誹謗中傷について思うこと

これを書こうと思ったところで、知り合いのシンガーさんに粘着して誹謗中傷しているアンチの方を発見したので、全て報告させていただきました。凍結されますように。

他国でも、芸能人がネットでの誹謗中傷を苦に自殺するという悲しいニュースがありました。日本でもつい最近ありましたね。有名人だけでなく、知らないだけでどこかで誹謗中傷を苦に命を落とす人、死を考えている人がいるのだと思います。人はなぜそんなにも言葉で攻撃したがるのでしょうか。

とはいえ私も、言葉で人を傷つけた事がないわけではありません。ネットでも失敗してしまった事があります。公開アカウントで、とある趣味の界隈で有名な方に関する悪口を友人とリプのやりとりで話してしまい、それが本人の目にとまってしまったのです。本人だけでなく、周りの不特定多数の人達を不快にさせたり悲しい思いをさせてしまいました。その方には丁重に謝罪をさせていただきましたが、許す許さないの問題ではないのだということを感じ取りました。もう二度と関わることのできない人達が一定数できてしまったのです。取り返しのつかない事をしました。私は私で、どうしてもその人の言動で許せない事があって、その件について友人とおかしいよね、と話していたのですが、悪口は悪口です。でも悪口という自覚はなかったんです。自分が不快に思ったのだから仕方ない、と思っている節がありました。むしろ嫌な言動をしているその人を責めている自分は正義であるかのような気分だったのではないでしょうか。ここに、誹謗中傷の怖いところがあると今は思っています。正義の暴走とも言いますね。世に蔓延っている誹謗中傷の中でもたちが悪いのはこのタイプなのではないでしょうか。悪い事をしている自覚がないのです。怖いですよね。

悪質なカルト集団もそうです。自分達はいい事をしている、正義だと思い込んでいます。そのための行動なのだから、と行き過ぎた場合殺人に手を染めることすらあります。そしてそれを反省などしません。私はその怖さの一部を身をもって体験した事があります。正義は時に、怖いものです。

誹謗中傷しないように、と正論を並べて訴えかけてもなくすのが難しいでしょう。いつかの私のように、各々に「気付く」きっかけがあるといいのですが。

今日のところは以上です。

ではでは。

まきの

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