阿弥陀仏です。お釈迦様を弟子とすると、阿弥陀仏は師匠です。お釈迦様を生徒とすると、阿弥陀仏は先生です。弟子の使命は、先生の御心を、正確に一人でも多くの人にお伝えすることだけですから、弟子であるお釈迦様は、先生である阿弥陀仏の本当に願っていられる御心、阿弥陀仏の本願以外、教えられたことはありませんでした。お釈迦様がつくった教えが仏教ではありません。お釈迦様は大宇宙の真理を発見なされて、それをお伝えされました。お釈迦様が阿弥陀仏のことを私たちに紹介してくださいました。釈迦と弥陀の一番の違いは、釈迦は、この地球上にあらわれた唯一の仏さまです。弥陀は、他方仏といい、地球以外にあらわれた仏さまです。「合点ゆかずば、合点ゆくまでききなされ」といわれます。仏教の教えは聞けば必ず合点できます。https://youtu.be/ovDyyeZak2I「歎異抄」に「摂取不捨の利益」絶対の幸福があると教えられています。ガチっとおさめとられて捨てられない幸せどんなことがあっても変わらない幸せがあります。どんなに苦しくてもあきらめないで。あなたはやがて大きな幸せに恵まれるのですよ。それが歎異抄のメッセージです。あ!歎異抄(たんにしょう)すっごくいい!YouTubeチャンネル登録まだの方、どうか宜しくお願い致します(^_^)/~https://youtu.be/ovDyyeZak2I【自己紹介】今村光一@やさしい歎異抄講座https://www.youtube.com/channel/UCIODJsS3qZU4eV8wwAIRthg昭和44年 兵庫県芦屋市出身。平成 4年 大阪大学工学部機械工学科卒業。平成 6年 仏教講師養成課程卒業。以後各地にて講演活動。はじめての人もよくわかる、「なぜ生きる」とは、「歎異抄」の言葉とは、どんなことか発信してゆきたいです。(YouTube) https://www.youtube.com/channel/UCIODJsS3qZU4eV8wwAIRthg(note) https://note.com/imamurakoichi(ツイッター) https://twitter.com/kixmmr(フェイスブック)https://www.facebook.com/koichi.imamura.73(インスタグラム)https://www.instagram.com/imamurakoichi/(ブログ) https://ameblo.jp/kixmmr-20210628/(TikTok) https://vt.tiktok.com/ZSeeU69Cd/【歎異抄の紹介】親鸞聖人約800年前、京都にお生まれになられ、90才でお亡くなりになられた。親鸞聖人は浄土真宗を開かれた方日本人のほとんどは仏教徒仏教徒の中で一番多いのが浄土真宗歎異抄親鸞聖人の高弟・唯円によってかかれたといわれる親鸞聖人がお亡くなりになった後、親鸞聖人が教えられたことと異なることを言いふらすものが表れ、その誤りを嘆き正そうとしたもの。日本の三大古文「方丈記」(鴨長明)「歎異抄」「徒然草」(吉田兼好)ほぼ60年間隔で成立岩波文庫で「歎異抄」120万部以上歎異抄に感銘を受けた人も多い。西田幾多郎「一切の書物を焼失しても『歎異抄』が残れば我慢できる」三木清「万巻の書の中から、たった一冊を選ぶとしたら『歎異抄』をとる」司馬遼太郎「無人島に一冊の本を持っていくとしたら『歎異抄』だ」歎異抄について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。歎異抄.jphttps://xn--6quo9qmwi.jp/【おすすめ】仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太(動画)https://www.youtube.com/channel/UC2L2dBbBWuexPgOE4IdGu2g釈迦がただ一つ説かれたことhttps://www.youtube.com/watch?v=vzD7vQ0ajug&t=18s釈迦と弥陀の違いhttps://www.youtube.com/watch?v=jK7JAz-AmwY&t=828s【ハイデッガーの老後の日記】マルティン・ハイデッガー(1889-1976)20世紀最高の哲学者の一人。〔ハイデッガーの老後の日記〕 今日、英訳を通じてはじめて東洋の聖者親鸞の「歎異抄」を読んだ。「弥陀の五劫思惟の願を案ずるにひとえに親鸞一人がためなりけり」(歎異抄後序)とは、何と透徹した態度だろう。 もし10年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったこと知ったら、自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。日本語を学び、聖者の話を聞いて、世界中にひろめることを生きがいにしたであろう。遅かった。 自分の側には日本の哲学者、思想家だという人が30名近くも留学して弟子になった。 ほかのことではない。思想・哲学の問題を随分話し合ってきたが、それらの接触を通じて、日本にこんな素晴らしい思想があろうなどという匂いすらなかった。 日本の人達は何をしているのだろう。 日本は戦いに敗けて、今後は文化国家として、世界文化に貢献するといっているが、私をしていわしむれば、立派な建物も美術品もいらない。なんにもいらないから聖人のみ教えの匂いのある人間になってほしい。 商売、観光、政治家であっても日本人に触れたら何かそこに深い教えがあるという匂いのある人間になってほしい。 そしたら世界中の人々が、この教えの存在を知り、フランス人はフランス語を、デンマーク人はデンマーク語を通じて、それぞれ、この聖者のみ教えをわがものとするであろう。 そのとき世界の平和の問題に対する見通しがはじめてつく。21世紀文明の基礎が置かれる。 (中外日報:昭和38年8月6日) #歎異抄 #なぜ生きる#なぜ生きるのか#今村光一#いまむらこういち#いまむら#生きる意味#人生の目的#人生の目標#仏教#釈迦#法然#親鸞#覚如#蓮如#人生#四苦#八苦#生死#生老病死#ブッダ#教行信証#正信偈#御文章#御一代記聞書 #仏法 #歎異抄 #なぜ生きる #聴聞 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート