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「デッド・ドント・ダイ」を観てきた!
数ヶ月ぶりの映画館へ。公開を楽しみにしていた「デッド・ドント・ダイ」を観てきました!
「デッド・ドント・ダイ」はジム・ジャームッシュ監督のゾンビ映画で、とにかくキャストが豪華なのです。ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴェニー、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、トム・ウェイツ他
「ゲット・アウト」でサイコパス家族の長男を演じたのが印象的だったケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」にも出演していたオースティン・バトラーやセレーナ・ゴメスなど。ジム・ジャームッシュ作品ではお馴染みの俳優から、今注目の若手俳優まで勢揃いしています。ここまでのビッグキャストがゾンビと戦う姿なんて、他ではなかなか観れないですよね(笑)
<以下、一部ネタバレあり>
予告を観ていた限りコメディ映画なのは分かっていたものの、実際に観たら想像以上にふざけた作品でした(笑)オープニングは森に住んでる謎のおじさん役トム・ウェイツが警察官のビル・マーレイに注意されるところから始まり、途中途中「これは良くない結末になるな・・・」とつぶやくアダム・ドライバー。最初に出てくるゾンビはイギー・ポップだし(ちなみにもう一人のゾンビはジムのパートナーであるサラ・ドライバー)ゾンビはみんな喋るし、UFOも出てきますからね(笑)日本の刀を振り回すティルダ・スウィントンはやりすぎなぐらい個性的。ちなみに役柄の葬儀屋さんという設定はティルダ本人からのアイディアだったそうですよ。
ストレートなゾンビ映画ですが、実は監督自身、ゾンビが好きというわけではなく、どちらかというとヴァンパイア派だそうです(笑)「ヴァンパイアは複雑で、頭が良くて、セクシャルだけど、ゾンビは中身空っぽ」的な発言していますが、何かおバカな映画を作りたかったようで、ゾンビを題材にしたそうです。彼なりのアイロニーとユーモアが入ったどこまでもゆる〜いゾンビ映画でした。
予告版はこちら