【インタビュー】シャンディタウン
コードもメロも歌詞も
そのときパッと出てきたものを
猶予なく閉じ込めています
──自己紹介をお願いします
2021年10月に明治大学のバンドサークル内で結成し、同年12月に1st ミニアルバム『眠れぬ夜を抜けて』をリリースし活動を開始しました。
メンバーはクボタヤマト(Gt./Vo. )とその一学年先輩のクリハラアヤカ(Ba./Cho.)、ウメザワミオ(Dr.)のスリーピースバンドです。
──影響を受けたアーティストや尊敬するアーティストはいますか?
所属しているバンドサークルでのライブでSaucy Dogをコピーしたことがバンド結成のきっかけだったこともあり、サウンド、コーラス面ではかなり影響を受けていると思います。作詞面ではplenty・さよならポエジー・ハヌマーン・ハンブレッダーズなどです。
諦念や劣等感を抱えたような言葉でも暗過ぎないバランスが取れているのは、このサウンド面と作詞面での棲み分けが大きいと思います。
──IMALABプレイリスト掲載の「少女探検日記」はどんな曲でしょうか?
クボタ:個人的な話なのですが、2021年の4月にそれまで二年間暮らしていた吉祥寺を出て埼玉にある実家に帰ることになりました。そして環境がまた変わってその変化に順応できなかった僕は精神的にかなり落ち込んでしまいました。
心の内では、暮らすにも便利で、大学に入って出会った友人たちと毎日のように遊んでいたあの街に帰りたいという気持ちで溢れていましたが、自分で決断をして実家に帰ったということもあり、ただただ自分を責めて部屋に閉じこもっていました。
そんな日々を数ヵ月間送って、このままでは自分にとって宝物だったはずの時間が、自分を苦しめる存在に変わってしまうと思うと怖くなって、まだその熱が残っているうちに曲にしようと思いました。
コードもメロも歌詞もそのときパッと出てきたものを猶予なく閉じ込めています。
「少女探検日記」はミニアルバムの中でも最後にレコーディングしたのですが、この曲が完成して一つ自分の人生に区切りを付けることが出来た、大切な曲です。
──目標としていることはありますか?
クボタ:2~3月に決まっているライブを最後に、他のふたりのメンバーは大学を卒業し社会人になるので、記憶に残るような良い演奏をしたいです。
その先の目標は、サーキットフェスなどに出演して、大好きなバンドと対バンしたいです。
──最後にひと言お願いします!
バンドを始めて音源をリリースしたときに、多くの友人から応援の言葉を貰いました。
また、アーティスト写真やロゴ、レコーディングその他たくさんのことで、未熟な僕らをサポートしてくださる人たちがいます。
これからその人たちに何かを返せるような活動をしていきたいです。
■IMALAB NEWCOMER PLAYLIST 2022
新人アーティスト発信プロジェクト「IMALAB」が、新しさと本物をテーマに厳選した、どこよりも早いニューカマー・プレイリスト!