【インタビュー】suL 第2弾
僕は雑食で飽き性だから
いろんなジャンルに影響されている
──IMALABプレイリスト掲載の「isappy」について、聴きどころや注目ポイントがあれば教えてください。
「isappy」というタイトルは「I'm sad and happy」という意味で、悲しかったり嬉しかったり、ぐるぐる回る複雑な感情について歌った曲です。そういうムードを感じ取っていただけたら、この楽曲をより深く楽しむことができると思います。
──普段楽曲を制作するうえで、何からインスピレーションを受けることが多いですか?
映画です。生活の刺激とか、恋愛の機微など、普段の生活では感じられないことを映画から感じ、いっぱいいっぱいになった気持ちで曲を作っていることが多いと思います。
──前回のインタビューから1年弱が経ちましたが、その間にされていた活動やsuLさんの中で何か記憶に残っているエピソードがあれば教えてください
1番印象に残っていることは、「vo僕」くんと仲良くなったことです。彼の音楽が大好きなのはもちろんなのですが、それ以上に人間性とか考え方がすごく好きで、なんだか孤独じゃなくなったというか、いい刺激になってる気がします。
──前回のインタビューでFrank Oceanやthe 1975、Lil Peepが好きだと伺いましたが、今suLさんが注目しているアーティストはいますか?
たくさん思いつく人がいるのですが、1番はboylifeです。彼の音楽は僕がカッコいいと思う要素が詰まっているんです。だから、最近は行き詰まると彼の曲を聴いて、次に作りたい曲の方向を整理したりしてますね。
あとは、Yoko UndergroundSounds。2022年の10月頃に友達から教えてもらって、そこからずっとハマってます。実態がよくわかってないんですけど、US×日本語ラップの最新版って感じでめっちゃカッコいいと思います。
──suLさんが考える、ご自身の楽曲の強みはなんですか?
くくれるジャンルや界隈がないとか、わかりにくいところだと思います。僕は雑食で飽き性だからいろんなジャンルに影響されているし、DTMも苦手なので、みんなと同じものが作れません。だから、自然と現在のジャンルレスな音楽性になっているんだと思います。
──今年の1番大きな目標を教えてください
今のところは、EPを出すことです。5~6曲くらいをイメージしていて、今はそれに向けて曲を作ってます。まだ、それくらいしか話せることがないのですが、楽しみにしていてほしいです。
■suLインタビュー
■IMALAB NEWCOMER PLAYLIST
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