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【ライブレポート】「balami live #01」 supported by IMALAB レーベルライブとして初陣を飾る3組のバンドが火花を散らす!

新人アーティスト発掘プロジェクト「IMALAB(@imalab2021)」から派生した音楽レーベル「balami」より、IMALABの活動の中で出会ったサヨナラの最終回(@sayonarasaisyu)、NIYOCO(@NIYOCO1)、Lyric Jack(@Lyric_Jack)という新進気鋭のバンドがそれぞれに新曲をリリース。これを記念して、9月23日に東京・下北沢GARAGEにてトリプルレコ発となる、第1回balamiライブが開催された。

2020年、コロナ禍真っただ中に誕生したIMALABは過去に3回、無観客にてオンラインライブを実施しているが、今回ついに有観客でのライブとなる。

【フライヤー】_「balami LIVE #01」

感染症対策も施し、観客・スタッフはマスク着用のうえで行われた、メモリアルなトリプルレコ発の模様をレポートしたいと思う。

■NIYOCO

balamiライブのトップを飾るのはNIYOCOだ。川瀬(Vo/Gt)、末永(Ba)、カンタ(Dr)というスリーピースにサポートのマツムラタダトシ(Gt)を加えた4人が“ゆめいっぱい”のSEでステージに登場。

川瀬が「よろしくお願いします。NIYOCOです」と挨拶すると1曲目“存在ビーム”でライブは幕を開ける。

冒頭、ゆっくりと噛み締めるように《存在ビーム》というフレーズを3回歌った川瀬は、「ありがとうございます」と呟くと次の瞬間スイッチが切り替わり、軽やかなギターとともに一気にロックバンド・NIYOCOが走り出す。

激しいプレイに応えるようにフロアにはたくさんの手が上がり、有観客ならではの景色が目の前に広がる。

腰を落とし、どっしりと頼もしい末永のベース、髪を振り乱し全力でリズムを生むカンタのドラムを従えて、川瀬の歌声は空気を切り裂いていく。

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マスク姿の大勢の観客を前にして「緊張するなぁ!」と素直な心境を吐露しながら、2曲目“マフエル”へ

《ファッション鬱おっちんで》という過激な歌詞に負けず劣らず、ステージでのパフォーマンスが熱を帯びていくNIYOCO。川瀬と末永は向かい合って熱いプレイを披露。直後、川瀬はギターソロ中のマツムラへと近づき、今度は激しい絡み合いを見せつける。

さらに突然「俺のステップについてこれるか!」と叫び、独特のリズムでステップを刻みだす。予期せぬアクションにも動じず、ニコニコとその様子を見守る末永とカンタの姿が印象的だ。

「マスクをつけて顔を隠しているけど、泣きそうなときは泣いてください。笑いたいときは笑ってください。人間ってのは目で全部わかるからね。隠してたって無駄ですよ!」

そんなMCから“ロックンロールなんて”へ。ギターをマイクに持ち替えてさらに身軽になった川瀬のアクションが冴え渡る。

《ロックンロールを最高にカッコ悪くしたのはお前らだ》とフロアを指さしながら歌い放つ挑発的な曲ということもあってか、演奏が終わると「怖くない!怖くないです!」と空気を変えようと必死な川瀬。末永も「お客さんたくさん入ってテンションあがってるみたいです、うちのボーカルは」とフォローを入れる。

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衝動の赴くまま無軌道に暴れまくるようなステージに圧倒されている観客に、次なる一手としてNIYOCOは別の引き出しを用意していた。

川瀬はMCで、balamiへの感謝を述べつつも、スタッフやライブハウスに聴かせているわけではなく、目の前の観客ひとり一人に向かって歌っているんだと語る。そして「明日から仕事だな、学校だなって思うかもしれないけど、ここの扉を開けたときに、何か“んん!”っていうのを持って帰っていってください」と告げると、4曲目に新曲を披露する。

胸が締め付けられるような切ないメロディに乗る《青く澄んだビー玉 記憶喪失のまま》というフレーズが秀逸な歌いだし。アクションも抑え、聴かせる演奏によりこれまでの流れを一変させ、新たなNIYOCOの魅力を提示する一曲にフロアも酔いしれる。

ふと気づけば、しかめっ面から笑顔まで表情豊かに歌う川瀬から目が離せなくなっていた。

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コンプレックスはないほうがいいと言いながら、コンプレックスはどうでもいいと思っているなら俺が歌う意味はない、と語る川瀬。何かあったら俺のところに来い、コンプレックスに悩むなら俺の声を聴け!と力強く言い放つその姿は、ステージで何をするかわからない危うさをはらんでいるにもかかわらず、とても頼もしく見えた。

