リハビリ日記1 DTMと肉と掃除

twitterでごく短い散文ばかり書いているとなんだか自分の虚像がアカギの墓のように少しずつ削り取られていくような気がずっとしていて、長文を書く習慣をつけることにした。
こんにちは、今道といいます。今日から脳の中身をデロンとnoteに書き上げてみようと思う。この文章は朝起きて書いているが、ひたすら書いてたらとりとめがなくなって生活や創作に支障が出るので30分の区切りをつけることにする。脳の中身をアウトプットするための練習場みたいなものなので暇かつ俺に興味がある方はお付き合いください。アウトプットを定期的にせずに情報のインプットばかりしているとどんどんとダメになっていくらしい。twitterの140字で見た。結局それかよ。俺は多動のケが非常にあるのであっちゃこっちゃいくような文章がおそらく出来上がる。可能な限り推敲も修正もせずにそのまま上げようと思う。日記だから。そして俺のリハビリだから。誤字だけは俺の「なんとなく嫌」の琴線に引っかかる（誤用）から直す。バンドをやっていたり音楽を作っていたり、楽器が好きだったりするのでそういう話がポンポンと出てくる。日記だから。飽きるまでやります。
最近の俺はずっとPCとにらめっこしては音楽を作っている。俗に言うDTMというやつで出来上がってくるものはロックバンドの音源である。ロックバンドは勢いとノリが死ぬほど大事だというのにPCでここの波形を5ミリ秒ずらすだとか歌がヘタクソだからサビのイ～！とひっくり返っているところを心を痛めながらピッチの修正をしたりする。心が痛いのは歌ってるのが自分だから。自分の技術不足を俺のMacbookPro様とメロダイン様のコンビは分かりやすくここがアカンで、ここがヘタクソやなと実に分かりやすく波形で教えてくれる。本当にありがとう。あなたがたのおかげで俺の歌の波形は少しずつマシになり俺の心は海沿いの家の壁ぐらいダメージを受けていく。キツイ。打楽器だとか伴奏だとかたくさんの音を混ぜていくとどんどんごっちゃごちゃになっていく。捨てるのが下手だから。取捨選択が苦手な人間にとって「捨てる」という行為はとてもエネルギーがいる。音楽制作は「捨てる」の工程が多すぎる。肉を焼くときに脂身と赤身を切り離して焼く、的なことにも躊躇する俺にとっては心がしんどくなるポイントが本当に多い。気分転換にちょっと外に出る気も起きなくなる。音楽を作るには技術とアイデアと本人のモチベーションが大体を占めていて、俺の場合は最後のやつのせいで何度も頓挫する。関係者本当にすいません。待たせまくってます。毎回ちゃんと帳尻は合わせてんだけど色んな所に普通の人には必要ないダメージを与えてるのをとても感じる。
自分の身体のツボにここを押したらウォーとやる気が出てひたすら過集中モードに入ってくれて、掃除始めたときに止まらなくなるモード入るやつのボタンが色んなバージョンで欲しい。Amazonダッシュボタンぐらいの種類欲しい。掃除ってやりだすとなんで止まらなくなるんだろう……こないだ家の掃除をした。実に1年ぶりだったと思う。お察しの通り俺は部屋が実に汚い。汚いというと少し語弊があってゴミの分別だとか生ゴミの処理には実に気を使っている。ご飯食べる場所も毎回固定している。手もちゃんと洗う。部屋にあふれるのは音楽機材だとか洋服だとか電子機器だとか、要は購入したときに一番脳内物質があふれ出ているモノの数々である、二番は開封したとき。なぜ使っているときに一番ワクワクしないというのか。Amazonで欲しいものを見つけた→カートに入れた→購入を確定するボタンを押した、ここまでの工程こそがアドレナリン受容体が大騒ぎしている。大サビが購入前にくる。ボーカルが入る前に滅茶苦茶盛り上がってAメロ入ったら後は平坦に凡曲として俺の脳は処理していく。非効率にもほどがある。もちろん反省はするんだが懲りないのでこれを繰り返していく。クソみたいなアルバムの出来上がりである。俺が関わるものは全て名曲であってほしいので死ぬほど後悔する。かろうじて実際に音楽としてアウトプットするものはまだ駄作を排泄したことはないが、俺の脳の中でこれだけスパゲッティになったバグだらけのコードがあちこちの関数でエラーを起こしまくっている。
もうオッサンに片足を突っ込んでいるのに何とかせんとまずい、と思って日記を書き始めたものの、この日記も脂身だらけの捨てるところのお得パックぐらいの惨状になった。どうか今後ともお付き合いください。次回予定は未定だが…。（30分12秒 1878字）