【インタビュー】かわいあこ
「もうやだー!!!」ってときの自分って
全力疾走してるから
かなり前向きなのでは?
──自己紹介をお願いします
かわいあこです。宅録トラックメイカーとして音楽活動をしています。90年代の渋谷系をルーツに持ちつつ、ジャンルにとらわれないトラックを作ってます。
また、作曲家の星銀乃丈君とタッグを組んだ「tiny baby」というユニットもやっています。
──影響を受けたアーティストや尊敬するアーティストはいますか?
たくさんいますが、特にTei towa、fishmans 、坂本慎太郎、小西康陽、フリッパーズギター、yonkey、Remi Wolf、Sam henshaw 、鎮座dopeness、RHYMESTER、星銀乃丈には、音だったり歌詞だったり...それぞれいろんな部分で影響を受けています。
──IMALABプレイリスト掲載の「PEANUTS」はどんな曲でしょうか?
「PEANUTS」を作っているとき、一年に数回やってくる停滞期のような「何をしててもつまらない状態」に陥っていました。この「退屈な状態」っていうのが私はほんっとうに世界一苦手で、この曲はそんななか、ほぼヤケクソで作ったような感じです。
現状に飽き飽き、嫌なニュースが目に入ったりして、「こんな鬱屈とした社会のせいだ!」って何かのせいにしてる自分も嫌になって...そういうの全部ひっくるめて「そういうのは、もうごめんだ」と思っている曲です。
だけど、これは暗い曲じゃなくて、かなり前向きな曲なのでは?と自分的には思っています。「もうやだー!!!」ってなってるときの自分って、もう全力疾走してるんです。逃げ足だけは速いんだから。
──目標としていることはありますか?
毎月の支払いで変な汗が出ないくらいには稼ぎたいです。お金の余裕は心の余裕です。夢らしい夢は、地道に売れることです。大きく跳ねすぎず、だけどちょっとばかし貪欲に。
──最後にひと言お願いします!
かわいあこの最新リリース「ペーパードライバー」はとってもお気に入りなのでぜひよろしくお願いします。また、11月10日にtiny babyというユニットでフルアルバム『Apple 』をリリースしました。11曲入りサブスクでも聴けるのでぜひ聴いてください。
■IMALAB NEWCOMER PLAYLIST 2022
新人アーティスト発信プロジェクト「IMALAB」が、新しさと本物をテーマに厳選した、どこよりも早いニューカマー・プレイリスト!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?