ラストの曲は、balamiからリリースとなった“ヘローイン”だ。「亡くなってしまった、数少ない友達ふたりに歌います」という言葉から始まり、《君があの日「死にたい」と言ったあの》まではマイクを使い、《笑顔は胸の奥で輝きながら砕け散った》の歌詞は口をマイクから離して、自身の声量のみでフロアに届ける。

曲の途中では「そのままの君でいて!泣きそうだバカ!」と感情が爆発し、川瀬自身がむき出しになる瞬間も。いや、川瀬は最初から最後まで常におのれ自身をさらけ出し続けていたのだろう。

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カンタもエアで熱唱するほど熱が入り、曲が進めば進むほど、グングンと各パートの音の圧が強くなる。ガス欠になるまですべて吐き出すかのような鬼気迫る演奏に、観ているこちら側も思わず力が入ってしまう。

フルスロットルで始まったNIYOCOのライブは、加速し続けたまま圧倒的なエネルギーを見せつけて終幕を迎えた。

歌と言葉、そして演奏に込められたメッセージは確実にフロアにいるひとり一人の胸に届いたことだろう。

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セットリスト
1.存在ビーム
2.マフエル
3.ロックンロールなんて
4.タイトル未定(新曲)
5.ヘローイン

■Lyric Jack

2番手に登場したのは、21歳の男女混成黒一点バンド・Lyric Jackだ。高校の軽音部で結成した旭くにこ(G)、梨沙(Ba)、森口楽絃(Vo/Gt)、えだはるか(Dr)の4人編成。

公開中の最新アー写と違い、旭のビジュアルが一変。アフロヘアにイメージチェンジしてビジュアル面でのインパクト大。これはバンドとして新たな魅力になりうるのでは、と思わせるものだ。

森口がステージで深くお辞儀をしてから、1曲目“恋の跡”でライブが始まる。えだのバスドラと森口のギターが共鳴し、曲の立ち上がりをけん引していく。

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柔らかい手首のスナップによる音の鳴りも見事な旭のギター、甘酸っぱさの残る少しざらついた森口の歌声、フロアを指さしながらアグレッシブにプレイする力強い梨沙のベース。

フロントの3人がはやくも個性全開で魅せてくる。

続いての曲は「君の住む街へと繋がる黄色い電車の曲を歌います」という曲紹介とともに始まった“train to rain”。跳ねるようなリズムを刻むイントロは【君に夢中な僕】の恋の歌を表しているように思え、なんだかワクワクしてしまう。

さらにリズム隊のふたりが笑顔満開で、ときおりお互いの顔を見ながら演奏するシーンもあり、ステージのハッピーオーラが増していく。

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一方でビジュアル面においてもっともファンキーなはずの旭は、その見た目とは異なり格別にクールなギターで魅了する。ひとつひとつの音がしっかり立っており、視覚ではなく聴覚にアピールするプレイは見事だ。

力強く、時にフロアを煽るほどの激しさを見せる梨沙と、冷静沈着かつ聴かせる演奏で表現する旭。動と静の好対照な両翼はLyric Jackの面白さのひとつではないだろうか。

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MCブロックではまずえだが口火を切って挨拶。IMALAB一周年と初のbalamiレーベルイベントでめちゃめちゃ気合いを入れて来たと話し、いろいろ大変な中でここに来てくれた観客への感謝の言葉も。

また、新曲「パノラマグライダー」について、自身初となるアニメMVを制作したことにも触れ、「素敵なMVができまして、自信満々で公開しています!」と堂々宣言した。

森口もコロナ禍の今、自分たちはもちろんのこと、NIYOCOやサヨナラの最終回のライブを観る決断をしてくれた観客へ感謝を伝える。そして、その気持ちに応えるべく、観客の感情に寄り添うようなライブをしますと語った。

MCに続いて3曲目に演奏したのは“口笛を吹いている”。音源にはない、イントロとも異なる4人の音の重なり合いから始まり、森口の合図でピタっと音が止むとピンスポットを浴びた森口が歌いだす演出。

中盤まではアンサンブル重視で終盤に向けてエモーショナルな演奏へと展開していく構成に引き込まれる。

続く“春の嵐”は、森口の語りから始まった。

「別れというものは突然訪れるもので」
「僕は君の前髪や仕草だけじゃなくて」
「離れていく気持ちにすら気づけなくて」

「きっと大丈夫なんていう自信が」
「離れていく君を隠したんです」

「きっとひとりでも大丈夫」
「君なら僕にそう言ったよ」

終わってしまった恋を歌う切ない曲に、旭のアルペジオが優しく寄り添っている。

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また、光の色やタイミングなど随所にこだわりを感じさせる照明演出も映える一曲で、歌詞だけでなく音や光を使ってひとつのストーリーを組み立てていた。

そんな“春の嵐”から間髪入れず、新曲“パノラマグライダー”へ。
「最後の一曲やって帰ります」
「その目で、その心でしっかり受け取って帰ってください」

森口の言葉が疾走感たっぷりなギターと重なり、何かが始まる予感を漂わせ、観る者をドキドキさせる。

ピック弾きにより梨沙のベースはさらに力強さを増し、曲のパワーを引き上げていく。そしてたくましい演奏をバックに、森口の少年性を帯びた声が歌い叫ぶ。

《彼方まで届け》と。

歌詞に引っ張られるようにフロアにはたくさんの手が掲げられ、ライブの盛り上がりは最高潮に達した。

爆発力ある梨沙のベース、笑顔炸裂で楽しいえだのドラム、玄人好みでクールな旭の聴かせるギター、唯一無二な声を持つ森口のボーカル。4人が生み出すサウンドは瑞々しさと大きな可能性を感じさせつつ、全5曲を走り切ってLyric Jackのライブは幕を閉じた。

21歳の少年少女たちには、これからもまっすぐに、自分たちの道を大気圏突破の勢いで進んでいってほしいと願わずにはいられない。

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セットリスト
1.恋の跡
2.train to rain
3.口笛を吹いている
4.春の嵐
5.パノラマグライダー

■サヨナラの最終回

本日のbalamiレコ発イベント、トリを飾るのはサヨナラの最終回、通称サヨサイだ。長い時間を制作期間に充てていたこともあってか、彼らにとっては今日が2021年初、一年ぶりのライブとなる。

ステージ後方には白い布がかけられ、これがスクリーンとなって登場SEとともにオープニング映像が投影されると、黒衣装のリズム隊ふたり、こう(Ba)と高橋サウザー北斗(Dr)、縦縞シャツに黒Tシャツのハヤシ“TiG”タイゴ(Gt)、そして黒の中で映える全身白の衣装を纏ったシバタカヲル(Vo/Gt)がステージに現れる。

そのままの流れでスクリーンにMV映像が映し出される中、1曲目“BUNKI”でライブスタート。リズミカルなギターリフに心が走り出すような幕開け。マイクスタンドの斜め後ろに立ち、フロア正面でなはなく下手側を向いて、どこか繊細な雰囲気を醸し出しながら丁寧に歌うシバタの姿がそこにある。

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文字通り曲をリードしていくタイゴのメロディアスなギターソロが鳴り響き、曲をグッと引き締めていく。

フロアは早くも拳を上げてエンジン全開。負けじとステージでも4人が向かい合い、グルーヴを高めていた。

余韻を生む間もなく2曲目“空想白書”へ。ここでも引き続き演奏曲のアニメMVがスクリーンに映し出される。

《望んだ色を重ねて》
《汚してはまためくって》
《筆を走らせるだけさ》

“空想白書”の歌詞の世界観を踏襲し、スケッチブックを持ちながら歌い、手を動かし、やがて破り捨ててしまうという演出を組み込むことで、より立体的に曲を表現しようと試みていた。

《そんな物語はフィクション》
《だから実在の人物も団体も全部関係ないけど》

物語につきものの「注意書きテロップ」を歌詞にしてしまうあたりはアニメ好きなシバタならではの工夫であり、しかもここをサビにする感覚には唸らされる。

MV映像との連動パフォーマンスの最後は、これまでの彼らの代表曲と言ってもいい、“才或る兎は侮らなゐ”だ。

ここでマイクスタンドからハンドマイクに切り替えると、フロア正面を見据えて歌いだすシバタ。盛り上がりながらもどこか張りつめていたフロアの空気も、四つ打ちのイントロに合わせた手拍子とともに解き放たれ、ライブは一気に加速していく。

北斗のタイトなドラムを中心にスキルフルな楽器隊が演奏面で曲を表現しつつ、一方でタイゴとこうは自らくるりと回転しながら、ビジュアル面でステージに彩りを添える。

自分たちが持つ様々な武器を詰め込んでライブを作り上げていく彼らの姿に、今年初ライブへの意気込みが伝わってくるようだ。

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曲を終え、ボーカルからギターボーカルへとスタイルチェンジしたシバタは、次の曲を演奏する前に曲に込めた思いを伝える。

「拝啓、同じ一年を過ごしてきたあなたたちへ」という第一声から始まり、コロナで音楽好きやエンタメを仕事にする人たちがバラバラになり、自分の居場所、目的地を見つめ直したのではないか、と話す。それでもまたライブハウスに帰ってきた。初めから与えられたものよりも価値があり、新品ではなくボロボロでも頑張ってつなぎ合わせたから一層愛おしくなるんだと続けるシバタ。

