なぜ弥陀の救いは一念の瞬間なのか imamurakoichi 2022年5月17日 19:30 今日のお話は「なぜ弥陀の救いは一念の瞬間なのか」https://youtu.be/TURQvFQeqkoです。親鸞聖人の90年の教えを浄土真宗といいます。親鸞聖人が御臨末に「我が歳極まりて安養浄土に還帰す」と仰言っておられます。親鸞聖人は、「いよいよ臨終が近づいた、親鸞は極楽浄土へいくぞ」といわれています。「安養(あんにょう)」とは「阿弥陀仏」のことです。「阿弥陀仏」とは、お釈迦様が紹介して下された仏さまです。蓮如上人は御文章2帖目8通に「弥陀如来と申すは、三世十方の諸仏の本師本仏なり」「安養浄土」とは「阿弥陀仏の極楽浄土」のことです。親鸞聖人は、御臨末に、「親鸞は、阿弥陀仏の極楽浄土へ帰るぞ」と仰言っておられます。親鸞聖人は9才から20年間、天台宗比叡山で厳しい修行をされました。しかし、後生暗い心の解決はできませんでした。29才で比叡山をおりられ、京都の町をさまよっておられたとき、四条の大橋で、かつての比叡山での法友の聖覚法印とであわれ、吉水の法然上人を紹介されました。法然上人によって、阿弥陀仏の本願を聞かれた親鸞聖人は、29才の時、阿弥陀仏の本願に救われました。阿弥陀仏の本願によって、後生の一大事を解決して、絶対の幸福になることができます。煩悩があるまま、弥陀の本願に救われます。阿弥陀仏の本願に救われると、何が変わるのでしょうか。弥陀に救われたところが「分水嶺」です。弥陀に救われる前と、弥陀に救われた後と、死んでからいくところが違います。仏教の究極の目的は「浄土往生」です。親鸞聖人の教えは「浄土真宗」といいます。極楽浄土にいく教え、ということです。阿弥陀仏の本願に救われた人は、死んだら極楽です。現在、信心決定(しんじんけつじょう)している人が死んだら極楽です。蓮如上人は御文章に何度も「どれだけ念仏称えていても、助かりませんよ」と仰言ってられます。聖人一流の章には「その上の称名念仏は如来わが往生を 定めたまいし、御恩報尽の念仏と心得べきなり」と、念仏はお礼だと教えられています。信心決定しなければ、極楽浄土へはゆけません。弥陀の救いは「一念」です。「一念」とは、1秒の何億分の1よりも短い時間です。ハッキリするところまで、仏法は聴聞に極まる、続けて聞いて頂きたいと思います。https://youtu.be/TURQvFQeqkoYouTubeチャンネル登録まだの方、どうか宜しくお願い致します(^_^)/~https://youtu.be/TURQvFQeqko【自己紹介】今村光一@やさしい歎異抄講座https://www.youtube.com/channel/UCIODJsS3qZU4eV8wwAIRthg昭和44年 兵庫県芦屋市出身。平成 4年 大阪大学工学部機械工学科卒業。平成 6年 仏教講師養成課程卒業。以後各地にて講演活動。はじめての人もよくわかる、「なぜ生きる」とは、「歎異抄」の言葉とは、どんなことか発信してゆきたいです。(YouTube) https://www.youtube.com/channel/UCIODJsS3qZU4eV8wwAIRthg(note) https://note.com/imamurakoichi(ツイッター) https://twitter.com/kixmmr(フェイスブック)https://www.facebook.com/koichi.imamura.73(インスタグラム)https://www.instagram.com/imamurakoichi/(ブログ) https://ameblo.jp/kixmmr-20210628/(TikTok) https://vt.tiktok.com/ZSeeU69Cd/【歎異抄の紹介】親鸞聖人約800年前、京都にお生まれになられ、90才でお亡くなりになられた。親鸞聖人は浄土真宗を開かれた方日本人のほとんどは仏教徒仏教徒の中で一番多いのが浄土真宗歎異抄親鸞聖人の高弟・唯円によってかかれたといわれる親鸞聖人がお亡くなりになった後、親鸞聖人が教えられたことと異なることを言いふらすものが表れ、その誤りを嘆き正そうとしたもの。日本の三大古文「方丈記」(鴨長明)「歎異抄」「徒然草」(吉田兼好)ほぼ60年間隔で成立岩波文庫で「歎異抄」120万部以上歎異抄に感銘を受けた人も多い。西田幾多郎「一切の書物を焼失しても『歎異抄』が残れば我慢できる」三木清「万巻の書の中から、たった一冊を選ぶとしたら『歎異抄』をとる」司馬遼太郎「無人島に一冊の本を持っていくとしたら『歎異抄』だ」歎異抄について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。歎異抄.jphttps://xn--6quo9qmwi.jp/【おすすめ】仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太(動画)https://www.youtube.com/channel/UC2L2dBbBWuexPgOE4IdGu2g釈迦がただ一つ説かれたことhttps://www.youtube.com/watch?v=vzD7vQ0ajug&t=18s釈迦と弥陀の違いhttps://www.youtube.com/watch?v=jK7JAz-AmwY&t=828s【ハイデッガーの老後の日記】マルティン・ハイデッガー(1889-1976)20世紀最高の哲学者の一人。〔ハイデッガーの老後の日記〕 今日、英訳を通じてはじめて東洋の聖者親鸞の「歎異抄」を読んだ。「弥陀の五劫思惟の願を案ずるにひとえに親鸞一人がためなりけり」(歎異抄後序)とは、何と透徹した態度だろう。 もし10年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったこと知ったら、自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。日本語を学び、聖者の話を聞いて、世界中にひろめることを生きがいにしたであろう。遅かった。 自分の側には日本の哲学者、思想家だという人が30名近くも留学して弟子になった。 ほかのことではない。思想・哲学の問題を随分話し合ってきたが、それらの接触を通じて、日本にこんな素晴らしい思想があろうなどという匂いすらなかった。 日本の人達は何をしているのだろう。 日本は戦いに敗けて、今後は文化国家として、世界文化に貢献するといっているが、私をしていわしむれば、立派な建物も美術品もいらない。なんにもいらないから聖人のみ教えの匂いのある人間になってほしい。 商売、観光、政治家であっても日本人に触れたら何かそこに深い教えがあるという匂いのある人間になってほしい。 そしたら世界中の人々が、この教えの存在を知り、フランス人はフランス語を、デンマーク人はデンマーク語を通じて、それぞれ、この聖者のみ教えをわがものとするであろう。 そのとき世界の平和の問題に対する見通しがはじめてつく。21世紀文明の基礎が置かれる。 (中外日報:昭和38年8月6日) #歎異抄 #なぜ生きる#なぜ生きるのか#今村光一#いまむらこういち#いまむら#生きる意味#人生の目的#人生の目標#仏教#釈迦#法然#親鸞#覚如#蓮如#人生#四苦#八苦#生死#生老病死#ブッダ#教行信証#正信偈#御文章#御一代記聞書 #親鸞聖人 #歎異抄 #なぜ生きる #一念 #弥陀の救い #御臨末 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート