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江戸幕府のブランディング!?

こんにちは。
今日は、「ブランディングって何?」「なぜ重要なの?」と思っている皆さんに、一つわかりやすい例を紹介したいと思います。
その例とは、タイトルにもある「「江戸幕府」」です。
もちろん当時において「ぶらんでぃんぐ」なんて言葉は日本に存在しませんが、徳川家による比較的平和な260年は、実はブランディングの賜物かもしれません。

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ご存知の方も多いかと思いますが、江戸幕府は儒教、特に朱子学という学問を奨励しました。なかでも、君主と臣下、親と子などの上下関係を大切にする思想を最も重要視し、これを用いて安定した統治を目指したのです。

ここでの朱子学は、会社でいう「企業理念」に当たります。

(忠義を重んじるこの思想は、現代においては「支配階層にとって都合がよい」などと非難されがちではありますけれどね。)

ところで、「理念」というものは、その内容がきちんとしていることももちろん大切ではありますが、それ以上にどれだけ組織の人間が理解できているかというところが重要なポイントになります。
いくら組織が立派な理念を掲げていても、メンバーがそれにそぐわない行動をして理念がただのお飾りになっていたら意味がないですよね。
組織全体に理念を浸透させ、メンバーひとりひとりが理念を体現するような行動をとる。
これを実現するプロセスが「インナーブランディング」です。

江戸幕府はというと、このインナーブランディングが非常によくできていたのです。
支配階層である武士たちは、上の立場だからといって「威張る」のではなく、「平民の手本である」という自己意識をもって生活していました。
いい意味で、武士であることのプライドが高かったのです。


儒教倫理を踏まえた武士の行動が手本となって理念が平民のあいだに浸透していく。


会社においても理念浸透は同じ構図で実現します。
新入社員は先輩社員の姿を自分の行動に反映させます。そのため、先輩社員が理念を踏まえた行動をとっていれば、自然と新入社員も理念に則した行動をとるようになるのです。
毎日朝礼で理念を復唱するよりかは絶対に効果的だと思いませんか?
私たちは理念浸透を円滑に行うための施策を日々考え、クライアントに提案しています。

「ブランディングって面白そう!」と思った方は、ぜひ弊社の説明会へ!
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