【インタビュー】ユゥレイの怪奇譚 第2弾
「ラブゾンビ」は歌詞に意味がなくても
成立する曲だと思うんですが
聴感での快楽を優先させながら
言葉も捨てずに最後まで粘りました
──音楽を始めたきっかけは何ですか?
幼少期から教会に通ってて歌は物心ついたころから歌ってました。父も母もピアノを弾いてたし、音楽をやるのは当たり前くらいの気持ちで小学生のときにピアノを、高学年のときには吹奏楽をやってました。
現在の様な邦楽的な曲を作り始めたのは大学で軽音楽のサークルに入ってたことがきっかけです。
──前回のインタビューにて「自分の音楽がアニメ作品になること、その主題歌を歌うこと」が目標とおっしゃっていましたが、特に好きなアニメ作品があれば教えてください
SHIROBAKO、コードギアス、ストライクウィッチーズ、モブサイコ100、化物語
──アーティスト名にもなっている『ユゥレイ』というワードに対する思い入れやこだわりはありますか? もしあればその理由を教えてください
オカルトっぽくもあり、意志の強さみたいなものを感じるので、「幽霊」という言葉の持ってる意味みたいなものは好きです。
あとは小さい「ゥ」を入れることでパッと見のルックで自分だとわかる一点もの感が気に入ってます。とにかくエゴサしやすさだけで決めました。
──ボカロPとして、自分の曲を歌ってほしい歌い手はいますか? またその理由もあれば教えてください
個人的にはVtuberの椎名唯華さん、剣持刀也さんが好きなので、もし歌ってくれたりしたらだいぶ胸が熱くなると思います。
椎名さんと剣持さんはふたりで除霊などを行っていて、自分と親和性があると感じてますので、ぜひ歌って僕を成仏させてほしい次第です。
──「幽霊ダンス」のMVでは、一人の青年がユゥレイになるまでのストーリーでしたが、続きの設定はあるのでしょうか?
設定もシナリオも現在進行形で僕が主人公として進んでいますのでこの先のことは僕にもわかりません、なるべく名作になれるような生き方をできたらと考えてます。
──5月3日リリースのシングル「ふーん、そっか。」で、ゲストボーカルを迎えた理由を教えてください。
可恩さん(youmenosayの北郷可恩)はアイドルでありながらバンドマンで、そのスタンスみたいなものが楽曲にピッタリだと思ったのでオファーさせていただきました。
──5月28日リリースの最新シングル「ラブゾンビ」について、聴いてほしいポイントや制作面で苦労した点などあれば教えてください
全体を通して聴感での快楽を優先させながら、言葉も捨てずに最後まで粘りました。歌詞に意味がなくても成立する曲だと思うんですが、そこを成立させたくて。その点は苦戦しながらも最後には一つ自分の中で楽曲に特別な意味を落とし込めたと思いますので、言葉みたいな部分にも注目しながら聴いてみてほしいです。
■ユゥレイの怪奇譚インタビュー
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