Netflix「悪魔はいつもそこに」を観た感想
スパイダーマンでお馴染みトム・ホーランドの新境地と言われている「悪魔はいつもそこに」を早速観てみました。今作はドナルド・レイ・ポロック作「Devil All The Time」という小説を映画化したものだそうです(ちなみにドナルドさんは今作でナレーターを務めています)
第二次世界大戦から戻ったウィラード・ラッセル(ビル・スカルスガルド)。アメリカ、オハイオ州ノッケンスティフを舞台に、のちに登場するウィラードの息子アーヴィン(トム・ホーランド)を中心にストーリーが進んでいきます。町全体がクリスチャン色が非常に強く、毎週日曜日には必ず家族で教会に行くのが当たり前。ウィラードの内秘めた闇や、信頼されている牧師さんの変態具合など(笑)様々なことが分かっていきます。千鳥のノブさん的にいうとクセがすごい、おお変人ばかり登場します。息子のアーヴィンは父親に対しての恨みを持ち続けたまま大人へ成長し、クリスチャンの小さな町と、その人々の負のサイクルが続いていきます。田舎町の少し不気味な雰囲気は映画「スリー・ビルボード」を思い出しました。
トム・ホーランド他、同じくMCUでウィンター・ソルジャー役を務めているセバスチャン・スタンや、「トワイライト」のロバート・パティンソン、「ハリーポッター」のハリー・メリングなども出演しています。トム、ロバート、ハリーというイギリス人俳優がアメリカ南部のアクセントで喋っているのもなかなか新鮮。中でもロバート・パティンソンとハリー・メリングの演技は超不気味で最高です!主人公トム・ホーランドは"フレンドリー・スパイダーマン"から"バイオレンス・スパイダーマン"へ(笑)トムホの新境地と言われるのも納得です。怖いシーンもあるのでスリラー系が苦手な方にはお勧めしませんが、2時間18分俳優たちの素晴らしいパフォーマンスが楽しめる作品なので、個人的にはかなり見応えがありました!
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