【インタビュー】ユゥレイの怪奇譚 第4弾
だって僕も、いい音楽に出会っちゃったら
正座して聴くより、踊りたいし
──新曲「アクマナイトディスコ」の“ここを聴いてほしい!”というポイントを教えてください
今回はより中毒性をあげたくて、歌のリズムの面で非常にこだわりました。サビの歌の入り方も何パターンも出して、一番気持ち悪くて気持ちいいものを追求しました。
また、今回はMIXのAmuさんと密に連絡を取りながら、シンプルながらゴージャスなオケを作れたと自負しております。オケだけでも聴きごたえがあるとおもうので、ぜひ聴いてみてください!
──「アクマナイトディスコ」制作時、苦労したところや手ごたえを感じた部分はありますか?
苦労を感じたことはほとんどなかったです。それほどまでに今回お願いした方々がプロの仕事をしてくれました。歌どりも、午後からにしたことで声がとてもよく出て、とてもストレスフリーな制作になりました。
とにかくイラストが上がってくるとき、Voが上がってくるとき、オケが上がってくるとき、毎度手ごたえを感じてました。自分ひとりではたどり着けない部分に手が伸びていると、感動と気づきを得ました。
──今回、ゲストボーカルに佐藤希さんを迎えての楽曲となりましたが、佐藤さんの歌声について、また制作時のエピソード等あればお聞かせください
肩の力が入ってしまってはいけないと思い、「うまく歌うというより、佐藤さんそのままで歌っていただければ最強になるかと思います」というようにお願いしたと思います。佐藤さんの歌の癖みたいなものに魅力を感じてましたので、"上手い歌"ではなく”佐藤さんの歌”が聴きたかった感じです。
今回歌が上がってきたときに「完璧だ!」となりました。底の見えない、感情の深淵みたいなものを歌声から感じて、家でひとりで小躍りしました。
──これまでの作品と同様に、今作のMVもご自身が手掛けていますが、今回の映像でこだわった部分や見どころを教えてください
今までは「動く絵」だったところを、どこからカメラを映したら「面白いアニメ」になるかすべてのシーンで考えていました。のっぺりとした絵にならないよう、二次元の中でカメラを必死に動かしていました。
また、何度も出てくる瞳のモチーフは「自分が見ている世界」みたいなものだと思ってて、それを胸の内から世界に放っていく、それが星になって輝く。見た目はめっちゃきもい眼球だけど、遠くから見ると輝いてるっていうのが、僕的にはいいお話になったなと思います。
最後に実写パートが挟まって、見ている人の胸の中から眼球が現れて戸惑うところが、僕的には今まで作ってきたMVの中で一番最強な終わり方をしたなと思ってます。
そういう意味でも、気に入ってるのは最後の実写パートですね...あれがあるだけで、メッセージ強度が増しました。
──「アクマナイトディスコ」のTikTokでのUGC数が10,000を超えた(2023/2/1現在)とのことですが、リスナーや動画を投稿してくれているみなさんにひと言お願いします!
感謝感謝のひと言に尽きます。音楽を聴いてほしいって人もいるかもですが、僕は僕の音楽で遊んでくれるのがたまらなくうれしいです。だって僕も、いい音楽に出会っちゃったら正座して聴くより、踊りたいし笑
■ユゥレイの怪奇譚インタビュー
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