北里明日香のピリ辛・エッセイ 第2回


わたしはいつもギリギリです。

こんばんわ。北里明日香です。
いまは2020年11月13日の午前2時15分ごろです。
前回書いた記事がこれでした。

この記事がなぜかウケてしまってわたしも結構びっくりしました。
読者の方が読んでいる読んでいないは別として、ウケました。
その後の「大阪都構想」の記事のほうが、ワタシ的には
エネルギーを使って書いたのですが、
どうやらそっちはあまりウケずにスキの数も
そんなに閲覧数やらスキなどは増えなかったのです。
面白い現象です。
自分自身にとって、結構力作ですよーっていうような
ちょっとエネルギーを込めた記事よりも
チカラを抜いて、テキトーに書いているほうが
ウケるというのはホントに不思議な現象です。
もちろん、読みやすい読みにくいや、専門用語を多用してしまう
ってこともあるので、一概にどっちが良い記事悪い記事とか
そういうことはありませんが、
作者の意図とは違うようなことは往々にしてあるものです。


約束は大事。そしてギリギリで記事を書く。


上記に書いている日にちと時間を書きました。
午前2時です。
BUMP OF CHICKENの「天体観測」ではないですが、
午前2時に踏み切って書いているのは、
前回書いた記事に目標は1週間に1本というようなことを
書いたと思うのです。
少なくとも2週間に1本以上は書きたいといっています。
結論を先にいいますが、全然書く気が起こりませんでした。
というのは嘘で、ネタは結構あったのです。
ただ、まだ時間があるなぁ・・・、まぁいいかとか
人間というのは先送りしがちです。
というか、期限やら納期やらテストの締め切りやら
相手に届けるという気持ちがなければ、
多分ずーっと書かないでしょう。
しかもこのエッセイは全然お金になりません。
余計に優先順位が落ちてしまうのは必然なのですよね。
しかし、しかしながらなのです。
これは読者の方との約束というよりも、
自分自身との約束。
北里明日香が北里明日香に対する約束みたいなものです。
ここで続けなければどーする!?と一発奮起してみたわけ
なんですよ。
なので、あんまり読者さん云々に申し訳無いとか
1週間過ぎたのに1本も出してないとか、
催促もないので、見事にスルーしてしまうわけです。


さてと本題 今回のネタは「個性」と「没個性」


書く前にわたしがフォローしている
NOTERさんの記事をテキトーにざーっと読んでみました。
「個性」が大事とか、空気を読みつつも自分自身を出してみよう。
とかありますね。
たしかにそれは大事なことです。
良いことを書いているなぁと思います。
でもね、通勤通学電車内を見てくださいよ。
すぐに現実が見えてきます。
同じ服装に同じような髪型。同じようなメイク。
たぶん誰も見分けがつかないくらいの
「没個性」で溢れかえっています。
随分昔むかしに「篠原ともえ」っていうタレントさんがいて
「シノラーファッション」なんてありましたが、
いまこの時代にやってみる人いますでしょうか。
わたしはできませんね(笑)。
あえて突飛なファッションでもいいですし、
変わったことでもするならば、
それ相応のハイリスク・ハイリターンを仲間内から
受けるわけなのですね。
そんな冒険じみたことはまずしませんし、
するメリットもありません。
あくまでもほんのちょっとのアクセント程度、
料理に添える付け合せを変える程度なら
まぁまぁ仲間内でもネタにされる感じですが、
まずアグレッシブやアヴァンギャルド的な
冒険をすることはデメリットしかないわけです。
それで自己肯定感を上げるというのは無理があるのですね。
そんなことはない!とはいうかもしれませんが、
冒険的自己肯定感の上げ方などは計算づくでもしませんし
本能的に安全圏内に身を潜めていたほうが、
このがんじがらめの社会においては
一番スマートでリスクヘッジ的な生き方なのです。
ということで、「個性」も大事ですし、
周囲の目を気にしない生き方も大事ですけど、
そんなことしてどーすんの?っていうのが
いまの普通の常識的な感覚なのです。


グラディエーション化する擬態的「同色化」現象


「個性」やら「敢えて冒険的に行く」というような記事が
発信されること自体に、あまりにも現実社会の「没個性」が
目について仕方がないのだと思いますが、
だからといって、率先して自分自身がやるというわけでは
ないのです。
ある種の内輪内のリーダー的存在がなにかすれば
それはそれで変わるかもしれませんが、
まずは変わることはないのが現状です。
とはいえ、情報社会で育っている私たちですので
ちょっとした変化やトレンドには敏感に察知して
擬態的に変化していきます。
このグラディエーション的な徐々に変化していく様は
ホントに気持ち悪いのですが、同列を見ながら
わたしも、わたしもというように、徐々に同色に
変化して「同色化」していくのです。
嗚呼、なんて気持ち悪いのでしょう。

そんなことを思いながら、ギリギリで1時間で書き上げました。
では、また。次回は2週間後以内でお会いしましょう。


北里明日香(Asuka Kitazato)

2020年11月13日 3時12分 書き下ろし記事

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