最後に「バラバラだったみんなが今日、集まれたとき歌おうと思っていた、新しく作った曲、聴いてください」と告げる。

MCの終わりを合図に、音数も少なく、まるで一歩一歩しっかりと踏みしめるような北斗のドラムを引き立たせるようなオープニングも印象的な、未発表曲“粒子結晶”がここで披露された。ギターをぶら下げたまま、自由な両手を使い歌の世界を表現するシバタ。まるで観客に寄り添うような優しさに溢れる前半、中盤で入るスケール感のあるコーラス、そして背中を押してくれるような後半というドラマティックな曲構成に思わず胸が熱くなる。

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曲が終わり、しばしの静寂の後で、言い残したことが3つあると告げるシバタ。トリプルレコ発での各バンド物販告知やNIYOCOのライブでの川瀬のMCに触れてから、いよいよ3つ目、これが本題とばかりに気持ちを込めて言葉を紡ぐ。

「ずっと言い残していて、一年越しに言わなきゃと思っていて。ありがとうございました」

シバタの、この一年間における様々な思いが詰まったメッセージが下北沢GARAGEに響いた。

そして、ついに最後の曲へ。ラストを飾るのは“I’m i”。《槍玉に挙げられるのはいつも僕の方》とつらい過去を描きながら、《僕が僕の生きる“意味”になれるように》と自らを奮い立たせる今を歌う曲だ。

気持ちが高揚するメロディと歌詞、そしてステージを照らす暖色の照明はまるで明日への希望を提示するかのように感じられ、体の奥底から不思議な力がわいてくるようだ。

ふとフロアに視線を移せば、力強く突き上げられたいくつもの拳が飛び込んできた。

“I’m i”の歌詞と音楽シーンの今がシンクロする。苦難の過去を経て、今これからの明るい未来を示すこの景色は、ライブハウスにとってもひとつの希望かもしれない。

ラストの《歌うんだ》のみアカペラで歌い、大いなる余韻を残して曲の終わりを待たずその場から去っていくシバタに続くように、演奏を終えた他のメンバーもステージを後にした。

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それまでのライブの余熱で火傷しそうな、しかし今は誰もいなくなったステージに向けて、観客たちの鳴りやまない手拍子が響く。これに応えて、サヨサイは予定外のアンコールへと突入することになる。

シバタは「balamiライブ、この3組でできて最高だったと思ってます。みなさんもそう思ってくれたら嬉しいです」とコメントし、サヨサイ、そしてbalamiレーベルを応援してほしいと語った。

アンコール曲にチョイスされたのは、本人的に今日のライブで不完全燃焼だったという“空想白書”。本編とは異なり、アンコールではMV映像なしでのパフォーマンスとなった。

ハンドマイクを握り、アクションを入れながらの歌唱に切れ味鋭いギターソロ。流れるようなパンチあるドラミング、メロディを支えながらも攻めたベース。映像演出とともに披露した本日1回目とは異なる、4人の肉体的な表現力が存分に発揮された2回目の“空想白書”。別々のアプローチにより結果的には新たな魅力が発見できたステージとなったように思う。

1年ぶりのライブということで、この一年間、楽曲制作と並行して蓄えたであろうスキルや創意工夫の結晶を詰め込んだパフォーマンスを披露したサヨサイ。ライブバンドとしては再始動という位置づけになるかもしれない今日のライブは、そういった意味でもメモリアルな時間になったと言えるだろう。

ここからのサヨサイのライブは、一本たりとも見逃せない、見逃したくない。そんな期待を抱かせる30分だった。

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セットリスト
1.BUNKI
2.空想白書
3.才或る兎は侮らなゐ
4.粒子結晶
5.I’m i
EN.空想白書


リハーサル1曲目の最初の一音をかき鳴らした瞬間に弦が切れるという、NIYOCO・川瀬の小さなハプニングはありつつも、第1回balamiライブは無事に終幕となった。まったく色の異なる3組のバンドが集い、それぞれの魅力をアピールした2時間。

初めてのレーベルライブ、初めて対峙するバンド、久しぶりのライブ…様々な条件の中で今自分たちにできる精一杯を表現した3バンドの勇気と心意気は素晴らしく、と同時にさらに今以上の可能性を感じさせる魅力あふれるステージでもあった。

ライブが終わった瞬間からもう、これからのNIYOCO、Lyric Jack、サヨナラの最終回が活躍する未来にワクワクとドキドキが止まらない。各バンドそれぞれのリリースやライブ予定といった最新情報はSNS等でぜひチェックしてほしい。

3バンドとbalamiの夢は、まだ始まったばかりだ。

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■「balami live #01」  セトリプレイリスト

■AppleMusic

■Spotify

■クレジット

■photo by TAMA(@tm_livephoto)
■flyer direction by 梁取瑶(LiNK-UP)(y_yanatori)
■flyer design by TOMOMI TAMAIGO(LiNK-UP)
■text by ほしのん(@hoshino2009)

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