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幻のトビウオ塩焼き
先日、スーパーオオゼキの鮮魚コーナーでトビウオを衝動買いしてしまいました。干物ではなく、丸ごと二匹で1パック299円。
しかもパッケージには「船上活(いき)締め」の文字が。定置網か何かで獲り、船上で血抜きされているということか。おいしいに違いない。
しかしトビウオって、どうやって食べるんでしょうか…。
トビウオは100メートルぐらい飛ぶといわれていて、ものすごいパワーの持ち主。そのため、良質のたんぱく質やミネラルがたくさんあると聞いたことはあるのですが、干物が「あご」としてダシに使われる以外、用途を知りません。
さっそくまな板に乗せてみると、さすがギュッとしまった筋肉質な体です。
青魚だし、塩焼きでいけると判断。エラとワタを取って、塩をして、魚焼きグリルでこんがりと焼いてみました。結果は…
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味はマアジに近くておいしいのですが、身に弾力があり、そしてとにかく小骨が多い。小骨の量は、イワシ並みに多いのですが、さすがトビウオで、小骨の一本一本が細いのに強く長くしなやかで、イワシやウナギのように食べてしまうことができません…。幸い、身がしっかりしているので、根気よく小骨を取り除いては子供たちに食べさせると、「おいしい!おいしい!」と、予想を上回る反応の良さ。
特に、三歳の息子が気に入ってしまい、苦労して身をほぐしては、せっせと2人の口に運び…。気づけば、私は味見をした程度。
2匹ともほとんど子供たちがぺろりと食べてしまいました。。
しかし、これだけ安くて料理も簡単、そしておいしいならまあいいか。少し食べるときの手間はかかりますが、でも2匹で300円ですからね。
「また買ってこようね!」と言うと、子供たちも大喜び!
…ところがそれ以来、トビウオを売り場で見ることはありません。なかなか入荷されないのでしょうか。私の尊敬するさかなクンの言葉を借りれば、まさに「一魚一会(いちギョいちえ)」です。トホホ。。
オオゼキさん!またトビウオ入荷してください!!