明日終わる日記0501 緑色の茶

思ってもいないことを言えるようになりたい

今言ってるっていう皮肉です。あはは

大学時代にサークルのセクハラで苦しんでいたときに、
思っていないことを周りに合わせて今の自分を殺した

思ったことを伝えようとしても、うまく伝わらなくて
結局口のうまい人にその場だけで頭を撫でられて、仲間外れにされて自分を卑下するはめになる

そんなことになるくらいなら初めから自分なんて見せなければと思うけれど
やっぱりどこかで、この人は違うだとか、この世界は違うだとか期待してして
その度に心が散っていくね

思ったことをうまく表現できないって表現者として駄目だななんて
またも自分の心を殴りたくなります

だけど、表現は言葉だけではないよね

私は、表現が言葉だけではないから表現の世界を選んだんじゃないかな

言葉を紡ぎ出すことや、言葉で伝えることは大事だけれど
うまくコントロールができる人ばかりではないからな

口を塞がれて発せなかった言葉や、頭を踏み潰されて生み出せなかった言葉

その言葉を
私なりに模倣するために、または超越するために表現者になろうとしたはずだよ、私は。

理解してほしいんじゃなくて、知ってほしいだけだったのに

吃音であることを笑われた日々は、
たった一言で言うならば許せない。
たった一言では言い合わらせないさ。言葉だけなんかじゃ伝えられないさ

世界のすべては目に見えるものではないし、言葉だけで作れるものじゃない。
それよりも、もっと心や感情で動いている。

だからこそ私に生み出せるものがあるとは思うけど、これさえも笑われるから

笑われるから

君みたいに人を見下して笑って生きられたらな
ああ、また思ってもいないことを言っては自分を殺す

散るぞ