
【息子への手紙】序章
「息子への手紙」。
1979年以来「浦安ニュース」に30年以上に亘って書いた、息子達へ伝えておきたい想いを綴った文章です。
今、改めて自分で読んでも、よくこんなに書いたもんだ、と思う。
「書く以上は事実を曝けだして、心の底から思ったことを書こう!」と思っている。格好の良いものや美しい文章からは本当の心は伝わらない、と思うからである。
書きながら、涙が溢れて止まらなかったこともある。親として、人生の先輩として、ビジネスマンとして、また経営者として、私が体得したものを、そのまま君達に伝えたい! その為に書いた私の遺書と思ってください。
私も自分の思うがままに存分に生きた。君達も自分の思うがままに生きれば良い! そして大きな失敗を幾つもしたらいい。失敗こそが君を大きく、深くしてくれる。
人生80年、長いけども短い! そして残り少ない所に差しかかって、つくづく思う。
「人間って、自分の見方、感じ方、考え方でその生き方が決まるんだな~」と。
「君の人生は、君が心の底から念じ、思った通りになる!」
その道で大きな壁にぶつかった時や、分かれ道で迷った時に、この本を少しでも何かの参考にしてくれたら嬉しい。
そして、形だけの成功ではなく、眼の奥に深いものを持った人間になって欲しい。
そんな息子たちへの手紙を、インターネットでも公開してゆきたいと思います。
皆様の人生におきましても、何かのきっかけとなりましたら幸いです。