【無料記事】シュート理論(導入編)をゴルフに例えて語る

【予告】noteの更新が全く進んでいませんでしたが、今後「ナチュラルパーフェクトシュート®『2024年度版』」を、DVDではなくnoteを利用して公開することも考えています。ただ動画の利用になりますのでnoteを経由しない方が良いかもしれません。いずれにせよ率直な話で、DVDを制作する場合は半年から一年前の情報を提供することになってしまいますので、ネットを利用した有料コンテンツに挑戦したいと考えています。

以下、今回の本編。

具体的なノウハウではないばかりか、「自分語り」が多い内容なので無料記事にする。

ゴルフは確か33歳で始めた。器用かどうかは分からないが、おそらく人よりパワーと足腰の安定感があったせいで100切りは早かった。確か3ラウンド目、まだアイアンのみで98点を出したと記憶している。またその後も90台に止まることはなく、順調に90切り・80切りと進んで行った。が、今思えばもっと順調に行ったのではないか?あるいは現在はラウンドの機会が圧倒的に減っているのだが、その状況でも毎回70台、つまりシングルプレイヤー並みの腕前になっていたのでは?と思う。要するに、今思えば道を誤って来たとしか思えないのである。ちなみにここ数年は練習自体が面白いので打ちっ放しには通っているが、ラウンドは半年に一回、平均スコアは90前後に収束、直近約15年のベストスコアは83という状況だ。

このゴルフの例から思うことは、シュートを始めとしたバスケットボールコーチングでも同様に道を誤らせない指導が大切になってくるだろうということだ。試行錯誤させる経験も大事な部分ではあるが、それは文字通りゴールに向かう道筋の過程でなされるべきであり、道を外れてしまっては本末転倒である。

技術的な観点からも、ゴルフにおける「世界に通用するスイング」とバスケットボールにおける「世界に通用するシュート(フォーム)」の、言わば構造的な共通点を語ることができる。具体的には「世界メジャーが取れるゴルファーと日本のフィールドでないと勝てないゴルファー」、「国際大会で結果を出せるシュート(フォーム)と、国内でしか点が取れないシュート(フォーム)」の違いである。

ここで、上記自分語りのなかで「パワーと足腰の安定があった『せいで』」と書いたが、こう言った面の功罪はどんなスポーツでもあるという話になる。ひとことで言えば「効率の悪いフォームでもどうにかなってしまうケースがある」ということで、シュートフォームに関しても全く同じである。「どうにかなるならば別にそれで良いのでは?」と思う人もいるかもしれないが、ここで重要なのは、そう言ったフォームは身体に少なからず負担をかけているということである。ゴルフスイングにおける実体験でも自分は正に苦い経験があり、肋骨の疲労骨折を経験している(笑)。また還暦前の現在は、スイングした際にその負担を身体が感じ取ってしまい、フルスイングができない→飛距離が出ないという状況になっている。老齢化による飛距離不足は誰にでも起きる問題ではあるが、効率の良い身体操作が出来ているプレイヤーはここまでの変化(劣化)は起きないはずである。

ここから本題。バスケットボールのシュート動作に話を展開していく。

ナチュラルパーフェクトシュート®というネーミングは、実は私がつけたものではない。2016年のエルトラックさん主催のスキルサミット=スキルコーチを全国から募集したバスケットボールクリニックに参加する際に、先方から「集客の関係もあるので、何か良いネーミングはないですか?パーフェクトシュートとか、、。」という打診を受けて、「それならナチュラル&パーフェクトにしてください。」と返事をしたことから始まっている。(余談だが、この時は「&」の文字を入れていたが、現在は商標登録している関係もあり「ナチュラルパーフェクトシュート®」と明確な表記をどちら様にもお願いしているところである。)

そのネーミングだが、今回語りたい話に大いに関連していく。結論から言えば、自然で完璧な身体動作なのだから怪我も減る、どころか全くその心配がないとまで思える→より一層思い切って体を動かせる、という構図である。

すでに大まかな結論を出してしまったが、最後にnoteらしくまとめて終わる。

・ゴルフにもバスケにも「効率が良くて気持ち良いフォーム」は絶対にある。
・ナチュラルパーフェクトシュート®︎はそのネーミングの通り、自然で完璧なフォームを目指すものである。
(・冒頭の新コンテンツの話にあるように、日々進化もしている。)
・自然で完璧なフォームならば当然怪我も少ない。
・両手シュートとの比較を言えば、上記の怪我の点に加えて、率直に言えば両手は「遅くて強い動作」である。
・対してナチュラルパーフェクトシュート®︎は「速くて強い動作」である。
(・関連して、上記の「遅い動作」を見て「どっしりとした動作」だと感じてそちらを肯定するセンスは間違いである。)

【最後に再掲】
ナチュラルパーフェクトシュート®︎2024年度版にご期待ください。

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