運命は何によって決まるのか

今日のお話は
「運命は何によって決まるのか」
https://youtu.be/sdo_fbY7cG4
です。

仏法の本についてお話します。
仏法とは、仏教のことです。
「仏」とは、「死んだ人」という意味ではありません。
数あるさとりのなかでも、最高のさとりを開かれた方を
「仏」とか「仏さま」といわれます。

仏法の「法」とは「三世十方を貫くこと」
だけを「法」といいます。
「古今東西変わらないこと」ということです。

世間でも「憲法」「法律」「法規」といいます。
めったに変わらないものを「法」といいます。
これらのものは、人間の作ったものなので、
時代によって、国によって変えねばなりません。

「仏法」の「法」は人間の作ったものでは
ありません。三世十方を貫く「真実」です。
普遍的なものです。

「仏法の本」とは「仏教の根幹」のことです。
仏教を大きな木にたとえると、根っこ、幹に
あたる教えがあります。
根っこがなければ、木は枯れてしまいます。
幹を切ったら、木は倒れてしまいます。

それは、「因果の道理」です。
因とは、原因のこと、
果とは、結果のことです。

どんな結果にも原因があります。
原因のない結果は、万に一つありません。
ただ原因の分からない、ということはあります。
原因不明ということはあります。
しかし、原因がないということはありません。

道理とは、三世十方を貫くことです。
いつでもどこでも変わらない真理を
2600年前から、お釈迦様は教えられています。

私たちは何のために生まれてきたのか、
何のために生きているのか、
それは幸福という運命を求めてのことです。

一番知りたい運命の原因と結果の関係について
お釈迦様は

「善因善果 悪因悪果 自因自果」

と教えられました。

よい原因は善い結果、
悪い原因は、悪い結果を引き起こします。

ここで因とは行いのこと、
果とは、運命のことです。

幸福という運命は、よい行いが生み出したもの、
不幸や災難という運命は、悪い行いが引き起こしたものです。

自分の運命のすべては、自分の行いが生み出したものであり
例外はありません。
「自業自得」ともいいます。

他の人の種まきが自分に現れたり、
自分の種まき、行いが、他人に現れることは
絶対にありません。


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【自己紹介】
今村光一@やさしい歎異抄講座
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昭和44年 兵庫県芦屋市出身。
平成 4年 大阪大学工学部機械工学科卒業。
平成 6年 仏教講師養成課程卒業。
以後各地にて講演活動。はじめての人もよくわかる、「なぜ生きる」とは、「歎異抄」の言葉とは、どんなことか発信してゆきたいです。

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【歎異抄の紹介】

親鸞聖人
約800年前、京都にお生まれになられ、
90才でお亡くなりになられた。

親鸞聖人は浄土真宗を開かれた方
日本人のほとんどは仏教徒
仏教徒の中で一番多いのが浄土真宗

歎異抄
親鸞聖人の高弟・唯円によってかかれたといわれる

親鸞聖人がお亡くなりになった後、親鸞聖人が
教えられたことと異なることを言いふらすものが
表れ、その誤りを嘆き正そうとしたもの。


日本の三大古文
「方丈記」(鴨長明)
「歎異抄」
「徒然草」(吉田兼好)
ほぼ60年間隔で成立

岩波文庫で「歎異抄」120万部以上
歎異抄に感銘を受けた人も多い。

西田幾多郎
「一切の書物を焼失しても『歎異抄』が残れば我慢できる」

三木清
「万巻の書の中から、たった一冊を選ぶとしたら
『歎異抄』をとる」

司馬遼太郎
「無人島に一冊の本を持っていくとしたら
『歎異抄』だ」



歎異抄について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
歎異抄.jp
https://xn--6quo9qmwi.jp/



【おすすめ】
仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太
(動画)https://www.youtube.com/channel/UC2L2dBbBWuexPgOE4IdGu2g

釈迦がただ一つ説かれたこと
https://www.youtube.com/watch?v=vzD7vQ0ajug&t=18s

釈迦と弥陀の違い
https://www.youtube.com/watch?v=jK7JAz-AmwY&t=828s


【ハイデッガーの老後の日記】
マルティン・ハイデッガー(1889-1976)
20世紀最高の哲学者の一人。

〔ハイデッガーの老後の日記〕
 今日、英訳を通じてはじめて東洋の聖者親鸞の「歎異抄」を読んだ。
「弥陀の五劫思惟の願を案ずるにひとえに親鸞一人がためなりけり」
(歎異抄後序)
とは、何と透徹した態度だろう。
 もし10年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったこと知ったら、
自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。日本語を学び、聖者の
話を聞いて、世界中にひろめることを生きがいにしたであろう。遅かった。
 自分の側には日本の哲学者、思想家だという人が30名近くも留学して
弟子になった。
 ほかのことではない。思想・哲学の問題を随分話し合ってきたが、
それらの接触を通じて、日本にこんな素晴らしい思想があろうなどと
いう匂いすらなかった。
 日本の人達は何をしているのだろう。
 日本は戦いに敗けて、今後は文化国家として、世界文化に貢献すると
いっているが、私をしていわしむれば、立派な建物も美術品もいらない。
なんにもいらないから聖人のみ教えの匂いのある人間になってほしい。
 商売、観光、政治家であっても日本人に触れたら何かそこに深い教え
があるという匂いのある人間になってほしい。
 そしたら世界中の人々が、この教えの存在を知り、フランス人は
フランス語を、デンマーク人はデンマーク語を通じて、それぞれ、この
聖者のみ教えをわがものとするであろう。
 そのとき世界の平和の問題に対する見通しがはじめてつく。
21世紀文明の基礎が置かれる。
               (中外日報:昭和38年8月6日)
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